40 きのこたけのこ戦争
長年「たけのこ」派でした。
初めて「きのこの山」を食べたのは、発売直後の小学生の頃でした。当時、企業の運動会というのが日本中でありまして、両親の勤める電器店の親である電機メーカーが主催するものもありました。
隣町にその電機メーカーの大きな工場があったので、そこの土地を使って、傘下の電器店が参加するという中々に楽しい催しでした。
運動会と銘打ってますが、必死さというよりは楽しさをメインのパン食い競争だのアメ食い競争だの、出たら何かの景品をもらえるので子どもメインの競技は、みんなこぞって参加したと記憶してます。
小学校の運動会と違い、揃って行進する必要のない「前もって練習をしなくて良い運動会」は、小学生の私には衝撃的でもありました。
その時に多分景品でもらったのか、単におやつとして買って行ったのかその辺は定かではないのですが、私にとって「きのこの山」は、この企業運動会の思い出と結びついています。
「きのこの山」はクラッカーとチョコレートというそれぞれ単体でも味わえるお菓子です。
「たけのこの里」はチョコクッキーとして完成度が美味しく、サクサク感がとても気に入ったのですが、いかんせん、小学生がおやつとして食べるにはどちらもちょっとお高い商品でした。
世にきのこたけのこ戦争というものが広まった時には、私は常にたけのこ派でした。
今になってその戦争を此処でまた論じたいわけではなくて、最近の私はきのこのあっさりした感じもまた良し!と好みが変わってきたのです。
その年齢その時の楽しさも込みで、味わい方も変動するものなのです。
今も昔も気に入ったお菓子を気軽に買える、そして食べられる今の生活に感謝です。




