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(7)何もない日の締めくくり

 ファイル整理を終えて間もなく、魔法捜査課は終業の時刻が訪れた。例外がない限りほとんど残業はない部署である。天井に据え付けてある魔法石の照明を杖で消すと、ナタリーが先に退出して、アーネットがドアに鍵をかけた。

「そろそろこのドアも替えていいんじゃないのか」

 アーネットは、年季が入ってグラグラしているドアノブを見下ろした。

「これでもブルーが魔法でいくらか復元したんだろ」

「あまりに古いせいで、完璧な復元はできないらしいわね」とナタリー。

「そういうものなのか」

「それこそ、ブルーの”先生”あたりなら新品同様に直せるんでしょうね、魔法で」

 それは凄い話だが、ドアノブを修繕するためだけに大魔女を呼びつけるのもどうかと思い、アーネットとナタリーは地下室からの階段を上がって行った。


 普段はナタリーとブルーが、一緒に地下鉄に乗って帰路につくのが習慣になっているのだが、ブルーが非番の日はナタリーは独りで地下鉄に乗っていた。今日もそのつもりでいたナタリーだったが、どういう風の吹き回しか、アーネットが駅まで送るのを申し出た。

「え?いいわよ、別に」

「そうか」

 ならいい、と思ったアーネットだったが、ナタリーは2、3秒考えて

「そうね。駅までなら、お願いしようかしら」

 と、特に表情も変えず言った。


 夕暮れのリンドン市内の混雑はとてつもない。デイモン警部などに言わせると、これでも私鉄の規制や道路網の整備が進んで、30年前に比べれば改善されたというのだが、テレーズ川の濁流が、人間に変わって氾濫しているかのようである。うっかりしていると、同行している人間とはぐれてしまう。

「こっちだ」

 アーネットはナタリーの手を引いて、大通りから少し外れた通りに出た。そこは商店街の裏手の路地で、それまでの人間の濁流が嘘のように、まばらな人間しか歩いていなかった。

「こんな通りがあるの、知らなかった」

「長年刑事をやってると、色々覚えるものさ」

「なんだか、私の父親を思い出したわ。いろんな道路を知ってて、誇らしげに教えてくれるの。男の人って、そういう習性なのかしら」

 歩きながらナタリーは笑った。

「俺たちは動物か何かか」

 そう言ってアーネットはナタリーの方をちらりと振り向く。

「ん?」

 アーネットは、何かに反応して突然辺りを見回し始めた。

「気のせいか」

「また何か視線でも感じたの?」

 職業病ね、とナタリーは呆れ顔をしながらも、調子を合わせて周囲を見回す。しかし、特段何か変わった様子はないと思った。

「誰か見てるような気がしたんだ」

「そりゃ、こんな路地裏を刑事風の二人組が歩いていれば、何かあったのかって周りの人は思うんじゃないの」

 ナタリーは特に気にしない様子で歩いて行こうとした。しかし、アーネットは立ち止ってナタリーの手を握る。

「待て」

「え?」

「しっ。静かに」

 アーネットは口元に指を立てて、周囲の気配を探った。完全に捜査中の刑事の表情である。

「誰かが俺たちを尾行している」

「誰もいないじゃない」

「パッと見つからないから尾行っていうんだ」

 全く当たり前の話なのだが、アーネットが言うとそれらしく聞こえる。

「昼、レストランからの帰りに感じたのと似た気配だ」

「ほとんど動物ね」

「冗談言ってられなくなるかも知れんぞ。来い」

 アーネットはナタリーに指で指示し、さらに狭い路地に入った。こんな道、どうして知っているのだろうとナタリーは思う。ほとんど獣道である。おおかた、犯人の追跡などで自然に覚えてしまったのだろう。


「こんな狭い通路、かえって不利なんじゃないの?本当に追跡者がいたらの話だけど」

「喋るな!息を切らす」

 さすが刑事10年のアーネットである、一切の無駄な行動を許さない。

「狭いってことは、相手の行動範囲を狭める事もできるってことだ」

 それだけ言うと、アーネットは一切の会話を停止した。

 2分ほど足早に、駅の方向へ移動しただろうか。アーネットは、突然立ち止ると振り向いた。

「そろそろ息が切れてきただろう。出て来い」

 と、誰もいなさそうに見える背後に向かって声をかける。これで、誰もいなかったらどうするのか。

 そうナタリーが考えた時、その人影は文字通り飛び出してきた。


「大嘘つきー!!!」


 女の金切り声だった。白いドレスの女は、棒状の何かをアーネットに対して向けた。その様子に違和感を覚えたアーネットは、ナタリーを脇に突き飛ばすと、胸元から魔法の杖を取り出し、一瞬早く魔法を発動させる事ができたのだった。


 馬の鞭でガラスを思い切り打ったような音がして、アーネットが作り出した魔法の見えない障壁により、女が突き出した棒状の物体の先端から飛び出した謎のエネルギーが、狭い路地に弾けた。それは、まるで雷のような光だった。

「なんだ!?」

 アーネットとナタリーは、まさかという顔で驚愕した。白いドレスの女が放ったそれは、あきらかに魔法だったからだ。


 その雷光が収まると、煙が晴れて現れた女の顔を見て、アーネットは再び驚愕した。

「君は…」

 それは、アーネットが知っている女性だった。

「レベッカか?ええと、たしかレベッカ…」

 相手のフルネームを確かめようとしたアーネットの言葉を遮るように、女は言った。

「覚えてたかしら。レベッカ・ピカリングの名を」


 レベッカ、と名乗る女の声には怒りの色が見えた。レベッカは杖をアーネットに向けたまま話を続ける。


「そうよ。5年前あなたと結婚の約束をした、レベッカ・ピカリングよ!」


「……」

 アーネットは無言だった。というのも、レベッカとの過去の経緯もあるが、それと同時に彼女が魔法を使って攻撃してきた事にも驚いていたのだ。

 とりあえず、アーネットは目の前の女に対して、言わなくてはならないことを言う事にした。

「レベッカ、結婚の約束というが、そもそも君と交際していた事実がない」

「とぼけないで!」


「とぼけるも何も、君はあの時まだ、たしか7歳だか8歳だったろう。いや6歳だったか?」


 アーネットは冷徹な過去の事実を、目の前の推定11から13歳と思われる、長い黒髪の少女に突き付けた。

「さすがのあなたも、7歳の子に手は出さなかったのね」

 半笑いでナタリーがアーネットの肩をポンと叩く。

「俺を何だと思ってるんだ」

「さあ」

 目の前の、暴行の現行犯を無視して雑談を始めた退勤中の刑事2名に、レベッカは大いに憤慨した。

「私を無視して雑談しないで!!」

「ああ、忘れてた」

「忘れるなー!!」

 そう叫んで、再び杖をアーネットに向ける。

「おっと、待て!レベッカ、なんで君が魔法を使える!?そっちの方が問題だ」

「本当は、それを相談しようと思ってたのよ!でも、誰よその女!!いま独身だって聞いてたのに!!」

「は?」

 アーネットは、もう目の前の少女の言っている言葉の意味が理解できなかった。

「ナタリー、なんか最近ジリアンといい、10代の少女に絡まれる事多くないか、俺」

「前世で何かしたんじゃない?」

「君が輪廻転生論者だったとは知らなかった」

 またしても無視されたレベッカの杖から、先ほどの雷光が放たれて、アーネット達の足元に直径30cm程度のクレーターを形成した。全く油断していたため、その威力に心底驚嘆されられる事になったのだった。

「レベッカ!一体どこで魔法なんか覚えた!?」

「教えて欲しかったら、その女との関係を言いなさいよ!!お昼もデートしてたでしょ!?」

「ナタリーは職場の同僚だ」

 それだけアーネットがポツリと言うと、

「そうなの?」

 と、レベッカは杖を降ろした。

「魔法捜査課の同僚だ。それだけ」

「それだけ?」

「そう」

 だいぶ長い沈黙のあと、レベッカは剥いていた牙をおさめて、素面に戻って言った。

「ならいい」

「それで納得するなら人に危険な魔法を向けるな!」

 今度はアーネットが切れ散らかす。

「アーネット、この子どちら様?」

「ああもう、こっちにも説明しなきゃならんのか」

 アーネットはウンザリした様子で、周囲を見回す。

「確かこの近くにパブがあったはずだ。そこで話そう」


 パブ「ラビッツ」に3人で席を取ると、アーネットはもうどうでもいいという気分で、外国産の濃いビールを注文した。ナタリーはコーヒー、そしてレベッカと呼ばれた少女は紅茶である。ついでに夕食も済ませる事にして、適当にマスターに見繕ってもらった。

「レベッカ、改めて聞くぞ。子供が一人でどうしてこんな所にいる。お母さんはどうした」

 アーネットが訊ねると、レベッカはうつむいて答えた。

「お母さん、いま入院してるの」

「何だって?どこか悪いのか」

「ううん、病気とかじゃない。転んで、足を骨折しちゃって動けないの」

「そうか、大変だったな」

 ひとまず、深刻な病気でない事にアーネットはホッとしたようだった。

「ナタリー、この子は俺が重犯罪課にいた頃の、事件の被害にあった女性の娘さんなんだ」

「そうだったの」

「あまり事件の事は思い出したくないだろう。これ以上は言わないでおくよ」

 レベッカの顔を見ながら、アーネットは言った。それは5年前、正確に言うと5年半ほど前である。レベッカの母親は、離婚した父親に命を狙われて、警察に保護されたのだ。その後父親は逃走中に、警官が威嚇で発砲した銃弾に当たって死亡するという、凄惨な事件だった。その後の事はアーネットは詳しく知らないが、どうも話を聞くと、母親は再婚もせず、レベッカと雑貨店を経営して、二人暮らしをしているらしい。

「それで、一人でいて大丈夫なのか」

「……」

「まさか、俺をアテにして警視庁の周りをうろついてた、なんて事はないよな」

 図星だったのか、レベッカは顔を真っ赤にして否定した。

「そそそんなわけないでしょ!」

「そういう事か。そういえば君、あの時俺にやたら懐いてたもんな。結婚するとか冗談言ってたの、いま思い出したよ」

「冗談!?」

 アーネットの一言が、レベッカの何かに火をつけたようだった。

「女心を弄んだのね!」

「杖を出すな!」

 ポシェットに手を入れるレベッカを、アーネットは制止した。

 しかし、レベッカの目にうっすらと涙が浮かんでいるのを、アーネットとナタリーは気が付いた。

「ずっとお母さんについて病院にいるわけにもいかなくて、仕方ないから私一人でなんとか暮らしてるんだけど。心細くなって、その時アーネットの事を思い出した。困ったら俺の所に来い、って言ってくれた事も」

 アーネットなら言うだろうな、とナタリーは思った。昔から、女性にだらしない以上に、情に流されやすい人間なのだ。

「大変だったな」

「うん」

「わかった。何でも言ってみろ。今、俺が力になれる事はあるか」

 アーネットにそう言われて、レベッカの目尻が少し緩んだ。安心したのだろう。

「ありがとう。でも、生活じたいが苦しいとかいうわけじゃないんだ。お店はあたし一人で、できないわけじゃないし」

「逞しくなったもんだな」

「へへへ」

 そう言いながら、ゆっくりとレベッカは先刻見せた杖を取り出した。

「さっきも言ったけど、本当に相談したいのは、この事なの」

「魔法か」

「お母さんが入院したのと前後して、突然魔法が使えるようになったの。これ、どういう事?」

 アーネットとナタリーは、顔を見合わせて驚いた。

「突然使えるようになった、だって?」

 そんな事があるのだろうか、とアーネットは首を傾げる。レベッカは続けた。

「殺人事件の新聞記事で、魔法捜査課のアーネット・レッドフィールドっていう名前を読んで、魔法捜査課にいる事を知ったの。アーネットなら相談に乗ってくれるかなと思って」

「そうだったのか。それ、具体的には何日からだ」

「お母さんが入院したのが、10日くらい前だから…少なくとも8日くらい前には使えるようになってた」

「使えるっていうのは、どの程度なんだ」

 

 レベッカが言うには、それに気付いたのは洗い物をしている時の事だったという。

「洗ったフォークを拭いてる時だったわ。突然、フォークの先から、雷みたいな光が飛び出して、布巾が焦げちゃったの」

「フォークが発動体になったって事か」

 アーネットは、初めて聞く魔法の事例をどう扱うべきか考えあぐねていた。

「その杖は?」

「これ?これは、うちの店にあった単なるアクセサリー。魔女の仮装で使うやつ。試しに使ってみたらフォークよりもコントロールしやすいから、護身用に持ち歩く事にしたの」

「完全に使いこなしてるじゃねえか」

 呆れ半分、安心半分でアーネットは頬杖をついた。

「魔法って言ったが、使えるのはその雷みたいな魔法だけなのか」

「うん、これだけ」

「呪文を唱えたりはしないのか」

「なにそれ?呪文が必要なの?」

 アーネットとナタリーには、皆目見当がつかない現象だった。突然に一種類の魔法だけが発現して、しかも呪文の詠唱も必要ないというのは、どういう事なのか。これは、ブルーに訊くしかなさそうである。

「ねえ、わたし何か危険な事になったりしない?寝てる時に突然魔法が出て、火事になったりしないかとか、うっかり誰か殺しちゃったりしないかとか、考えると怖いの」

「さっき俺たちに向けて魔法を撃ってきた口が言うかな」

「あ、ごめん」

 レベッカは舌を出して明後日の方を向いた。ごめんで済むなら魔法捜査課は要らない。

「まあ、見てる限りじゃたぶん、完全にコントロールしてると思う。それに、そもそも魔法は発動体っていう、魔力を伝達するための媒体がないと簡単には使えないんだ。寝る時に杖を握るわけじゃないだろう。とりあえず、そこは心配しなくていいと思うぞ。な、ナタリー」

「そうね。ただ、意図的に使えるのは確かなようだから、防衛以外の目的で使わないこと。それだけは気をつけてね」

 魔法の犯罪を取り締まる怖い人達がいるからね、と冗談気味に言うと、レベッカは少し安心したようだった。

「わかった。ちょっとだけ安心した」

「そういうことだ。まあ、その魔法の件は後日、俺たちより詳しい奴がいるから、そいつを交えて調べる事にしよう」

 アーネットはビールを飲み干すと、レベッカに笑ってみせた。

「ところで、君のお母さん…シャロンさんはどこに入院されてるんだ」

「ロードストーン病院よ」

「そんな遠くでもないな。近いうちに、お見舞いに行くよ。ところで、魔法の事はお母さんに話したのか」

「話したよ。凄いじゃないって言ってた。娘が不安がってるのにさ」

 娘より母親の方が大雑把であったらしい。アーネットもナタリーも飽きれ気味に苦笑した。

「そうか。まあ、今日はもう遅い。家まで送るから、この件はまた来週…」

 アーネットが時計を見ようとした、その時だった。

「うわあ!!」

 突然、カウンターからマスターの悲鳴が聞こえ、一人のハンチング帽を被った男が何かを抱えて飛び出した。

「ごっ、強盗だ!金を盗られた!!」

 初老のマスターが叫ぶ。驚いた客たちだったが、アーネットは即座に椅子を立ち、追いかける態勢を取った。が、アーネットは海外産の、ワインよりアルコール度数が高いというビールを飲み干していたせいで、一瞬ふらついて出遅れてしまう。

 そこで、まったく予想外の人間が強盗を追って飛び出した。

「おっ、おいレベッカ!!」

 アーネットは、飛び出したレベッカを引き留めようとするが、足元がおぼつかない。

 レベッカは店の外に飛び出すと、バッグを抱えて遠ざかる強盗を見据えた。素早く胸元から杖を取り出すと、真っ直ぐに正面に突き出す。

「おいバカ、やめろ!」

 アーネットの制止もきかず、レベッカの杖から真っ白な電光が走った。それは水平に正確に直進し、強盗を直撃した。

「うぎゃああああ!!」

 絶叫が大通りに響き、強盗は全身が一瞬光ったかと思うと、前のめりに盛大に転げ、そのまま気絶してしまった。目撃していた通行人たちは騒然となる。

「おい、大丈夫か!?」

 アーネットが駆け寄る。レベッカは胸を張って答えた。

「あたしは大丈夫!」

「ばか、強盗犯だよ!」

 さっき自分で人を殺さないか心配だと言っていた少女が、何の迷いもなく魔法で人を撃ったのを見て、アーネットの酔いは一瞬で醒めてしまった。ナタリーが駆け寄って、強盗犯の様子を見る。

「あー大丈夫、生きてるわ。ちょっと焦げてるけど」

 アーネットは疲れ果てたように、その場に崩れ落ちた。

「お前な」

「私の魔法も社会のお役に立てた?」

 得意気に微笑むレベッカから、アーネットは杖を取り上げると、顔を見据えて言った。

「レベッカ、今度君にトレーナーをつける。君と同世代の、魔法のエキスパートだ。そいつの指導で魔法のコントロール方法を身に着けるまでは、魔法は使ったらダメだ。約束してくれ。一歩間違えば、君は犯罪者になってしまう」

 それは、レベッカを案じての言葉だった。少しのあいだ驚いた表情を見せたレベッカだったが、アーネットの言う事を理解すると、小さく頷いた。

「うん、わかった」

「よし、いい子だ」

 アーネットはレベッカに杖を返すと、強盗犯に近付いて警察手帳を示す。

「強盗、騒乱の現行犯で逮捕する」

 魔法捜査課の仕事がなかった一日の締めくくりは、勤務時間外の強盗犯逮捕という、よくわからない幕切れだった。


 しかし、身の回りで魔法が使える人間は、女性の比率の方が多いと思うアーネットだった。対して、魔法犯罪を犯すのはほとんど男性である。これはどういう事なのだろうか。

 考えてもすぐに答えは出ない。駆け付けた最寄りの駐在所の警官に強盗犯を引き渡すと、アーネットとナタリーはレベッカを家まで送ってやり、そのままその日は解散したのだった。


 過去も現在も奇妙な事件には事欠かない。何かあれば、ご相談はメイズラント警視庁・魔法犯罪特別捜査課まで。

(魔法捜査課・過去の事件簿/完)

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