21/117
図書室に3人―1(ユウ)
静かだ。生徒がいない廊下。
僕は鳥越くんと石町さんに挟まれる形で廊下を歩いている。
静かで暗い。特に話すようなこともないので、黙って歩いている。
ふと鳥越くんが口を開く。
「そ、そうだ、俺の能力なんだけどさ。まだ話してなかったよな?」
「……鳥越くん……もう図書室ついたよ。」
図書室に到着した。
「俺パソコン使いたいから、パソコンのとこ行ってくるわ。」
鳥越くんはパソコンのところに向かった。
僕は本で探しにいこうかな……
「……ねぇ……水森くん……ちょっと……いい……?」
「ん?」
「話したいことが……あって……。」
な、なんだろう……
「あのさ……水森くんって……」




