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精霊ピエロと迷宮な日々  作者: なお☆プリン
カウントアップ:2
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校内探索し隊ー2(進)

職員室に着いた……けど。


「なんか話し声がするね。」

「とりあえず私が入るから、栞は外で待っててくれる?」

「オッケーでーす。」


栞は軽く返事をしてくれた。

私は職員室のドアを……まぁ、一応ノックして……。


「失礼しまーす。3年の原田 進です。」


私は名乗った。よくあるやつだ。

テンプレートとしてあげられるような言い方になってしまったが。


「おーぅ、進か。いいぞー。」


中から、松……灯太の声でそう言われたので、ドアを開ける前に私は振り返り、後ろにいる栞を見た。

栞はウィンクをしてきた。……「がんばれ」とでも言いたいのか?いや、何をだよ。



ともかく、私はドアを開けて中に入った。

どうせ灯太しか居ないものだと思っていたのだけれど、他にも先生がちらほらいた。

別にその先生達には用はないので挨拶だけしておく。


「ねぇ、灯……」


灯太。と言いかけて、私は慌てて口を閉じた。

あくまで学校では先生なのだ。


「なんだ?進。」

「あ、あぁ。松原先生、露季来てない?」

「柄闇?なんで?」


あれ?職員室来てないのか……。

じゃあどこだろう。探すしかないのかな……。


「おーい。柄闇がどうかしたのか?」

「あ、いや。こっちの問題だから。」

「そっか?なら、いいが。」


私は灯太にお礼を告げ、入ってきたドアの方に向かった。

ドアを開けようと手を伸ばしたら、その手がドアに触れる前にドアが開かれた。


「あ、あれ?原田さんじゃない。どうしたの?」


現れたのは、路野江先生だ。

なんだかいつもより早口だった。


「ごめんね、突然驚かせちゃって。」


そう言うと、路野江先生は職員室の奥の方に消えていった。

コーヒーでも飲みに行ったのかな。


「失礼しましたー。」



私は、これまた決まり文句を並べて職員室を出た。

ドアを閉めると同時に、


「露季の居場所分かんないって……。」


と私が言うと、


「あ、さっきの女の……先生かな?が露季ちゃんは保健室にいるって教えてくれたよ。」

「え、そうなの?」

「うん。」


そういえば、校舎を直しているんだっけ。

灯太は校舎の修復作業にあたっていたから、露季とは会わなかったのかもしれない。


「つー訳らしいからさ、保健室行こうよ、案内お願いね。」


栞がかるーく言ってきた。


「そうだね。保健室行こっか。」


たいした距離ではないからすぐ着くのだ。

だって校内だし。

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