1話
初めまして"さきのえ”です。
拙い文章もある事でしょうがお暇な時にでも読んで下さると嬉しいです。
この作品はとある方の進めでコミケに何回か行って思い付いたものです。
楽しんで読んで貰える様に頑張りますね。
ではどうぞ〜。
小学生時代から毎年コミケに行く(親戚の人に連れてって貰って)拓哉が持ち帰る同人誌に最初は興味がわかなかった。
原作を知ってるから少し忌避感があったのもある。
「清仁はこういう同人誌が好きなはずだ。ここは騙されたと思って読んでみろって、ぜってぇハマるって……あがるぞぉ~」
「そんなにか?あとその言い方は誤解されるからやめろ。」
やたら押してくる同人誌を白い粉の売人の如くこっそりと懐から渡してくる拓也に軽くチョップを入れる。
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GOLINKに最近面白そうな同人を紹介ツイートが流れて来てた。
興味が湧いてきてたから読ませもらったが原作とは少し見方が違うキャラ描き方やストーリーは不思議な魅力があった。
『ライト向け同人誌だから読みやすいだろ?もっと刺激があるのもなるぜぇ、オマエもお前達と同じ真のオタクにならないか?』
『言い方……あと真のオタクにはならないけどコミケには興味出たかな、今度一緒に行って良いか?』
『フッようこそ第001小隊へ、……俺についてこれるか?』
根は良い奴なんだがネタを挟むのはどうにかならんかな?
初めてのコミケは午前一般参加でまさかの行きは始発電車、眠気も残る中皆でワイワイ、コミケの話題で盛る。
そんなに張り切らなくても良くないか?と思ってたが東京から乗り換えで電車は満員で驚き、会場の列に驚き、凄い人が多いのにマナー良く並ぶ様は軍隊ようだと驚いた。
夏のコミケの暑さ対策は万全だったからそこまで苦にはならなかったのは拓也に感謝、途中周りに熱中症になる人も出たようだから本当に良かったよ。
驚きの連続に拓也達に暖かい眼で見られ少し恥ずかしい思いをした。
「そろそろ開始時刻だ、ここからは静かな戦場となる。」
「静かな戦場?」
「スーパーのタイムセール、奥様方の格闘さながらな戦場とは違うのだかなぁ~。」
「アサシンのようにスルリと人々を避け最短ルートで同人誌を刈るのだよルーキー。」
開始時刻が来て列が動きだし会場内に入ると皆目的に向かい早足で向かうのだが人々間を縫うように進む友人を何とか付いていって買って行ったけど……。
(ん?あれ良いなぁ。)
同人誌を出している区画とは反対側に小物雑貨、アクセサリーに気を取られて一瞬立ち止まっていたら友人達姿が見あたらなくなっていた。
『コミケで、はぐれたらあの逆ピラミッド近くに決めた時間に集合な、探すと永遠にすれ違うからな~。』
遠い目をした友人に言われた事を思い出した。
時間まで適当に見て回るか、とアクセサリーや雑貨のエリアに入り気に入った物を購入していると何故か人が寄り付かない場所が気になり立ち寄ることにした。
「ん?気になるか少年、手に持って見ても良いぜ。」
「良いんですか?凄く細かい細工の装飾品ばかりだし高価なんでしょ?」
ハーフの方かな?褐色肌だが顔立ちは日本人よりの気の良さそうな店主は、何か納得した様子で訳を話し出した。
「俺はアニメや漫画が大好きでな、そこに書かれた装飾品を再現して作ったは良いが、自分の店に並べるのもネットで売るのも違う気がしてな。
俺の事を何も知らずに品物を観て気に入ったアニメ、漫画好きな人々に買って貰いたいと思ってコミケに参加して売ってるんだよ。」
「なにそれ凄いカコイイ理由じゃないですか。何処の主人公ですかあなた。」
店主は照れくさそうにしていたが、好きなアニメを聞いてきたので答えると、その作品の再現した装飾品を進めてくれて値段も少し高い位な為家族や友人にもと5個ほど購入する事した。
店主はおまけだと言って好きなブレスレットを好きに選んでくれと言ってくれたので、選ぼうとしたのだけど。
「んん?ブレスレットって一つしか無いじゃないですか。」
「………あ~アレだ”お前はブレスレットに選ばれし者“ってやつだな。」
店主はおどけて肩をすくめると流れる動作でブレスレットを俺につけると御釣りを渡して来た、まぁ良いかとお礼をしてその場を後にし、次は何処に行こうかと考えながら歩きだした。
「年々覚醒者に到る参加数増えてるなぁ……喜んで良いのやら悲しむべきなのか。
」
俺が去った後に店主の呟いた意味を知るのは直ぐそこまで迫っていた。




