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第11話 〜打ち上げ〜


 南青山の朝は、練馬より静かだ。


 交通量は多いのに、音の質が違う。

練馬のアパートでは朝6時から近所の住宅の空調と、角の工場みたいな何かのモーターが鳴っていた。

ここは同じ都内なのに、聞こえてくるのはタクシーが通り過ぎる音と、遠くのバスだけだ。


 引っ越して3週間が経った。


 最初は、部屋が広すぎて落ち着かなかった。

練馬の1Kは手を伸ばせば全部届いた。


 ここは歩かないと端まで行けない。

染みのない天井はまだ少し他人の家みたいで、夜中に目が覚めると一瞬どこにいるかわからなくなることがあった。


 でも3週間経って、ようやく自分の部屋という感覚になってきた。


 そして引っ越しとともに、朝のルーティンが変わった。

練馬のときはコンビニに直行していた。


 ここでは窓から外を少し眺めてから、近所のカフェに寄る。

エスプレッソと厚切りトーストを頼んで、スマートフォンで出走表を確認する。

30分ほど座って、ギャンブルに向かうか事務所に向かう。


 *(悪くない。慣れてきた)*


---


 今朝も6時前に目が覚めた。


 枕元の時計を握ったら、映像が来た。


 競馬場の直線だった。


 *(最近は競馬が多いな)*


 3月は中山競馬が開催のど真ん中で、毎週土日にレースが集中している。

能力がこちらの都合に合わせてくれるわけではないが、3月以降は競馬の映像が来る頻度が上がっている気がした。


 映像を確認した。

中山競馬場、第10レース。


 3連単。内側から伸びた「5」が抜け出し、「2」「8」が続く。

番号が3つ、くっきりと焼きついた。


 時計は温かかった。


 *(5→2→8か)*


 出走表を調べた。


 5番・コスモルチフェル。

前走着外だが、休養明け初戦。

7.4倍の3番人気。


 2番・グランドスラッシュ。

1番人気、3.2倍の堅い先行馬。


 8番・ミナミノカガヤキ。

14.1倍。


 3連単の試算。

5番頭で2番・8番絡みなら50〜60倍の間で落ち着くはずだ。


 *(今日はXのバズを狙いに記念すべき日でもある。100万にしよう)*


 時計の熱さを確かめた。変わらない。


 *(行こう)*


 近所のカフェでエスプレッソを飲みながら、即PATのアプリを開いた。

「5→2→8、3連単、100万円」で申し込んだ。


 申し込んでから改めて現在のオッズを確認した。

5→2→8は現在57.4倍。


 締め切りまでまだ時間がある。

橘さんがXにポストを出せば、同じ組み合わせを買う人間が増えてオッズがさらに落ちるかもしれない。


 *(それでも来れば十分だ)*


 橘さんのXアカウントは、西村が作って運用を手伝い始めてから、フォロワーが着実に増えていた。

ブログの過去記事のポストだけで反応が出ているのは見ていた。


 先週、西村が「このペースなら1万人も見えてきます」と言っていた。

数字は確かに順調だった。


 *(フォロワーが積み上がってきた今、リアルタイムの的中を見せたらよりアカウントの注目度は上がるだろう)*


 橘さんのデータが俺の番号と一致する形でポストが出れば、一度の的中でブログ8年分の信頼が爆発する。

今日のデータは明確だ。

今日がそのタイミングだと思った。


 続けて、橘さんに短くメッセージを送った。

「今日の中山10R、5→2→8です。Xでポストする際の理由付けは、お願いします」


 橘さんからすぐ返ってきた。


「今日ですか。わかりました。根拠をしっかり立てる形でXに上げます」


 西村は俺がギャンブルで狙って正解を弾けることを知らない。

今回の予測も、俺から橘さんに番号が教えていることを知らない。


「橘のデータ分析の精度がすごい」

と本気で思ってもらおう。


---


 事務所に着いたのは13時過ぎだった。


 橘さんと小林さんがそれぞれのデスクで作業していた。

山下さんがコーヒーを飲みながら何かを確認していた。


「今日の投稿、見た?」

 西村が俺を見て言った。


「橘さんのポスト、インプレッション既に3万超えてるよ。競馬民の反応速すぎ」


「お、いいじゃん。見てみる」


 スマートフォンを確認すると、橘さんからXのリンクが来ていた。


「本日の中山第10レース、3連単『5→2→8』。5番コスモルチフェルは前走着外だが、休養前のラップと今回のクラス設定を重ねると過小評価が出ている可能性があります。

2番の先行力を軸に、5番の差しが届く展開を想定。8番は距離短縮で差し脚増。

本命1点、3連単5→2→8。」


 *(うまくまとめたな)*


「橘さん、この解説、めちゃくちゃ説得力ありますね」


「恐縮です」


「お前、この馬券買ったの?」


 西村がにやっとした。


「買ったよ。5,000円だけだけど。

Xに予想ポスト初めてするわけだから、会社の代表としては俺も賭けないとな。

当たったら美味いもの食う」


「ちゃっかりしてんな」


「当たり前だろ。社長権限だ」


「発走まで1時間ちょっとあるよな」

 西村が言った。


「事務所のモニターで中継見ようよ。せっかくだし」


「いいな、そうしよう」


---


 第10レースの発走15分前、事務所の大きいモニターに競馬中継が映し出された。


 橘さんがデスクの前に椅子を動かした。

小林さんが

「今日の予想が当たったら、配当いくらくらいになりますか」

と橘さんに聞いた。


 橘さんが

「3連単で50〜60倍のくらいだと思います」

と答えた。


 小林さんが

「なるほど」

とだけ言って、モニターを向いた。


 西村がソファに座りながらスマートフォンを見ていた。


「Xのポストに反応してる人が増えてきた。『俺も買った』『これ来たら熱い』って。

あと懐疑的な人も結構いて、『根拠が薄い』とか『休養明けを買うのはギャンブルすぎる』ってコメントも来てる」


「どっちも多いんですか」

 橘さんがモニターを見ながら静かに言った。


「どっちもそれなりに。でも反応してもらえてるのはいいことですよ」

 西村が笑った。


「外れたら外れたで炎上するかもしれないけど、それもバズるから」


「西村、さすが前向きすぎるな」

 俺が言った。


「会長もそのくらい前向きになってくださいよ」


 橘さんがしばらく黙っていた。

「……自信はあります」


 *(西村が楽しそうだ。まあ今日は楽しんでいい日だ)*


 発走。


 2番・グランドスラッシュが先頭を奪った。

予想通りの先行。

後続を3馬身引き離してコーナーを曲がる。


 5番・コスモルチフェルは中団の外目だった。


 *(内側に入れろ)*


「5番まだ後ろですね」

 西村が言った。


「大丈夫ですか、橘さん」


「データ的には……後ろからでも届く脚があります」

 橘さんが静かに答えた。


 でも声が少し硬かった。


 4コーナー。

直線に向いた瞬間、5番が外から動き始めた。

他の馬が止まって見えた。

1頭だけ、ギアが違った。


「来た!」

 西村が声を上げた。


「来てますよ橘さん!!」


 残り300。

2番を目がけて伸びていく。


 残り100。

並んだ。


 ゴール。


 *(来た)*


 電光掲示板に数字が並んだ。

「5・2・8」

確定。


 西村が

「橘さん!!!」

と言って立ち上がった。


 橘さんがモニターを見たまま動かなかった。


 山下さんがコーヒーをそっと置いた。

小林さんが静かにモニターを確認していた。


 スマートフォンに通知が来た。

払い戻し、5,400万円。


 *(54倍か。朝の試算より落ちた。

橘さんのポストへの反響で5→2→8に買いが集まって、締め切りにかけてオッズが下がったのかもしれない。

それでも100万が5,400万になった)*


 立ち上がって山下さんのそばに行った。

スマートフォンの画面をさらっと見せた。


 山下さんが一瞬だけ確認した。

少し間を置いた。

「……なるほど」


「朝、買いました」


「承知しました」

 山下さんが静かに言った。


 少し間を置いてから、

「一点だけ」

と続けた。


「今回は100万円での購入でしたね」


「そうです」


「払い戻し金額が多いですね」

 山下さんが言った。


「ネット投票で大口の動きが続くと、税務当局の目が向きやすくなります。

あと今後は現金払い戻しを基本にしてください。どちらにしても目にはつきやすいですが、少しでも可能性の低い手段を選びましょう」


「了解です。気をつけます」


「今回は個人の雑所得として処理します。ネット投票は法人売上への計上が難しいので」

 山下さんが続けた。


「所得税と住民税を合わせると最大55%程度の課税が生じます。

今回の払い戻し5,400万円から購入費用100万円を差し引いた5,300万円が課税対象となります。

概算で2,900万円前後の税負担になる見込みです。


納税資金は3,000万円を手元に確保しておいてください」


「わかりました。確保します」


「加えて、JRAのネット投票は払い戻し額が一定の基準を超えた場合、税務当局へ支払調書が提出されます。

今回の金額であれば対象になる可能性が高い。

申告と合わせてこちらで処理しますが、記録に残ることはご認識ください」


「承知しました。いつも助かってます」


「業務上当然のことです」


 それだけだった。


 西村がこちらに来た。

「遊馬! 5,000円が27万になったんだけど!おかしくない!?」


「お、よかったな」


「よかったなって!もっと驚けよ!」


「いや、驚いてるよ。ちゃんと」


「嘘つけ、全然顔変わってないじゃんお前」


 *(27万で騒げる西村が、少しだけ羨ましかった。

あの純粋な驚き方は、俺にはもうできない)*


 西村が橘さんの方を向いた。

「橘さん、的中ですよ!橘さんのデータがやばすぎる!」


 橘さんがしばらく黙っていた。


 席に戻ると、橘さんが少し俺を見た。


「今日の、的中しました」

 橘さんが静かに言った。


「見てました。お見事です」


 橘さんがしばらく俺を見た。

「……5番の過小評価、データ上でも説明がつきました。

自分のデータだけでは、この番号には辿り着けていなかった」


 *(まあ、俺のはズルなんだけどな)*


「結果が出てれば、どちらでもいいんじゃないですか。橘さんの解説があったから、説得力が出たんですよ」


 橘さんが少し間を置いた。

「……そうですね」

と言って、モニターに戻った。


 西村がデスクから声を上げた。

「橘さん! 今日のインプレッション見ました?!42万超えてますよ!」


 橘さんが画面を確認した。

少し目を丸くした。


「……本当ですか」


「ブログのアクセスも今日だけで17万PV超えてますよ! 

橘さんのブログ、8年で一番アクセス多い日になったんじゃないですか」


 橘さんがしばらく黙っていた。


「……8年です」

 橘さんが静かに言った。


「8年間、一時期は月に数百人しか読まなかったブログが、今日1日で17万人に読まれた」


「橘さんのブログ、8年分の蓄積がここで一気に出てきた感じですよ!」


 橘さんが少し間を置いた。

「……西村さんのおかげです」


 *(橘さんがまた礼を言った。この人が礼を言うのは、本当に思ったときだけだ)*


「コンテンツは橘さんのものですから。俺はXでポストしただけですよ」


 橘さんがまたモニターに向き直った。

でも、さっきより少しだけ姿勢が違う気がした。


 *(過去のデータが、今日報われた感覚があるんだろうな)*


---


 夕方、業務がひと通り落ち着いたころ、西村が立ち上がって

「せっかくだから今日みんなで飯行きませんか」

と言った。


「的中祝いに」


「いいな、行こう」


 山下さんが

「よろしいですね」

と静かに返した。


 橘さんがモニターから顔を上げた。


「……私たちも行っていいんですか」


「なに言ってるんですか、橘さんが今日の主役でしょ!」

 西村が笑った。


「小林さんも当然来ますよね!」


 小林さんが少し驚いた顔をした。


「……はい、ぜひ」


「全員で行こう。今日は俺が出すから気にせず食べて」


「やった!会長ありがとうございます!」


 事務所から歩いて3分の焼肉屋に入った。

ボックス席に5人で座って、ビールで乾杯した。


 西村が肉を焼きながらずっとしゃべっていた。


 橘さんのXのこと、フォロワーの伸び、アクセスのこと。


 橘さんは静かに食べながら、たまに「そうですね」と返していた。


 小林さんが「食べログの評価、4.1あります」とスマートフォンを見せた。

関係なかったが、そういう人間だった。


「小林さん、そういうの気になるタイプなんですね」

 俺が言った。


「一応、事前に調べるのが癖で」


「いいね、そういうの」


 山下さんは黙々と食べて、ビールを2杯飲んだ。


 *(こういう時間もいいな)*


 2時間ほどで店を出た。


 外に出ると西村が

「このまま解散は寂しいな」

と言い出した。


「ルーナ行くか」


「おう!行こう!!」


 山下さんも

「お付き合いします」

と言った。


 *(山下さん、こういう場に来るときわりとノリノリなんだよな)*


「橘さんと小林さんも行きますか」


「私は少し……」


「じゃあ無理には誘わないです。また今度」


「ありがとうございます」


 結局、橘さんと小林さんはそこで解散して、俺と西村と山下さんの3人でルーナに向かった。


---


 クラブ・ルーナのVIPルームは、奥の突き当たりにあった。


 通常の席より広く、個室になっていた。

黒服が

「今夜はこちらにご案内します」

と言って扉を開けた。


 ソファが5人分、テーブルが大きく、壁に間接照明がついていた。


 席に着くと、アンちゃんがすぐ来た。


 俺の隣に座って

「今日VIPルームじゃん」

と言った。


「どうしたの」


「的中祝い」


「またいいことあったの?」


「うん、今日もよかった」


「どのくらい」

 アンちゃんが少し俺を見た。


「それなりに、かな」


「遊馬くん、今日も機嫌がいい日だ!嬉しい」

 アンちゃんが笑った。


「アンちゃんに会うの自体、機嫌よくなる要素だし」


「もう!そういうこと言う!」


 西村はお気に入りの子を指名していた。

桐島ここな、23歳。

西村とテンポが合うらしく、2人でいると声がうるさい。

プライベートでもちょくちょく来ていると本人から聞いていた。


 山下さんは前回ついていた西本まいこさんを指名していた。

28歳、落ち着いた話し方の子だった。

2人並ぶとどこか場違いに上品だった。


 *(山下さん、こういう場慣れてるよな。しっかり指名もしてるし)*


 西村がグラスを持って立ち上がった。

「みなさん、今日は橘さんのXが爆発した日であり、我々にとって歴史的な一日です。乾杯!」


「乾杯」


 しばらくして、アンちゃんが

「そういえば、マカオの準備どうですか」

と言った。


「山下さんが全部やってくれた。ホテルも飛行機も手配してくれたんだ」


「え、ほんと?山下さんさすぎ!」

 アンちゃんが少し前のめりになった。


「ホテルどこになった?」


「コタイのリゾート。スイートらしい」


「やばい、楽しみすぎる」

 アンちゃんが笑った。


「マカオ?」

 西村が飛び付いてきた。


「みんなで行くの?」


「俺とアンちゃんだけ」


「ちっ」

 西村が悔しそうな顔をした。


「いいなあ。いつ?」


「4月15日から1週間」


 西村がぽかんとした顔をした。

「山下さんが全部手配したの?飛行機とかも?」


 山下さんが

「大した手間ではありません」

と静かに言った。


「いや、そこまでしますか」

 西村が笑いながら首を振った。


「遊馬、いつからそんな感じになったんだ」


「さあな。気づいたらこうなってた」


「知らないって」

 西村が笑った。


「まあ楽しんでこいよ、会長」


 アンちゃんが「会長!?」

と俺を見た。


「遊馬くん、会長なんだ」


「一応ね」


「一応て」

 西村が笑った。


「KY Holdingsって会社の会長ですよ。代表は俺だけど」


 アンちゃんがしばらく俺を見ていた。

「……やっぱり遊馬くん、すごい人じゃん」


「みんなが支えてくれてるだけだよ」


 アンちゃんが笑った。


 シャンパンがいくつか追加で入り、フリーの女の子が2人から3人に増えた。


 閉店近く、黒服が会計を持ってきた。


 伝票に目を通した。

シャンパン代、席代、延長代、もろもろ込みで498万円だった。


 *(まあそうなるか)*


 西村を見た。

「お前、今日儲かったんだから奢ってくれるよな?」


 西村の顔色が変わった。

「え……あ、あの、それは、その……」


 笑った。

「嘘。俺が払う」


 西村がわかりやすく息を吐いた。

「からかうなよ……」


「今日はお祝いだから。お前も気持ちよく飲んだだろ」


「……ありがとうございます会長」


 *(西村が焦った顔をするのを見るのは、なんか得した気分になる)*


 カードを出した。

黒服が静かに処理した。


---


 店を出ると、アンちゃんが隣に並んだ。


「今日も一緒に帰っていい?」


「おいで」


 タクシーの中でアンちゃんが俺の肩に寄りかかってきた。

「楽しかった」


「俺も楽しかった」


 南青山に帰って、ワインを開けた。

ソファで飲み直しながら、今日の話になった。


 橘さんのこと、西村のこと、山下さんが地味に指名してたこと。

アンちゃんが笑いながら聞いていた。


 その夜は、今日の興奮が抜けていなかったのか、気づいたら何度も繰り返していた。


「……遊馬くん今日どうしたの。凄すぎ」

 アンちゃんが息を整えながら言った。


「アンちゃんが可愛いから」


 アンちゃんがしばらく黙った。


「……もう!!」


「本当のことだし」


「もう」


 アンちゃんが俺の胸に顔を埋めた。


「そういうの言われると、また……」


 *(それはそれで)*


---


 時計を拾って、5ヶ月が過ぎていた。


 来月はマカオに行く。


 海外で時計がどう動くか、まだわからない。


 *(来なかったら来なかったで、まあそのときに考えよう)*


 そう思ってみたが、少し嘘くさかった。

来なかったらどうしようという感覚が、確かにあった。


 *(8年間毎日ギャンブルのことを考えてきた人間が、「来なかったらそのとき考えよう」とはならない。

俺が一番わかってる)*


---


**── 残高メモ(3/8〜3/20)──**


| 即PAT払い戻し(3連単5→2→8・54倍・個人雑所得) | **+5,400万円** |

|:--|--:|

| 3/8〜3/20 通常稼働(競馬・競輪・現金払い戻し分) | **+約1,800万円** |

| 法人収益計上分 | +約1,800万円 |

| 法人経費(橘・小林給与・事務所・その他) | ▲約1,200万円 |

| 前話繰り越し(法人) | 約3億600万円 |

| **KY Holdings 法人口座** | **約3億1,200万円** |


| ルーナVIPルーム会計(個人払い) | ▲498万円 |

|:--|--:|

| 生活費・外食(3/8〜3/20) | ▲約30万円 |

| ※即PAT払い戻し5,400万は翌月曜に個人口座へ入金 | |

| ※納税資金3,000万程度は確保(山下指示) | |

| 役員報酬(3/25手取り分)は次話計上 | |

| 前話繰り越し(個人) | 約551万円 |

| 即PAT入金後小計 | 約5,951万円 |

| ルーナ・生活費等支出後 | |

| **桐島遊馬 個人資金** | **約5,336万円** |


---


*【第12話 へ続く】*


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