余談 「黒猫のコイスケ」
ぱちり、ぼくは目をあける。
体を大きくのばして、大きな板の近くで座る
大きな板が動いた板からぼくの主人が出てきた
うれしくて主人の足に体をくっつける。
こうすると主人はぼくを見てくれる
「コイスケもおはよう」
にゃーにゃん!
主人と同じ言葉は話せないけど
せいいっぱいの声で返事をした。
主人はぼくを抱き上げてくれた
あたたかくてまた寝ちゃいそうになる
いつものぼくの場所に主人はぼくを下ろすと
頭を撫でてくれる。
主人と一緒に住んでいるニンゲンは一緒に食事を始めた
ぼくはそれをけずくろいをしながら眺める
このあと主人はいつもどこかへ出て行ってしまう
ちょっとさびしい。
「ごちそうさま」
ご飯を食べた主人は色々してから
また大きな板へ行く、今度はぼくも後ろをついていく
主人は立ち止まり座るでもすぐに立ち上がった
主人はまたぼくの頭を撫でると
「いってきます、コイスケ」
にゃにゃんにゃーにゃん!!
名前をよばれるのはうれしい。
主人は板を動かして外へ行ってしまった。
ぼくは主人の部屋へいく
いつもちょっとだけ板が開いてるからそれを動かして入る。
大きくて柔らかい布に入った、ここは主人の匂いがして
落ち着く、そこでぼくはまた寝た。
また起きて僕は布からでる。
主人はまだ帰ってきていない、さびしい。
毛づくろいをしてから起き上がりぼくは
見回りをはじめる。
でもすぐに、すごく、すごくいやな感じがした
すごくいやなきもちなって主人と会えなくなる気がして
ぼくはあせりながら外へとびだした。
そこに主人の番がいて、僕と同じようす。
だからぼくは主人の番のくらい場所へ入ることにした。
なんでそうしたかわからないでもこれをしないと主人に会えない。
そんなさびしいのはいやだ
ひとりぼっちはとてもさびしい。
ぼくは主人をひとりぼっちになんてさせない!




