第一部 用語説明
・魔素
空気中に存在する。
世界のどこにでも存在するが、濃淡はある。
魔法・魔術・身体術に使われる。
・瘴素
空気中に存在する。
生物を汚染し、狂わせる。
人間のみが瘴素の影響を受けないという特徴を持つ。
・ギフト
10歳までの子どもが、突如覚醒する。
後天的で、遺伝しない。
人間に共通する『人間の原型』にくっついた外付けのパーツ。
魔素の扱いや技術のノウハウが外付けで手に入る。
『魔法士系』『軍事系』『生産系』の3つの種類に分類されている。
魔法士系:土魔法、水魔法などの〇〇魔法という名称のギフト。意識するだけで魔素を使用して現象を起こせる
軍事系:剣術、剣士、剛力などの戦闘に向いたギフトで魔法士系を除いたギフト。戦い方や身体術の使い方が分かるようになる
生産系:魔法士系、軍事系に分類されないギフトはここに分類される。農業、鍛冶などの特定分野に精通するギフトが多い。その分野に関する知識が分かるようになる。
特殊なギフトで『キャンセル』というギフトも存在する。
一定範囲のギフトを無効化するという能力のみのギフト。
・魔力
魔素を動かす力。
・身体術
魔素を使って自身の身体能力を向上させたり、自身に触れている物を強化したりする技術。
・魔術
定められた術式に魔素を流し、定められた通りの現象を生じさせる技術。
・アーセン帝国
過去に存在した大帝国。
現在の国家はアーセン帝国の一部だったところがほとんど。
アーセン帝国の言語が今でも使われているため、国をまたいでも言葉が通じる。
・アクチュア王国
200年ほど前に魔境である大森林を切り開いて建国された。
ギフトを3つ保有していたと言われる建国王が開祖。
建国王に協力したギフト保有者が大貴族家の開祖。
建国の由来から、ギフトを神の賜物とする信仰と制度になっている。
・ジェミニ聖国
アクチュア王国と国境を接する国。
ギフトを罪悪とする信仰と制度になっている。
・大森林
大陸の南を覆う森林で魔境。
魔獣や瘴気獣が生息している。
魔素が非常に濃く、魔素を扱えない人間は近くに寄るだけで体が辛くなる。
・魔獣
魔素を体内に溜め込んだ獣。
自分より弱い魔獣を積極的に襲う。
人間を見ると最優先で襲う。
大森林に獣が近づくと、短期間で魔獣化する。
体長別に呼称されている。
小型:~3m
中型:3~10m
大型:10~30m
特大型:30m~
・瘴気獣
魔獣が一定以上瘴素に侵されると瘴気獣になる。
瘴気獣になると体の何処かが歪み、奇形化する。
瘴気獣同士では争わない。
魔獣を見ると積極的に襲う。
人間を見ると何よりも優先して襲う。
・辺境開拓地域
アクチュア王国で大森林に接する地域。
100年ほど前までは開拓の最前線だったが、現在は大森林に対する防衛線となっている。
北東、東部、南東、南部、南西の5つの辺境開拓地域が置かれている。
・辺境開拓村
辺境開拓地域で建設された村のことを辺境開拓村と呼ぶ。
通常は1つの辺境開拓地域に1つの辺境開拓村しかないため、辺境開拓地域と混同することもある。
・エルン村
南東辺境開拓地域から更に大森林に進んだ所に設置された村。
エルン・ソーディスが南東辺境開拓地域の管理者であるため、通称エルン村。
第一部の物語の主要な舞台となった場所。
・エルン隊
エルン・ソーディスが率いた独立戦闘部隊の通称。
戦場における自部隊の指揮権を有しており、戦場で自由に動けた。
出た戦場のほとんどで戦功を挙げていたため、国軍の要職を占めていた大貴族に忌み嫌われ、解散に追い込まれる。
エルン隊に所属していた者の一部はエルン・ソーディスと共に南東辺境開拓地域に向かい、残った者は国軍に再編成され、怪力ギフト保有者のイゴールと槍術ギフト保有者のエレナに率いられることになる。
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