38 ビデオデッキ
なんで固定電話の処分で、テレビラックの掃除?と思われるかもしれませんが、CATVと電話とネットの三つを契約しているので、電話の処分とCATVとWi-Fi機器が連動してます。
家の固定電話を処分することにしました。
それの準備で、テレビラックの下の片付けをしてます、夫が。
マメな夫でとても助かってます♡
VHSのビデオデッキが、まだ置いてありまして…
と言うのも、家の娘や息子が赤ちゃんの頃は、まだVHSのビデオで録画したんですよ。我が家では古いビデオは、数年前にDVDに焼き直したので本当のところはもう捨ててもいいかと思うんですが…
夫の仕事の資料で古いビデオテープがたくさんあるので、使えるかどうかは別としてデッキがあると便利なこともあり、処分できずにおりました。
今度こそ処分しようかと片付け始めたのですが、ビデオデッキの中にテープが入っていてですね…
ラベルを見ると「きむこの成人式」という父の字が…
うちの父が電気屋に勤めていた関係で、新製品の使い方をお客さんに教えるために、父もそれなりに新しい電化製品を試してたわけですよ。
ですので、折に触れて私や妹の成長の記録的なものがビデオで存在してます。とは言ってもさすがにカメラワークなんて、想像も及ばない素人のものですから、単に着物姿の私のあとをストーカーの如くしつこく追いかけてくるだけ、という映像なんですが。
私の一番古いビデオ録画は、なんと!今から45年ほど前の小学校の運動会のものなのです。(一応DVDに焼き付けましたので、見るのは見れますが、絶対に酔うと思う)
これも、三脚なんて付属品もなく、しかもテレビ機材かよっと言うくらいの重さゆえに、人ではなく地面を映しているほうが多い画像ですが…
それでも目新しさがあったので、運動会のあとしばらく、店先のでかいテレビで録画映像が流され、ビデオカメラの売り上げに貢献したのでした(個人情報なんて考えもしない昭和の感覚です)
ついつい、息子がサッカーのエスコートキッズに当たった時の映像とか見てしまいました(ものすごく画像が荒く、親であっても息子が何処にいるのか分からない代物となってましたが…)
掃除の時に一番やってはいけないパターンにはまり込んだ私と夫は、ビデオデッキの処分を今回も先送りにしたのでした。
いや、でもほんとに父の録画した娘の運動会のビデオとか出てきてしまって、センチメンタルな理由から処分しきれなくて困ってます。
娘の運動会なのですが、たまたま父の母の兄、つまり私の祖母の兄が、うちの娘の通う小学校の隣の団地に住んでいて、何十年ぶりかで父と再会した、という訳の分からないカオスな運動会でした。
話が複雑すぎて、これでもう一話書くべきでしょうか。
「父からの手紙〜お墓参り〜」というタイトルで、エッセイ投稿しました。ご一読頂ければ幸いです。




