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ヴァンパイアとパンダ  作者: 怪獣大熊猫
エルフの国ミッドガルド
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牧場の闇

 ギルと一緒に4人で牧場へと移動したが、私はさっそく後悔していた。先に気づくべきだったが、ミカから継承した能力で私は動物とも会話ができるのだ。

 牧場ではちょうど動物達が馬車に乗せられているところだった。ちょっとサイズがでかかったり細部は異なるが概ね知っている動物に近い外見をしている。品種の違い程度の差異だろうか。

「どこいくのー?」

「わーい乗り込め―!」

「あっ・・・。(察し)」

 動物たちが口々にしゃべりながら馬車に乗り込んでいく。

「うわ―、お肉食べにくくなっちゃうな―。」

「どうしたでござるマキ殿?」

「私動物がなにしゃべってるかわかるんだよね。」

「マキ殿も動物でござるからなー。」

 そうではないがまあいいか。

「ミカは平気なの?」

「え?なんで?おいしいよ。」

「あっはい。」

 もの言わぬ動物なら殺しても平気だなんて考えてみればおかしな話だ。彼らにも意思があり生きているのだ。命を奪って食べているということを改めて感じ、これからはもっと食材に感謝しようと思った。


 食肉用以外に羊やヤギ、馬も飼育しているようだ。牧場にはそれほど目新しい生き物は居ないが、飼育しやすいものだけを選んでいるのだろう。動物達とも少し会話してみたがほとんど意思疎通はできず草うめーって感じだった。エゴかもしれないが彼らに悲壮感はないので少し罪悪感が薄れた。


「こっちも作業は順調みたいだね。もうすぐ王都行きの馬車が出発するから案内するよ。」

 特に手伝えることもなさそうなのでギルに連れられて牧場を後にする。

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