第一章版 人物紹介
教師陣
ヨシュアン・グラム
我らが主人公。術式師としては最高峰の称号『タクティクス・ブロンド』を所有。
交友関係に王様がいるという、普通に考えればとんでもない平民。
リスリア王国の外からやってきた異邦人で、出生は謎。
ときおり天上大陸を眺めているようだが?
26歳、独身。好みのタイプは柔らかくて色々な面に包容力のあるリィティカみたいな人。
皮肉屋で面倒味が良く、図太いくせに神経質な面もある。怒るわ殴るわと手荒い面こそあるが、歪んだ愛情表現みたいなものだろう。
今回、王の策略により教師になることが決まり、やんちゃで気難しい生徒たちを相手に今日も頑張る苦労人。教師陣も一癖あり、最近では素の行動も現れてきている。
黙っていれば女衒のように見えなくもない。
職業は術式具元師で、完全な自営業。
担当教科は術式。
へグマント・ラーシー
大柄な筋肉質の40代男性。ダンディなヒゲと短い髪型が渋いオジサン。実際の教師歴はなく、軍の訓練指導を行なった経歴だけなら10年勤務相当のベテラン域である。軍属での階級は騎士。個人の従騎士を持つ程度には勲章もある。平民出身で諸外国との戦争経験者でもある。
計画参加理由は不透明。
担当教科は体育。
ピットラット・イシーン
細身、長身、白髪に細目のセバスチャン。さる貴族の邸宅から計画に参加された執事さん。
三代渡っての執事職で、同じく三代に渡って主の教育係をしていたという超ベテラン。
若い世代の多い、今計画で後ろから見守るようなスタンスをとっている。
計画参加理由は不透明。
担当教科は教養。
リィティカ・シューリン・シュヴァルエ
柔らかな髪質をアップにした髪型、穏やかな女性教師。
ヨシュアンから見ても低身長で、穏やかなのんびり屋。感情が高ぶると教鞭を振ってしまう癖があるが、これは教鞭でなくてもいいらしい。手短な長い棒みたいなのは皆、逃げたほうがいい。
教師歴こそないものの、錬成師としての講座を何度か開いた手前もあって手馴れたところがある。今計画の参加動機は、弟子作り。そろそろ弟子を取らなければならない手前もあって、今計画に参加した。23歳、独身。
担当教科は錬成。
シャルティア・シャルティロット
パーマセミロングの女性。クールな外見にマグマの気性を宿した才女。
のんべぇ。ヨシュアンとは気が合うせいか、よくよく絡むことになる。
元下級貴族で現上流貴族。幼少時、内紛の間をくぐり抜け、物々交換や策謀で自分の家を押し上げた張本人。
そのせいか貴族らしくないところがある。
何らかの思惑で今計画に参加したようだが……?
数学宮の計算士であり、元老院直下の人材である。26歳、独身。
担当教科は数学。
アレフレット・フランクハイン
田舎貴族の末っ子にして地元では術式の天才と呼ばれた男。
しかし、ヨシュアンのせいで天才も形無しである。
王直下の組織、図書院の大司書をやっており歴史について詳しい。
すこし癪の強いところがあり、気に入らないことがあると怒鳴り散らす神経質な面がピックアップされているが、教師としては優秀で学習要綱は完璧に満たしている。
色んな面で冷遇されている25歳。が、結婚しているので爆発しろ。
自分の家名が『貴族名鑑』に乗ってないことがコンプレックス。そのため向上心・上昇意欲は非常に高い。
一応、今計画の参加の見返りにある程度の席を確保しているようだが……?
担当教科は暦学。
クレオ・シュアルツ・アースバルト
義務教育推進計画の裁定役にしてリーングラード学園の学園長を務める老婆。
小柄な体躯といつもニコニコしている風貌で、穏やかな人そうに見えるが内部は策謀で色んな人を絡めとる狐のような人。
なんらかの貴族であるが『貴族名鑑』を暗記しているヨシュアンが知らないという謎の人。
国家から隕鉄の一部を管理させられているにも関わらず、それをポンと出せるあたり豪胆極まりない。
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生徒たち
成績表
S=ちょーてんさい A=すごいっ! B=ふっつー C=まぁまぁかな? D=ダメダメ
クリスティーナ・アンデル・ハイルハイツ
ランスバールの遠縁で王族の一つ、ハイルハイツ家の末娘。上に三人の兄がいる。髪色は黄金。
フリル大好き14歳。
見栄っ張りなせいか自分を度々、窮地に追いこむものの精神力自体はそんなに強くない。いわゆる一つの豆腐メンタル。でも見栄っぱりなのでその辺りは相殺されている模様。
第一章のメイン生徒で、今回で見栄という壁をヨシュアン限定で突破に成功する。このことが彼女のメンタルにどのような影響を与えるのかまだまだこれからのお話。
術学A体育B暦学C錬成B教養A数学A
こうしてみるとバランス型だったりする。
担当教師より一言「授業中に喧嘩しないの」
マッフル・グランハザード
グランハザード商会の一人娘。王族相手に喧嘩する元気系商人っ娘。髪色は赤。
お金大好き14歳
クリスティーナとは犬猿の仲にも関わらず、一緒に買い物に出かけたりするあたり、気が合うのか行動パターンが似通っているのか。
成果が伴わないと裏で努力をしたりと、妙な粘り強さを見せつけるところは幼い頃から商人として鍛えられた修行の賜物か。
術学C体育A暦学B錬成B教養C数学S
担当教師より一言「上に同じくです。自重なさい」
セロ・バレン
貴族と平民の間に生まれた不幸な生い立ちを背負っていそうな気弱っ娘。
『バナビー・ペイター』をこよなく愛する12歳。
気弱な癖に感想はハッキリ口にしてしまうが、その素直さが自分を追い詰めている節がある。
今日も健気に頑張って、ヨシュアンあたりに過保護を受けているヨシュアンクラスのマスコット。
術学B体育D暦学A錬成A教養A数学B
担当教師より一言「もう少し積極性を磨きましょう」
エリエス・アインシュバルツ
優秀な術式師を多く排出しているレザナード領からやってきた無口系優等生っ娘。黒髪で片目を隠している。
知的好奇心に飢えた14歳。
ヨシュアンがエースと呼ぶくらいクラス内では優秀。
しかし、謎の出生と師弟の間柄に強く執着するなど、微妙な謎が含まれている。
術学S体育A暦学A錬成A教養A数学A
担当教師より一言「弟子入りの件は六ヶ月後の進路調査のときにしましょう」
リリーナ・エス・ル・ラーツァ
エルフの集落からやってきた不思議系エルフっ娘。
生徒たちの中でも一番、出るところ出てる15歳。
また唯一の『眼』持ちであり、緑色の源素と相性は抜群。しかし、逃避癖があったりエロに力を入れている部分がヨシュアンやクラスメイトをときどき、カオスに追いこむ問題児の一人。
術学A体育S暦学C錬成C教養C数学A
かなりピーキーな性質があったりする。
担当教師より一言「性欲を持て余さないの」
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王都関係
ランスバール・シュバルツ・アインデンスト・ヒア・トール・リスリア
リスリア王国第13代国王。
だいたい、こいつのせい。
義務教育の話をヨシュアンから聞いて、すぐに着手、そして一年後、当のヨシュアンを生贄に教育計画をスタートさせる。
ヨシュアンから見ればただのバカだが、世間一般での評判は高く『賢王ランスバール』や『賢君』などと称されている。
貴族院と仲が悪いようだが……?
ヨシュアンを完全なツッコミ役にすることができる唯一の人
ベルベールさん
ヨシュアン曰く究極のメイド。読心術によるオモテナシの精神は献身の意味を良くも悪くも変えさせる。
ランスバール付きの侍女で侍女頭の地位にあり、(未だ出てきていないうえ話にも登らない)執事長と対等に話せるくらい強い。
ランスバールの思いつきを実行する人でもあり、ヨシュアンの理解者でもある。
各種、暗殺技術などと近接能力は【タクティクス・ブロンド】並と言われているが、もっとも得意な分野は諜報活動。
そりゃ、人の心も読めらたら……ねぇ?
クライヴ・バルヒェット
鋼の意思と最高級の武装をもってして戦場を蹂躙する対術式兵団用組織、法術式騎士団団長。
毎度の武闘大会での優勝者でリスリア一の武勇を誇るとされている。
クール系無口のイケメンなのだが、言葉が足りないうえに語彙が少ないおかげか非常に誤解されやすい。
特に誤解されやすい相手はレギンヒルトとヨシュアン。
レギンヒルトに執着しているようだが?
メルサラ・ヴァリルフーガ
元傭兵団の術式師で、暴れ馬と称される女性。内紛後、その強さから【タクティクス・ブロンド】に任命され、傭兵団を辞めて冒険者になる。
件の傭兵団も開拓村などの領地を貰い、定職についてしまった結果だろう。
しかし、半数がヨシュアンによってフルボッコにされているため、その敵討ちから生じた殺し愛は今日まで続いている。
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その他色々
テーレさん
学園長付きのメイドさん。教師の中でも彼女の存在に気づいている者は少ない。目の前に居ても見えないくらいの存在感の薄さを持ち、その性能を生かした暗殺術は死んだことを本人にすら悟らせない。
医療技術にも明るく、万能型メイドではあるもののブレードナイフをヨシュアンに突きつけるなどと常識よりも自分の感情に従う面がある。
ロラン・オーロギット
リーングラード学園の生命線であるキャラバンを指揮する若手の商人。
手堅く、大胆な手法で多くの功績を納め、王国御用達にまで登り詰めた商館の有望株なのだが、ガチガチの利益脳ではなく面白い話に金を出す道楽な面もある。
具体的にはこいつの発奮が制服の配布を早めた。
実益よりも長い目で見てのトータル利益を追い求められるところからもわかるように、敵に回すと危険なタイプ。




