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東方剣士録  作者: ぱすてる
14/15

嫌な予感

悠真side


ん?朝か。そういえば、ご飯食べてそのまま寝たんだっけ…。


「あ、おはよう。悠真。」


「ああ、おはよう玲。」


とりあえず、着替えるか。


ーーーーー数分後


「そういえば、今日はどうするんだ?」


「あ、人里に行こうかなって思って。」


「ん。ならそうしよう。」


食事やその他準備を済ませて、人里へ向かう。


「ん?あれ、魔理沙じゃないか?」


「あ、ホントだ。」


早起きなんだな。すると、こちらに気がついたのか声をかけてきた。


「何してんだ?」


「デートだ。」


「でーと?」


「へっ!?ま、魔理沙さん 違いますよ!」


恥ずかしいからって、そこまで否定しなくても…。


「いや、でーとって何だよ。」


…この世界の人間の人間がここまで世間知らずとは思わなかった。それともこの世界にはそういう言葉はないのか?


「まあ、いいぜ。面白い物が手に入ったからな。」


「「面白い物?」」


「ああ、これの事だ。」


魔理沙が取り出したのは本だった。


「本ですか?」と玲が聞く。


「まあ、そう見えるかもな。実は魔導書なんだぜ。」


「ふうん。」と、俺が言う。


「興味なさげだな。魔導書はかなり珍しいんだぜ。」


別に興味が無いわけではないんだが。俺達が元々いた世界には無かったしな。


「どんな物なんですか?」と、玲が質問をした。


「どんな物って聞かれるとな〜。簡単に言うと、魔法の呪文が記述されているんだ。」


ホントにざっくりだな。そういえば、俺達の世界であった物がこの世界にはなかったり、この世界にある物が俺達が元いた世界にはなかったりするんだな。…そういえば前居た世界はやばかったな。ホラーゲームみたいな所だったし。それに比べるとここは平和だ。


「あれ?」


「「どうしたの(どうしたんだぜ)?」」


「なんか、歪まなかったか?」


「「は?」」


「いや、気のせいか。」


「「?」」


なんか、空間が歪んだ気がしたんだけどな。気のせいか。


「…そういえば、さっき黒い裂け目みたいなのを見た気がしするんだが。」


と、魔理沙が言った。気になったので詳しく聞いてみる。


「黒い裂け目?」


「ああ、魔法の森でな。」


「魔法の森?」


「私が住んでる所だぜ。」


「どの辺りだ?」


「あっちだ。」


魔理沙が指差した方向は、紅魔館の辺りだった。


「ちょっと行ってくる。じゃあな。」


「へ?あ、ああ気をつけるんだぞ。」


「えっと…。じゃあ魔理沙さん、また今度。」


「ああ、また今度なんだぜ。」


軽く挨拶を済まして魔法の森とやらに急いで向かう。妙な事でも起きなきゃ良いんだがな。


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