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慰愛霧  作者: 明日葉甘楽
9/11

02/21


 大きな壁が僕を押さえつける


 僕の腕じゃあびくともしないその壁は だんだん重さを増していく


 耐えられない僕は ずっと思っていたことを叫んだ


 すると壁は見えなくなって 僕は地獄から開放された



 起承転結


 誰しもが体験する人生の節目節目


 そんな夢が僕を蝕んでいった


 眠れない夜は無い 起きれない朝も無いんだ


 結局僕はひとりきりで 下らない愛を期待してる


 この先もきっとそうだろう きっと


 敵わない相手が誰だかも解らない僕は 虚しく声を荒上げるだけ


 その声は便箋に宿る事もなく 海の底で永遠に眠り続ける


 そんな光景を見ているだけで 僕は満足している


 とっても小さな幸せの話



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