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川で携帯落としてるおばあちゃんを助けたら孫と結婚を前提に付き合うことになった俺の話  作者: koruta5


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2/10

おばあちゃんと孫 竜樹side



 巡回中、軽度の認知症を診断されているおばあちゃんを見つけて、おばあちゃんとかなり仲良くなってしまった

 気にかけてよく近所を通ると

 全く知らないふりをされる日もあれば

 お茶を出してくれる日もある笑


 

 今日はお茶を出してくれた日だ

「お巡りさん、いつもありがとねぇ」

「いえいえ、おばあちゃん元気そうでなにより」

「最近よく忘れることが多くてねぇ

 孫からコンサートのチケットもらってるの

 私が忘れてたら代わりに行ってもらえないかしら」

 

「おばあちゃんが行った方がお孫さんも喜んでくれるよ」

 

「お願いねぇ、ポストに入れておくから」

 チケットを見ると2ヶ月も先のものだった

 

「おばあちゃん、おばあちゃんが行かないと、

 俺が行ったらお孫さんもびっくりするから」

 

「お巡りさん、孫はバイオリンがとっても上手なの

 聞いてあげて?」

 

「おばあちゃん……おばあちゃんがこの日に忘れないように前日にチケット渡しに来るから!それでいい?」

 

「ありがとねぇ、お巡りさん、ありがとねぇ」


 可愛いおばあちゃんだな、

 とりあえず預かって、忘れないように返しにいこう


 そう思っていた矢先、おばあちゃんが亡くなってしまった

 巡回していた時に忌中の文字があり驚く

 新聞に載っている知らせを見て御葬式に行った



 その後チケット返しにおばあちゃん家に行って、

 お孫さんに会ったんだけど……


 このチケットどうしようか……


  “孫はバイオリンがとっても上手なの

    聞いてあげて?”


 おばあちゃんの言葉が反復する


 あー、……あんま興味ないけど

 コンサート行って見るか


 

 コンサートデビューを決める竜樹だった――――

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