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確信

私は伯父さんにメールを送ったあとに、公園に向かった。

あのおじ、お兄さんはベンチに座っていた。


私は近づいていく。

「お兄さん、こんにちは」


「やあ、きみか」

私の声に気づいてこちらを向いた。


「お兄さんってお花が好きだったの?」

質問が唐突すぎたか


「ん、なんでだい」

不思議な顔をしてこちらを見る。


「いや。こないだ部屋にはいったときに紫色のきれいな花があったから」

私はすらすらと嘘をつく。


「ああ、あれは近所のおばさんがくれたんだ。こないだ逮捕された」


私は思わず動揺した。

「あれって食用なんだって、最初は抵抗あったけどそのおばさんがてんぷらにして持ってきてくれてさ。とてもおいしかったよ」


「で、お礼をいいに後日言ったら、植木鉢ごとくれてね、いちばんおいしいのはお鍋にいれて食べるんですよって、優しい人だったけどまさかね」


「おいしかったですか?」


「うーん、僕はてんぷらのほうが好きだったかな。でもあれが最後の晩餐になるとはね」

お兄さんは笑っていた。


これは間違いない。保険金殺人だ。

父親と息子の保険金だけでは飽き足らず会社へ慰謝料まで要求しているとはあの女は悪魔だ。

そして、その悪魔に力添えした安藤小百合も。しかし証拠がない。どうしたら捕まえることができるのか。

とりあえず伯父さんと合流して作戦を練らないと。


「じゃあ、私帰ります」

お兄さんに一言伝えた。


「え、ああ。じゃあね」


最後の晩餐か…私は何を最後に食べたっけかな。


そんな下らないことを考えながら私は家に戻った。


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