53 JAF
長年JAFに加入してます。
心配性の夫が加入しているついでの、家族会員です。
この三十年程で実際に呼んだのは二回くらいでしょうか?どちらの時もバッテリーが上がってしまった、とかの対応だったと思います。
年末に、自分で運転してスーパーに行きました。降りる際にドア取っ手横のボタンを押しても反応がありませんでした。仕方なく鍵の開閉ボタンを押して、しっかり鍵が掛かったかを確認してから車を離れました。
そろそろ電池がないのかな?などと呑気な事を考えながら…
買い物をして、車に乗り込もうとしたら鍵が反応しません。
明らかに電池切れ…
車の鍵に内蔵された鍵で車内に乗り込みましたが、スーパーの駐車場に響き渡る警報音!
本来ならすぐにエンジンボタンを押せば、警報音が消えるのですが、そこまで使用説明書を読み込んでいません。
なんとかドアの開閉を繰り返すうちに、警報音が消えました。そのままJAFに電話して、エンジンがかからない旨を訴えました。
丁寧な電話対応のお姉さんが、40分後に行きますと答えてくれました。私の脳裏に浮かぶ「冷凍たこ焼き」…冬とは言え溶けるよな…まぁ仕方ない、ここで車を降りたらまたもやあの警報音が鳴り響いてしまう!
とりあえず車の中を漁って説明書を探すものの、ありません。
在宅している夫に、帰宅が遅れることを電話で説明しました。
すると、何ということでしょう!
私が探していた説明書のページが、写真でLINEで送られてくるのです。警報音が鳴らないエンジンの掛け方や、リモコンキーの電池の種類まで!
待ってよ、なんであんたがそれ持ってんの?と心の中で突っ込みました(私は夫に「あんた」と言ったことはありません。「あんた」は親しい目下の人に向かっての使用が正しいと思います。例 息子相手のときなど)
発熱中で家で寝ているはずの夫は、彼なりの理由で車の説明書を読み込んでいる最中だったらしいです。
んなことせんと、黙って寝とけや!とやはり心のなかで荒い言葉を吐きつつ、LINE画面を読み込んでエンジンを掛けました。JAFに来てもらわなくて良くなりましたとの電話をした後、私は無事帰宅したのでした。
円満な夫婦生活の秘訣は、お互い言わなくても良いことは黙っておくこと、そしてお互いの少しの我慢と譲り合いです。
整理整頓好きの夫は私に対して、私が夫に思うよりずっと我慢していることがあると思われます。




