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トリニータス・ムンドゥス~聖騎士レイの物語~  作者: 愛山 雄町
第二章「湖の国・泉の都」

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第八十八話「旅立ちの日」

 十月二十三日、午後一時。


 ブレイブバーン公爵の下から帰ってきたレイは、することも無く、自分の部屋でぼおっと考え事をしていた。彼は自分の秘密について、ステラに話すべきか悩んでいた。


(これから一緒に旅をする。できるだけ隠し事はないほうがいいよな。やっぱりステラには話しておいたほうがよさそうな気がする……)


 そして、ハミッシュとヴァレリアにも話しておくべきだと考えていた。


(ハミッシュさんは僕にアッシュを任せると言ってくれた。その人とその人の奥さんに黙っているわけにはいかない。でも、これでいいんだろうか?)


 彼は自分が異端であることを理解していた。そして、ただの傭兵であるハミッシュらに拒絶されることを恐れていた。


(でも、大丈夫かな。折角、いい関係になれたのに、訳の判らない異世界の人間の魂の話で気味悪がられないかな……)


 そこでアシュレイの顔が頭に浮かんできた。


(そうだ! アッシュに話してみよう。アッシュがいいと言ったら、ステラに、そして、ハミッシュさんとヴァレリアさんを捕まえて、僕の話を……)



 アシュレイはすることもなかったのか、中庭で剣を振っていた。

 彼が声を掛けると、「どうした?」と近づいてくる。


「相談があるんだ。僕の秘密、違う世界から来た魂だっていう話をステラと、そして、ハミッシュさんとヴァレリアさんにしようと思う。だけど、話していいものか判断が付かなかったんだ。アッシュはどう思う?」


 彼女は少しホッとしたような、それでいて少し寂しそうな表情を浮かべ、すぐに彼の問いに答えていく。


「いつ、その相談をされるのかと待っていたのだ。ステラは問題ない。お前が何者だろうと、変わらぬだろう」


 そして、ハミッシュたちに話すということについても、笑いながら答えていく。


「父上とヴァル姉か……問題ないだろうな。二人は全く気にしないと思うぞ。笑って、お前の話をせがむくらいだ」


 その言葉にレイはホッとしたような表情になり、


「そうだよね。判った。今からステラに話しにいく。一緒に来てくれるかな」


 アシュレイは首を横に振り、


「ステラにはお前一人で話したほうがよい。その方がステラもお前に話を聞きやすいだろう」


 レイは彼女がなぜそう思ったのかよく判らなかったが、彼女の真剣な表情を見て、「判ったよ。ステラには僕一人で話すよ」と頷く。



 彼はそのまま、ステラの部屋に向かった。残されたアシュレイは、


(いつかこういう日が来ると思っていたが、寂しいものだな。あいつの秘密は二人の絆のように感じていたからな……ステラは二人だけで聞きたいはずだ。私ならそう思うから……)


 ステラも自室で出発の準備をしていた。


「話があるんだけどいいかな?」


 彼がそう言うと、小さく頷き、部屋の中に招き入れる。


「今まで黙っていたことがあるんだ。僕の秘密というか、僕のことなんだけど……ちょっと信じられない話だと思うけど、本当の話なんだ。何も言わず、最後まで聞いて欲しい」


 彼女は不思議そうな顔をするが、すぐに頷く。


「僕はこの世界の人間じゃないんだ。正確には僕の魂は、この世界とは違うところからやってきたんだ……」


 レイは自分が地球と言う世界の日本という平和な国からやってきたことを話していく。

 そして、この世界が自分の書いた小説の世界と同じであること、小説の内容が思い出せないことなども話していく。

 三十分ほどで話しを終えると、ステラは黙ったまま、彼を見つめる。

 そして、どう聞いていいものかと悩むかのように、


「お話がよく判らなかったのですが、レイ様はこの世界を作られた神様なのですか?」


「ち、違うよ! たまたま、僕が書いていた話と同じなだけで、この世界を作ったわけじゃないんだ」


「では、そのニホンという国にいつかは帰られるのでしょうか?」


 不安そうな上目遣いで彼に確認する。


「どう答えたらいいんだろう……帰れるのかも判らないし、そもそも、僕はこっちの方が気に入っている。帰り方を知りたいとは思うけど、すぐに帰るつもりはないんだ」


 その言葉に彼女は安堵の息を吐き、笑みを浮かべる。


「判りました。時々、お国のお話を聞かせてください」


「えっ? 僕が変だと思わないの? 気持ち悪いとか、化け物とか……」


「はい、レイ様は、レイ様ですから。むしろ、どうしてこんなに何でもおできになるのか、ようやく判りました」


 レイはホッとすると共にアシュレイの言っていた、”ステラは何を聞いても変わらない”という言葉を思い出していた。


(アッシュの方がステラを理解しているのかもしれないな)



 ステラの部屋を出ると、再びアシュレイのところに戻り、ハミッシュの部屋に向かった。

 途中、彼女がステラの反応を聞いてきたので、


「アッシュの言うとおりだったよ。全然気にしなかった。でも、意外だな。どうして判ったんだい?」


「そうだな。ステラは同志のようなもの。同じ男を愛している同志だからな。それで判ったのかもしれんな」


 レイはその言葉にどう答えていいのか、困惑していた。

 アシュレイはそんな彼を見ながら、「ヴァル姉を呼んでくる。先に行ってくれ」と、一人で行ってしまった。


(同じ男を愛するか……僕にそんな価値があるのかな? しかし、こんな悩みを抱えるなんて、日本にいる時にはありえなかったな)



 ハミッシュは一人で、ベテランが多く死んでしまったマーカット傭兵団のこれからについて、考えていた。

 レイが部屋を訪れると、彼の深刻そうな顔に気付き、「どうした?」と声を掛ける。

 レイはアシュレイが来るのを待ちながら、どう話していいのか悩んでいた。


「ハミッシュさんとヴァレリアさんに話があります。今、アッシュがヴァレリアさんを呼びに行っていますので、それからお話します」


 ハミッシュが何か声を掛けようとしたところに、ヴァレリアを連れたアシュレイがやってきた。

 ヴァレリアも事情が判らないようで、困惑の表情を浮かべている。


「二人に僕の秘密について、お話しておきたいんです。僕は……」


 彼はステラにした話と同じ話を繰り返していく。

 ハミッシュもヴァレリアも何度も驚愕の表情を浮かべ、彼に何度も質問しようとしながらも、我慢しているようだった。

 三十分ほどで話が終わると、ハミッシュとヴァレリアは何から聞こうか迷っていた。


「その話は真のことなのだな?」


 ハミッシュがようやく搾り出すようにそう聞くと、レイは彼の目を見ながら大きく頷く。


「このことを知っているのは、アッシュの他には誰?」


 ヴァレリアの問いに「お二人とステラだけです」と真直ぐに答える。


「お前の異常さ……言い方が悪いな、すまん。どういっていいのか判らんが、そうだな、強さ、賢さ、それに危うさ、そのバランスというか、チグハグさの理由が良く判った。それで、俺たちにそれを教えた理由を聞かせてくれんか」


 レイは理由を問われるとは思っていなかったため、「理由ですか……」と、僅かに戸惑いを見せる。そして、数秒考えた後、


「正直、理由なんて考えていませんでした。話さないといけないとしか……お二人のことは、家族だと思っています。ですから、家族に隠し事、こんな大きな隠し事をしたくなかった、それが理由です」


「家族か……そうだな、俺たちは家族だな。判った。お前の秘密は守る。恐らく、誰に言っても信じられんだろうが、俺とヴァレリアから、その話が漏れることはない。そうだな、ヴァレリア?」


 ヴァレリアは微笑みながら、大きく頷く。


「それでいいんですか? アッシュの相手がこんな訳の判らない奴でも?」


「別に問題ないだろう? いや、何か問題があるのか?」


 逆に問われて答えに窮する。


「俺はお前ほどものを考えられん。だが、人を見る目はあるつもりだ。俺はお前を気に入っている。ヴァレリアも、それにうちの連中もだ。もし、お前が邪悪な存在で、俺たちを騙しているのであれば、見抜けぬ俺たちが悪い。第一、お前は俺を利用しようと考えたことがない」


「そうよ。団長に気に入られて、舞い上がらないなんて、普通じゃないわ。それに、公爵様や騎士団長閣下に気に入られたのに、この国から出ようとするなんて、”変人”かもしれないけど、”悪人”ではないわ。なら、私は気にしない」


 ハミッシュとヴァレリアの答えに彼は目頭が熱くなる。それを誤魔化すように、


「変人ですか……自覚していますけど、面と向かって言わないで下さいよ」


「あら、自覚はあるんだ。アッシュ、ちゃんと手綱を握っておきなさいよ。あなたも常識人とは言えないけど、少なくともレイ君よりはまともだから」


 アシュレイは「それはないだろう、ヴァル姉」と苦笑いする。

 そして、二人は日本の生活について聞きたがり、レイはいろいろなことを話していった。

 ステラも呼び、夕方まで話をしていく。


 そして、最後にハミッシュが、彼の肩に手を置いて語りかけていく。


「ここにいる者は家族だ。レイ、この先、お前の話を誰にしようが俺は構わぬ。だが、話をする相手は慎重に選べ。俺たちと同じくらい信用できると思うまでは決して話すな。お前の知識は聞く者が聞けば、恐ろしく利用価値がある。判ったな」


 レイは「判りました」と大きく頷く。そして、自分のことを我が子のように心配してくれることが嬉しかった。




 午後五時。


 話が終わり、部屋に戻ろうとすると、中庭で彼らの送別会の準備が行われていることに気付く。

 レイは「一昨日やったばかりじゃないですか」と遠慮するが、ハミッシュとヴァレリアに押し切られ、すぐに宴会会場に連れて行かれた。


 宴会は一昨日と違い、彼らの門出を祝うものであり、湿っぽさは微塵も無かった。


 そんな中、アルベリックが現れ、ハミッシュに布に包まれたものを手渡す。

 ハミッシュは頷きながら、包みを空け、


「俺たちからの、レッドアームズからの餞別だ」


 彼の手に、直径十cm、長さ三十cmくらいの朱色に塗った革製の筒が現れる。


「お前らの鎧は一品物だ。わざわざ色を塗るのも、なんだと思ってな。これを腕甲ヴァンブレイスのところに巻けば、立派な”レッドアームズ”になる。俺たちの仲間の証だ……」


 ハミッシュはレイ、アシュレイ、ステラに手渡していき、三人はそれを腕に巻いていく。

 特殊な魔物の皮なのか、表面は光沢のある朱色で軽い割には硬度がありそうに見えた。


「二重につけても、重くはならんはずだ。一応、防御力もある実用品だ。この先、うちの正式装備にするつもりだが、その第一号がお前たちだ」


 ハミッシュがそう言うと、周りの傭兵たちが「立派なレッドアームズだぜ!」、「俺たちの仲間だからな!」などと声を上げていく。


 レイも彼らの想いが嬉しく、言葉にならない。

 普段は滅多に表情を変えないステラですら、嬉しそうに腕を上げ、歓声に応えていた。

 レイはハミッシュらに深々と頭を下げ、


「ありがとうございました! ここが僕の、僕たちの帰ってくる場所です! 必ず帰ってきます!」


 その言葉にアシュレイとステラも同じように頭を下げる。

 ステラは自分の眼に涙が浮かんでいることに気付いていたが、この涙の意味を理解していた。


(これが仲間。これが家族……レイ様、アシュレイ様、ハミッシュ様……私はこの方たちと”家族”になれた……前のご主人様が願っていたのはこのこと……奴隷ではなく、”人”……人を信頼し、信頼されるっていうことが、少しだけ判ったような気がする……)



 ハミッシュはレイの前に立ち、「レイ、アッシュのことを頼んだぞ。ステラ、二人のことを頼む」と言ったあと、アシュレイを抱きしめる。


「何度も言うが、ここはお前の家だ。いつでも帰って来い。俺たちのことは気にするな。楽しんでこい!」


 アシュレイは感極まったのか、「父上……」と呟くことしか出来ない。

 その姿を見たヴァレリアは、


「ハミッシュさんには私たちがいるんだから、レイ君と楽しくやりなさい……でも、子供が出来たら、すぐに連れてくるのよ。ふふふ……」


 アシュレイは赤くなって言葉にならない。レイも恥ずかしそうにしていたが、


「ハミッシュさん、ヴァレリアさん、アッシュの弟か妹を早く作ってくださいね」


 彼の逆襲に二人は言葉を失う。

 周りの傭兵たちは、「そうだ、そうだ!」と囃し立てる。

 二人は顔を赤くして、照れているが、ハミッシュは独身の隊長四人に向かって大声で叫ぶ。


「独身連中は早く結婚しろ! ガレス! ゼンガ! ラザレス! エリアス! お前らもいい歳なんだ。早く身を固めろ!」


 ガレスたちは自分に降りかかってくると思っていなかったため、言葉にならない。

 そんな中、ラザレスが、


「十何年もヴァレリアを放っておいた団長に言われたくねぇですよ! だったら、誰か紹介してくださいよ!」


「よく言った! よし、こいつらを狙っている奴は、俺が許す! 寝こみを襲って既成事実を作っちまえ!」


 彼の言葉に何人かの女傭兵たちの目が光る。

 元々、ガレスたちに好意を寄せているものは多かったが、団長に遠慮しているのを知っていたため、手控えていたのだった。



 その後、宴会は深夜まで続いていった。

 レイは酔い潰れると思っていたが、飲むのを止めることが出来なかった。


 彼は自らの予想通り、傭兵たちに潰され、アシュレイとステラに運ばれていく。


 アシュレイは彼に肩を貸しながら、数ヶ月のことを思い返していた。


(お前と出会わなければ、父上とここまで打ち解けることができなかった。マーカット傭兵団(うち)の団員たちとも、”お嬢”と呼ばれるだけの関係のままだっただろう。本当にお前のおかげだ)


 そして、これからの旅のことに思いを巡らす。


(これから、どこで何をするのか、それは判らない。だが、お前と共にあることができるのなら、どこでもいい、何をしていてもいい。だから……だから、お前と一緒いたい。だからお前を守る。守ってみせる)


 彼女は酔い潰れ、緩んだ顔のレイを見ながら、決意を新たにしていた。



 ステラも同じように彼に肩を貸しながら、二人に出会ってからのことを思い出していた。


(この方たちに逢えていなければ、私はどうなっていたのかしら? クロイックの街で、どなたかにお仕えしていたかもしれない。でも、こんなにいろいろなことは起きなかったと思う。そして、こんなに必要とされることも。レイ様はこの先も私のことを必要としてくださるのかしら? お二人と離れたくない。でも、お二人に必要とされなくなったら、邪魔になったら……その時は……)


 未だに自分の居場所に自信がない彼女は、嬉しそうに世話をするアシュレイの顔を見ながら、僅かに表情を曇らせていた。




 十月二十四日。

 一昨日の朝と同じように、酷い二日酔いに悩まされながら、レイは目を覚ました。


(やっぱり、こうなったか……気持ち悪い……)


 横になりながら、解毒の魔法を掛け、この後のことを考えていく。


(五ヶ月も居たんだよな、ここに。次はいつ戻ってこれるのか判らない。寂しくなるんだろうな……)


 のんびりと横になっていると、アシュレイとステラが訪れる。


「どうだ、気分は? 毎度のことだが、辛そうだな」


 二日酔いどころか、寝不足すら感じさせないアシュレイが彼を労わる。


(相変わらず……アッシュのお酒の強さのこと考えるのはよそう……でも、うらやましいな)


 そして、ステラが「二日酔いに効くそうです」と言って、飲み物の入った器を差し出す。

 彼は「ありがとう」と二人に礼を言って、その飲み物を一気に飲み、これからのことを話していく。


「ペリクリトルに向かうとして、前みたいに依頼を受けながら、向かった方がいいのかな?」


「いや、光神教のことがある。少なくとも国境の街、ハスティグローまでは依頼を受けずに移動したほうがいい。ここから、ハスティグローまでは二百kmほどだ。我々だけなら五日で行けるからな」


「そうか……了解、そうしよう」


 そして、彼はあることを思い出し、


「そういえば、魔道槍術士がようやくレベル四十になっていたよ。長かったな」


「そうか、私は剣術士レベルが四十四になっていたな。ステラはどうだ?」


「私も四十五に上がっていました」


 それを聞いたレイはがっくりと肩を落とす。


「折角、少しは追いつけたと思ったのに……」


「お前は魔術師の才の方があるからな。よし、今日から朝夕の特訓を始めるぞ。ステラも付き合え!」


 ステラは嬉しそうに「はい!」と答え、レイに笑顔を向ける。


「また、三人ですね。これから先もずっと」


「そうだね。さて、少し楽になったし、朝食を食べてくるよ」


「待て! 特訓が先だ。今日から始めると言っただろう?」


 アシュレイの言葉にレイが情けない顔で、「そんな……」と呟く。

 ステラに手を引かれ、中庭に連れていかれる。



 そんな様子をハミッシュとヴァレリアは笑いながら、眺めていた。


「ほんと、うちの子たちは元気ですね」


 ハミッシュも感慨深げに、


「そうだな。あの元気があれば、無事に帰ってくるだろう。また、成長して帰ってくるんだろうな」


 ヴァレリアはいつもの悪戯っぽい表情になり、


「あの子のことだから、きっと行く先々で何かやらかしますよ? でも、本当に子供ができたら、どうするのかしら?」


 ハミッシュは実感が湧かないのか、少し困ったような、何か諦めたような表情になる。


「アッシュの子か……俺の孫なんだな。まあ、俺もそんな歳になったっていうことか」


 ヴァレリアはハミッシュの腕を取り、自分の方を向かせる。


「あら、そんなこと言わせませんよ。今から、アッシュの弟()妹を作るんですから!」


「うん? 弟()妹? 二人も作るつもりなのか?」


「いいえ、二人以上(・・)であれば、何人でも。あなたの子供なんですから」


 二人は笑いながら、彼らの家、傭兵団本部の中に入っていった。


第二章はこれで終わりです。

当初、十章構成で、一章当たり20話、10万文字の予定で書き始めましたが、二章を終わった時点で、136話、76万文字、二章だけでも88話、48万文字に膨れ上がっていました。

ようやく、起承転結の”起”が終わったところですが、どこまで増えるのかとても不安です。

第三章は冒険者の国が舞台になります。

第二章から登場した魔族、第一章からつきまとう光神教。

それらとの絡みになる予定です。


それでは、ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

第三章以降もお付き合いただけると幸いです。


愛山 雄町

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[一言] すんごく面白い。あとドミノ倒しのような展開に手に汗握る!
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