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屋上へ繋がる扉の前で
「おーい、進ー?」
「……栞か。なぁに?」
「いや、なーにもわーいもないよ。突然どこ行くのさ。」
「ちょっと用ができて、ね。」
「そっか。大事な用事……じゃなかったら勝手にいなくなんないよね。」
「うん、だからさ、図書室は3人で……」
「あー、それなら。その用事とやらが終わってから、また5人で行こう?」
「う……ん?あぁ。そうだね。帰ってきたら続きをしたいな。」
「じゃあ3人にはそう伝えとくね。」
「うん、ありがとう。それじゃ。」
「頑張ってねー………言ってなかったんだっけ?二重人格のこと。」




