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一年後!

記憶が戻ってもうすぐ一年になる。あと数日で私は二回目の誕生日を迎える私は七歳になり、従者を持つことになる。前回の誕生日から今まで記憶が覚醒することはニィナとべリエルのことだけだった、忘れないようにノートに思い出したことを書き暇さえあればそれを読み直すのが日課。新設設計の記憶覚醒は自分に関わる人物が現れれば起こる…本当に親切設計ね??

とりあえず私の記憶では七歳の誕生日の前日に攻略対象の二人目が私の従者としてお父様が連れてきて対面する……キャラクターの詳しい設定は会ってみないと曖昧だけど、その他諸々のことはちらほら覚えてる。ゲームやりこんだし設定資料集ももってたし!確か四級の家の子で貧しすぎるから幼い子供が従者になるんだよね…どんな子だったっけ~…

「ニィナ」

「!お母様っどうなさったの??」

「一緒にお父様のところへ行きましょう、お話があるそうですよ」

「わかりましたっ」

きた!きっと従者になる子を連れてきたのね!…気を引き締めなきゃね、その子のルートでも私死ぬし…とりあえずいじめたりはせず信頼関係を築くことを目標にしよう。

「貴方、ニィナを連れてきましたよ」

「ありがとう、ニィナちょっと早いけどお父様からのプレゼントだよ」

お父様が待っている部屋につくと早速話を出してきた、そのお父様の後ろには私と同い年くらいの男の子がひょこっと顔を出して私をみている。…可愛い、すっごい可愛い!ゲームでは高校生ぐらいの見た目だったからなのか、小さい姿がすごい可愛い!これはべリエルの時も思った。

「ニィナの従者になる子だよ。さあ自己紹介をお願いしようかな」

「…リンク、です。これからよろしくお願いします…お嬢様」

可愛い!!おどおどしててかわいい!声も!リンクってこんなんだったんだ!前世思い出してラッキーだわ!仲よくしよう、笑顔が似合う顔立ちだもん!いじめないよっ

「私はニィナ…よろしくね?」

とびっきりの笑顔でリンクの手を握る、両親は従者を持てて喜んでるのだと思ってるみたいだけど、リンクは少し驚いて無表情になった、どうやらあまり笑わない子みたいね…記憶覚醒待ち。

やっと二人目の攻略対象者が出てきたよっ!頑張っていこう~~

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