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第二十話『やはりこのパラレルワールドは順調すぎる』
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」
徹くんが怪味天命水の力で悪魔に殴り掛かる。悪魔は右手を伸ばし漆黒の光線を飛ばしてきた。
――速い。このままじゃあ徹くんは――
「俺を舐めるなァ!!」
徹くんは悪魔の光線を身軽に躱し、悪魔の脇腹に入って、強烈なパンチを繰り出した。この技は――パラライズアッパー……!!
悪魔はパラライズアッパーを諸に喰らって怯んでいた。
「ヤメ……ロッ」
チャンスだ。私は徹くんに【身体能力上昇】と【回復速度上昇】の援護魔法を掛ける。すると、徹くんの周りに光のオーラが舞う。
「貴様ァァァァ」
今なら勝てる気がしてきた。一気にたたみかけよう。
悪魔の攻撃を躱し続けたり受け流し続けた徹くんは、決め顔を私に見せた。
私はその姿に苦笑をすると同時に大量の血が私にかかってきた。




