プロローグ 日常
このプロローグはだいたい会話文だけです。一話から一般的な形式で書いてます。
「はぁはぁ今日も可愛いなぁ~白山琴音さん!」
「おいっはぁはぁ言うなキモい。てか体クネクネさせんな。
たくっお前のせいで俺まで変な目で見られるだろーが。」
「いやでもさぁ~男だったら体クネクネさせずにはいられないよぉ~。あの可愛いさを見たらさぁ。」
「俺はならんぞ」
「えっ…もしや……お前そっち系…?」
「違う!変な勘違いするな!」
「あっおい今、琴音さんこっちに向かって手振ってきたぞ!最近毎日俺に振ってきてるんだぜ!こりゃ完全に相思相愛ってやつだよな」
「無視するな変態野郎!
はぁ…まぁ分からんでもない。確かに琴音は可愛い。」
「まぁそうだろそうだろ、なんつたって琴音さんはこの大学のマド……琴音…?」
「んっどうした?」
「何で……何でお前が呼び捨てなんだよー!この琴音ファンクラブNo.25の俺でもまだ恐れおおくて呼んだことがねーってのに」
「あぁ言ってなかったっけ俺と琴音は幼馴染みなんだよ」
「へぇーてことは……いつも手振って来てたのってもしかして…」
「うん。多分俺にだな。」
「恥ずかしすぃーーーーーーー!俺いっつも振り返してたよー!じゃあなに、琴音さんからしたら『なんでいっつも笑顔で手振ってくんだろ、あいつキモ』って感じじゃん!ぜってーヤバいやつだと思われてるよ!」
「落ち着け、お前は普段からヤバい奴だ。違和感はない。」
「余計落ち込むだろうがよ!もういい!今日は一人で帰る!」
俺は6月6日に大学に入ってからの友である佐山 純平とこんな他愛もないことを話していた。
そんな他愛もない俺の日常がその日終わりを告げることも知らずに。




