ヤンデレ姉 朝桐舞冬
今回はかなり短いです。いつも短いですが、今回は結構短いです。ごめんなさい。
「凱斗、帰りにスーパーに行きたい、だから凱斗もついてきて」
「わかった、葵、今日は一人で帰ってくれ」
「どこか行くの?」
葵が凱斗に質問すると、楓花は凱斗の腕に絡み付き、
「二人だけの、秘密」
「凱斗、私もついていく」
葵は楓花を睨み付け、葵は凱斗の空いてる方の腕に絡み付いた。
「凱斗、出来れば二人きりがいい」
「二人きりなんて、絶対にさせないわよ!」
(はやく行きたい・・・)
「あれ?」
「楓花、どうかしたか?」
「この靴・・・誰の?」
「確かに見たことない靴だった。
すると、リビングの扉が開き、エプロンを着た、少女が走ってきた。
「会いたかった、凱斗、凱斗」
急に凱斗に抱きついてきた。
「え・・・舞冬姉?」
「凱斗?横の女は誰?」
舞冬の表情が氷のような冷たい視線で凱斗を見つめる。
「あと、ベッドにも女の匂いがした・・・何してたの?」
「私は昨日凱斗の横で寝た」
言っちゃったよ、我が姉の前で言っちゃったよ・・・終わったな、俺。
「へぇ、寝たんだ、私の凱斗の横で・・・」
「どういうこと?凱斗?」
笑ってるのに目が死んでる・・・
「あ、あのー、こいつは従妹の楓花、覚えてない?」
「従妹?あぁ、そういえばいたわね従妹」
「ここにいるのはわかったわ、でも何で凱斗の横で寝ていたの?」
痛いところをつかれたな・・・
「理由?そんなの簡単、私が凱斗の事を好きだから」
あー、終った、積んだわ。
「凱斗」
「な、何?」
「今回は許してあげる」
「マジで⁉」
まさかの許しを貰えた。
「そのかわり、今日と明日、学校以外ずっと一緒に居て」
「・・・はい?」
どーもミカエルです。
朝起きてこのサイトを開いたら、感想が届いてました。本当にありがとうございます。
これからも皆さんの感想など待ってます。