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第十四話『時間逆行』
「いやだれ」
目の前には眼鏡を掛けて、身体が太い、服に変なイラストを入れた如何にもオタクな人が居た。
「私を忘れるとはな……。まあ、記憶を消去してしまったから仕方ないか。私は神に仕えし最強の剣士!! 代野浦大輔だ!!」
「いや知らないから」
「仕方ない。迷える子羊に教えてやろうじゃ無いか!! 私はパラレルの彼女であり最適の人間だ!!」
「えっ……」
「はははっ!! 嬉しすぎて言葉も出ないか!!」
「きも」
「え……。いやいや告白してきたのはお前からだからな!!」
「えっ……。きも」
「いやこれ私をディスっているようで自虐だからな!!」
「じゃあキモい私とは付き合えないね。バイバイ」
「え……」
こうして私はキモ男から離れた。
「く……こうなったら!! 【時間逆行】!!」
「あっ……」
途端、空に亀裂が入ったかと思うと時空が歪んだ。




