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The World  作者: 岳 哲
9/13

死死死死

ツギハギキョウジュのある1日

今に見ていろ

今一今二

居間に放置の4人の死体

鬼の居ぬ間に気ままに隨に

ナイフも包丁もカッターも同じもの

僕が好きなものはマシンガン

思考の飛躍は進化とも覚醒とも異なり

また突然変異とも異なる脳の悪戯

テーブルの上の8つの目玉

黒目部分を下にして

さぁ神経衰弱の始まりだ

頭に鳴り響く音楽は

邦楽と洋楽とクラシックを同時に流し

その音量をゼロにしたものに等しい

限りなく等しいが同じではない

そこを理解できる人間とできない人間

結局人間は約70億種類しかいないということか

それはそうと人体というのは複雑で

要らないパーツが多過ぎる

色々なものを取り込み過ぎた代償だ

シンプルが持て囃されるこの時代

ないものねだりが大多数

自分の可哀想な姿を想像して泣く

客観的主観の持ち主達の宴の場

喜びと怒りと哀しみと楽しみの感情を

足して4で割ったものは

希望でも絶望でもその中間でもなく

そのような感情は存在しない

いや答えを知ることができないだけかもしれない

人間には限界がある

限界を設定したと言うのが正しい

創造主を超えることはできないよ

僕は2度会ったことがある

それは神様でも人間でもない

シンプルから最も遠い存在さ

旅には始まりも終わりもない

決定権はいつも自分の外にある

全ては自業自得で説明つくが

納得できるのは少人数だろう

おっともうこんな時間だ

そろそろ帰ってお昼を食べよう

そうだたこ焼きを買って帰ろう




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