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俺がビキニアーマーでどうすんだ!?  作者: ダラリノコトダマ
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第一章 第9話 美少女たちがキャッキャウフフな結果・・・ その3

 

◇ ◆ ◇


 激萌えドタバタ劇に、助けを求められた瑠璃が口を開く。


「助けるも何も・・・かなみさんが本気出せば、ナギなんか灰になって消し飛びますよ」


 そこまでではないだろ。

 かなみどんだけだよ。


「できるわけ無いでしょーっ?

 あっ!

 やっ!

 ちょっ!

 な ま っ ! 」




 チ キ シ ョ ォ ォ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ オ オ ッ !

 見ってぇえええぇェェェっェェェええええっ!



 そして俺の真ん中棒に被せてる靴下は変な角度になってるから見せられねぇ!


 今最もダメージ食らってるのは、かなみじゃないからね!


 俺だからね!


 血の涙、流してるからね!



 俺の中の本能マンとエロマン出血多量で死にそうだからね!



 あと・・・


 ナ マ っ て な ん だ よ !



 なんなんだよぉぉぉぉおおおおおっ!




 リモコンのボタンが潰れそうなほどの力を込めて、グイグイ。

 ソファーに片膝立ててヘッドバンキング+デンプシーロール。


 血走った瞳で、かなみ達がいるであろう方向の壁を見つめて、

「できろ!透視っ!

 俺の能力よ!

 キューティールナーの力よ!

 開花しろぉおおお」と念じる。


 おお・・・?

 なんか、ポーチの壁面がだんだん透けて・・・。

 そこにはブラウスを半脱ぎでナギちゃんに絡みつかれているかなみが!

 そして、ナギちゃんの手は、ブラの中の、なまち・・・。



 うん、できねぇよ?

 できてねぇよ? 透視とか。

 クソが。



 そして、「ドシッ!」、「ムギっ!」っと音がして、俺の悶絶タイムは終わった。

「はい、終わり」と瑠璃の声。

 取り押さえたんですかね?


 みじけぇ夢だったな。



 ムームーともがく声が聞こえたが、しばらく後、

「ふぃいぃ・・・その谷間見て、興奮して理性を失いました。

 センパイすみませぇん」

「う、うん。

 もう、いいよ?

 でももう、やめてね?」


「今日の所はやめますぅ」


「えぇ~・・・」

 謝るナギちゃんに許すかなみ。


 いいなぁ。そんな程度で済んで・・・。

 俺もかなみに○○して、××して、△△した後に、あまつさえ◎◎までしちゃったりして・・・「ふいぃ、すみませぇん」で許してもらえないかなぁ?


 死ねば許してもらえるかもな。



 いてて・・・と言いながら体勢を戻す感じのナギちゃんの声を遮って、

「ところでかなみさん・・・その下着・・・」

 瑠璃だ!

 瑠璃参戦してきた!


「え?まだこの話続ける?

 も、もうやめよ?」


「いや、かなみさんが着たのをいま見たいとかじゃなくて・・・。

 その下着、誰に見せるつもりなのかなって、思って・・・」

「そう!

 それ!

 それが聞きたかったんです。わたしも」


 かぶせるように乗っかるナギちゃん。

 いや、だったらなんでかなみの服脱がしにかかったんだよ?


 ・・・もしかして俺の妄想を暴走させて悶絶させるためだけに?

 あ、ありうるなぁ・・・。



 ていうか、かなみは誰のためにエッチな下着を買ったのか?

 その核心に迫るとはなかなかいい仕事だ瑠璃!

 さすがは俺の妹。グッジョブ!


 しかし、あはは~と乾いた笑いでお茶を濁すかなみ。

 逃すなよ?瑠璃!

 突き止めるんだ。その相手を!


 かなみの口から、 こ の 俺 に 見 せ る 為 と 言 わ せ る の だ !


「あ、あはは。

 や、ほんと・・・カワイイから、買ってみただけで・・・ね?」


 むふふ~。

 またまた~。

 俺だろ? 

 この俺に見せちゃうんだろ~?

 その白の・・・エロいやつを!

 そしたら俺も出しちゃうぞ~。

 白い・・・エロいやつを!


「あ、じゃあ、質問変えます。

 あの、まさかとは思いますが・・・兄だけは、ナシですよね?」



 ど う い う 意 味 だ ゴ ラ ァ ! 瑠 璃 ィ !



「エフッ、ケホッ! ンフッ・・・」

 なんか、むせるかなみ。


「かなみさん、顔赤いです。

 まさか・・・ほんとに?」

「う、うわあ・・・」

 引く感じの瑠璃とナギちゃんの嘆息。


「ちっ、違うっ。

 ナイナイ。

 ありえないから!」


 ほら!

 おまえらーっ!

 そういう訊き方したらそう言うに決まってるだろうがーっ!


「ほんとに?

 ほんとにありえないですか?」


 念押しすんなよっ!

 オススメしろ!

 このナイスガイを!


「ない!

 ダイジョウブ!

 ほんとに、ない!

 ないから!!」


 しっかり否定しちゃったよ・・・。くそう。

 お前らのせいだぞぉ・・・ううぅ。


 ちなみに俺、ヘッドホンしているのに、壁に耳つけてます。

 そしていま、床に泣き崩れました。



「や~。まぁ、かなみ先輩なら、普通に財閥御曹司、スポーツ選手、芸能人クラス狙えるし、ニーニくんがいい人でも手近な幼馴染で済ます必要はないですよね。うん、ない!」


「ま、誰と比べるわけではないですけど、とりあえず兄はヤメたほうがいいですよ。ホントに」


 相対評価と絶対評価の両面で否定されたっ!

 なんなんだよぉ・・・。


 瑠璃、おまえ。

 今はいいけど、兄がこのままずっと童貞で居てみろ?

 妹としてもかなり恥ずかしいことになるんだぞ?


 お前が、三八歳、子供三人(上の子はもう中二)とかの時に、兄、四十歳、童貞、実家住まいでビキニアーマーとか、もう、親戚付き合いしたくなくなるだろ?

 だから、もうちょい兄を応援しようよ? な?



その4につづこうよ? な?


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