第二章版 人物紹介
◆教師陣◆
ヨシュアン・グラム
我らが主人公。術式師としては最高峰の称号【タクティクス・ブロンド】を所有。
交友関係に王様がいるという、普通に考えればとんでもない平民。
リスリア王国の外からやってきた異邦人で、出生は謎。
天上大陸を目指す夢追い人のくせに、実際にどんなことをやらかしてるかは不明。
王都にある自室兼研究所はいつも爆発が絶えない素敵な職場である。
26歳、涙の準アラサー。好みのタイプは柔らかくて色々な面に包容力のあるリィティカみたいな人。
皮肉屋で図太いくせに神経質な面もある。怒るわ殴るわと手荒い面こそあるが、歪んだ愛情表現みたいなものだろう。
しかし、同時に懐に入ってきた人間には貴族平民問わず、変わらず接し、苦労もいとわない面倒見の良さが自ら苦労を呼びこんでいると気づくのは何時?
やんちゃで気難しい生徒たちに感情移入しまくっているせいで、性格を越えた熱さも垣間見せる、今日も頑張る苦労人。
教師陣も一癖あり、最近やってきたメルサラも加わってストレスがマッハ。そろそろリィティカ先生製の胃腸薬がいるかもしれない。
謎の大事な人を時折、思い出しているようだが……。
職業は術式具元師で、完全な自営業。
担当教科は術式。兼、学園の敵性異分子への特攻隊長。
【タクティクス・ブロンド】内ではもっとも『操作性』に優れ、何種類もの術式を同時に操り、融合させる『特異性』を持つ。
スキル&称号
【輝く青銅】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人だからといって生き方は変えられないんだぜ?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。視力までは良くならない。
【ハックマスター】:源素の操作に長けた者に与えられる称号。裏技? 不正アクセス? チート? NO、努力の結果です。
【貴族嫌い】:貴族が大嫌いな人に与えられる称号。ブルジョワジーは滅ぶべきです。
【××教師】:色んな評価を与えられる教師に捧げられる称号。千の名前を持つ教師。
へグマント・ラーシー
大柄な筋肉質の40代男性。ダンディなヒゲと短い髪型が渋いオジサン。実際の教師歴はなく、軍の訓練指導を行なった経歴だけなら10年勤務相当のベテラン域である。軍属での階級は騎士。個人の従騎士を持つ程度には勲章もある。平民出身で諸帝国との戦争経験者でもある。
生徒を軍人にさせる腕は他に類をみない感染力を発揮し、ヨシュアンを恐怖させた。
外見からもわかるように鍛え上げられた筋肉を使って、大剣を振り回す生粋のパワーファイター。フルアーマー装備でダッシュできるくらいすごい筋肉。
また軍事関係のみ、素晴らしいINTを発揮するが、教師力を競うポイント総合ではまさかのビリ。
脳筋に光が差し込むことはあるのか?
計画参加理由は依然、不透明ではあるがヨシュアン曰く安牌。
おそらく軍部が義務教育計画に中立の意を示していることが理由と思われる。
担当教科は体育。
スキル&称号
【軍用騎士】:軍部に属する騎士に与えられる称号。愛国者たちよ! 私は帰ってきた!
【筋肉万歳】:筋肉に関するスキルは当然習得済み。震えるぜ筋肉、燃え尽きるほどヘモグロビン! 刻むぜ筋肉のビート!
ピットラット・イシーン
細身、長身、白髪に細目のセバスチャン。さる貴族の邸宅から計画に参加された執事さん。
三代渡っての執事職で、同じく三代に渡って主の教育係をしていたという超ベテラン。
若い世代の多い、今計画で後ろから見守るようなスタンスをとっているため影が薄くなりがちではあるが、地味に優秀なため、色んなサポートに回るせいでまた影が薄い。
ヨシュアンが渡した術式具を簡単に操り、理解してしまう様と普段の言動からかなりの腕前だと睨まれている。
台詞量も少ないせいで、最近、空気気味ではあるがどうなることやら。
計画参加理由はまだまだ不透明。
担当教科は教養。
料理上手であることが判明した。
スキル&称号
【敏腕執事】:優れた執事に与えられる称号。寝るときはもちろん髪をセットして正装、何時起きてもすぐに主の元へ。
【凄腕教師】:教師間競争に見事、トップを飾った教師に送られる称号。もちろん、プロですから。
【辣腕料理人】:素材の味は落とさない、調味料はもちろん自家製、その腕が霞むとき美しい料理の数々が披露される特級厨師。
リィティカ・シューリン・シュヴァルエ
柔らかな髪質をアップにした髪型、穏やかな女性教師。
ヨシュアンから見ても低身長で、穏やかなのんびり屋。感情が高ぶると教鞭を振ってしまう癖があるが、これは教鞭でなくてもいいらしい。手短な長い棒みたいなのは皆、逃げたほうがいい。もちろんヨシュアンにとってはご褒美です。
教師歴こそないものの、錬成師としての講座を何度か開いた手前もあって手馴れたところがある。今計画の参加動機は、弟子作り。そろそろ弟子を取らなければならない手前もあって、今計画に参加した。23歳、独身?
最近ではヨシュアンが怪我ばかりするから、少し心配しながら疲労回復薬や医務室の女医さんからもらう処方箋での調合ばかりしている。
知識量はヨシュアンに次ぐほどであり、錬成の知識ならヨシュアンを凌ぐ。
ヨシュアンとは仕事の種類が近いため、一番連携が取りやすい位置をキープしている。
担当教科は錬成。
スキル&称号
【ココロスイッチ・恋】:恋の話を聞けばあの子も豹変。恋の話に興味津々なのはいくつになっても止められない止まらない!
【錬成術師】:数多の薬剤を作る者に与えられる称号。た~る♪
シャルティア・シャルティロット
パーマセミロングの女性。ときどきアップ。クールな外見にマグマの気性を宿した才女。
のんべぇ。猥談にためらいがない女。ヨシュアンとは気が合うせいか、よくよく絡むことになる。
元下級貴族で現上流貴族。幼少時、内紛の間をくぐり抜け、物々交換や策謀で自分の家を押し上げた張本人。
そのせいか貴族らしくないところがあり、貴族嫌いのヨシュアンでも拒否反応がないままで話せる。
怪談が苦手という弱点が発覚、以降、怪談じみた話をしようとするとものすごく睨まれる教師ヨシュアンが発生し、本人たちの思惑はともかく着々と仲良くなっている節がある。
そして、金儲けに無類の才能を発揮し、見事、ヨシュアンの失敗をひっくり返してみせた。この人一人で学園経済も思うがままじゃないかと仲間内に思われている。
数学宮の計算士であり、元老院直下の人材である。26歳、独身。
担当教科は数学。
スキル&称号
【数字の天災児】:数学において類まれなる才能を権謀術数にすら当てはめる者に与えられる称号。目指せ女版モリアーティ!
【お金のマネージャー】:哲学者なんてもう古い? マネジメントをこなす女傑に与えられる称号。すべての金は我が掌よ……。
【教師の教師】:同じ教師でも迷わず怒れる熱きドロップキックに送られる称号。失敗すると脇腹を痛める自爆技。
アレフレット・フランクハイン
田舎貴族の末っ子にして地元では術式の天才と呼ばれた男。
しかし、ヨシュアンのせいで天才も形無しである。
王直下の組織、図書院の大司書をやっており歴史について詳しい。
すこし癪の強いところがあり、気に入らないことがあると怒鳴り散らす神経質な面がピックアップされているが、教師としては優秀で学習要綱は完璧に満たしている。
色んな面で冷遇されている25歳。が、結婚しているので爆発しろ。
自分の家名が『貴族名鑑』に乗ってないことがコンプレックス。そのため向上心・上昇意欲は非常に高い。
教師力だけなら誰よりも高いとヨシュアンのお墨付きをもらっているが、逆手に取られて仕事量がさらに増える毎日。しかし、教師間競争で2位の実力を見せつけるなど地味に活躍中。
ヨシュアンとほぼ同じくらいの残業率を誇り、下手をすれば過労で死ぬ。
薄々、ヨシュアンの正体に気づき始めているようだが……?
担当教科は暦学。
スキル&称号
【編纂マスター】:書籍に関する能力なら誰にも負けない人に送られる称号。本の虫ごときでは到達できない編集能力。
【三色開眼】:三色の源素が見れる者に与えられる称号。凡人がこの力量を得るまでに20年を考えると天才と呼ばれてもいい。
クレオ・シュアルツ・アースバルト
義務教育推進計画の裁定役にしてリーングラード学園の学園長を務める老婆。
小柄な体躯といつもニコニコしている風貌で、穏やかな人そうに見えるが内部は策謀で色んな人を絡めとる狐のような人。
なんらかの貴族であるが『貴族名鑑』を暗記しているヨシュアンが知らないという謎の人。
それどころか帝国の情報、王国の内情にも詳しく、どれだけの情報を持っているかわからずヨシュアンでも戦慄してしまうほど。
全てを飲み込んで、黙して全てを語らない精神力こそ化け物の域。
国家から隕鉄の一部を管理させられているにも関わらず、それをポンと出せるあたり豪胆極まりない。
おそらくこの人こそが学園最大の謎である。
スキル&称号
【学園長】:全ての学ぶ者、教える者の頂点に立つ者に与えられる称号。老獪なのは伊達ではない。
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◆生徒たち◆
成績表
S=ちょーてんさい A=すごいっ! B=ふっつー C=まぁまぁかな? D=ダメダメ
◆ヨシュアンクラス◆
クリスティーナ・アンデル・ハイルハイツ
ランスバールの遠縁で王族の一つ、ハイルハイツ家の末娘。上に三人の兄がいる。髪色は黄金。身長はクラスで2番目、このまま成長すれば美女になるだろう美貌はある。でもまだまだお子様である。
フリル大好き14歳。
見栄っ張りなせいか自分を度々、窮地に追いこむものの精神力自体はそんなに強くない。いわゆる一つの豆腐メンタル。でも見栄っぱりなのでその辺りは相殺されている模様。
第一章のメイン生徒で、今回で見栄という壁をヨシュアン限定で突破に成功する。このことが彼女のメンタルに影響を与えているのか、時々、クラスメイトへの優しさが垣間見えるようになった。
それはいつも喧嘩しているマッフルすら問わない。
少しずつだが周囲の気持ちに立って考えることを覚えたが、まだワガママな部分を残しているあたり、成長の可能性を残していると言えるだろう。
術学A+ 体育B+ 暦学C- 錬成B- 教養A+ 数学A
こうしてみるとバランス型だったりする。
スキル&称号
【わがまま】:王族に遺伝するとされる人様を振り回す才能。空気に読まぬ、媚びず、顧みず。王族に遠慮はないのだ。
担当教師より一言「次の喧嘩の時に剣を抜いたら強めのオシオキですよ?」
マッフル・グランハザード
グランハザード商会の一人娘。王族相手に喧嘩する元気系商人っ娘。髪色は赤。身長はクリスティーナより少し下。自分のことを美少女と言ってしまう残念なところはあるが、村に居たら求婚者が絶えないくらいは美少女であろうと思われる。
商売大好き14歳
クリスティーナとは犬猿の仲にも関わらず、一緒に買い物に出かけたりするあたり、気が合うのか行動パターンが似通っているのか本人にもわかっていない模様。
成果が伴わないと裏で努力をしたりと、妙な粘り強さを見せつけるところは幼い頃から商人として鍛えられた修行の賜物だろう。
大人相手にも商売し、周りの信用を落としても冷静に受け止め、我慢することもできるが心はまだまだ未成熟。
傷つくことだってあるもん。
二章のメイン生徒であり、信用を落とすことの恐怖、信用の形の裏表を垣間見る。
容易く信じる怖さ、誰をもっとも信用するかの岐路に立たされた。
そして、傷つくも我慢しつづけ、物事の裏表に真摯に向き合うようになった。
これからはもっとも信じるものを探し、大事にしていくだろう。
それがマッフルにどんな影響を与えるかはまだまだわからない。
術学C- 体育A 暦学B 錬成B+ 教養C 数学S-
スキル&称号
【商人の才覚】:輝かしい商才を発揮した者に与えられる称号。目指す夢は大富豪ですよプロデューサーさん!
担当教師より一言「落ち着いて周囲を見なさい。喧嘩しているときは特にですよ」
セロ・バレン
貴族と平民の間に生まれた不幸な生い立ちを背負っていそうな気弱っ娘。クラスで一番、背が低い。
『バナビー・ペイター』をこよなく愛する12歳。
気弱な癖に感想はハッキリ口にしてしまうが、その素直さが自分を追い詰めている節がある。
今日も健気に頑張って、ヨシュアンあたりに過保護を受けているヨシュアンクラスのマスコット……、なのだが、自立心も芽生えつつあるよう。
少しのワガママとそれに応えてくれる人を探し求め、ヨシュアンはその候補だと思っている。
最近では壊滅的だった運動に少しずつ、改善の兆しが見られ、百回素振りを終えた姿を見たヨシュアンは感涙を流したという。
術学B+ 体育D- 暦学A 錬成A 教養A- 数学B
スキル&称号
【ココロスイッチ・恋】:恋の話に興味津々なお年頃。だって女の子だもんっ。
担当教師より一言「焦らず少しずつ学んで行きなさい。でも恋の話は勘弁してください卒倒しますよ?」
エリエス・アインシュバルツ
優秀な術式師を多く排出しているレザナード領からやってきた無口系優等生っ娘。黒髪で片目を隠している。身長はセロよりも高くマッフルより低い。
知的好奇心に飢えた14歳。
ヨシュアンがエースと呼ぶくらいクラス内では優秀。
しかし、謎の出生と師弟の間柄に強く執着するなど、微妙な謎が含まれている。
無感動で無表情ではあるが、感情がないわけでもなく、感情の波が小さいだけだろう。
その分、術式の授業では源素の操作能力で劣るところがあるのだが、それらを補って余るほどの精細な技術で術式を使いこなす。
基本を学んでからの応用力に目を張るものがあり、ロジカルや論理を重視する理屈や得た知識の組立はクラスの戦術家の立場を確立しつつある。
その反面、新しい知識や好奇心のうずくモノには豹変する癖があり、その様子は無表情と相まって怖い。
どうやら術式具作りの才能があるとわかり、晴れてヨシュアンの正式な内弟子となる。
術式具の才能はヨシュアンにとって悪夢であるのか希望になるのか、まだわからない。
術学S 体育A 暦学A 錬成A+ 教養A 数学A
スキル&称号
【術式具元師見習い】:初めて術式具を作った見習いに与えられる称号。千里の道も一歩から。
担当教師より一言「まずは興奮したときの癖を抑えましょう。かなり怖いです」
リリーナ・エス・ル・ラーツァ
エルフの集落からやってきた不思議系エルフっ娘。
生徒たちの中でも一番、出るところ出てる15歳。当然、身長も一番高い。
また唯一の『眼』持ちであり、緑色の源素と相性は抜群。しかし、逃避癖があったりエロに力を入れている部分がヨシュアンやクラスメイトをときどき、カオスに追いこむ問題児の一人。
クラスを家族とみなし、一番、気にかけている面を垣間見せた。
エルフ特有の家族観では父親がヨシュアン、年齢の一番上のリリーナは姉の位置に居るので、クラスメイトを気にかけるのは当然だと思っているのだろう。
請われて術式具のデザインをこなしてみせたり、様々な分野に目を向けていくことを忘れていない。
クラスで一番、体術や肉体性能が高く、ヨシュアンの攻撃を頻繁に避ける。
反面、勉強は聴き続けることや考え続けることができずに集中力を切らしたりと問題も多い。
術学A+ 体育S+ 暦学C- 錬成C 教養C 数学A-
かなりピーキーな性質があったりする。
スキル&称号
【森の加護】:エルフに与えられる称号。森の中では実力の最大限を発揮し、植生や地形などのアドバンテージを得る。でも森の中でそうそう戦えるはずもないのですよ。
担当教師より一言「色んなことをするのは結構ですが試験も近いので勉学に力を入れるように」
◆試練傾向対策 ヨシュアンクラス◆
全体的に優秀であり、最優とも言えるクラスにまとまっているので弱点でのよほどの失敗がない限り問題はないと思われる。
個々の色が強いのが珠に傷ではあるが、クラス仲は進展してきている模様。
第一回目の試練に不安要素があるのなら浮き沈みの激しいクラスをどこまでモチベーションを保ったままで迎えるかにある。
◆リィティカクラス◆
マウリィ・クロケッツ
西部の村落よりやってきたそばかす少女。ときどき腹黒、ところによりあざとい。
14歳という年齢の割に世渡り上手で、高額所得者でもあり独身のヨシュアンに興味がある模様。
恋愛か打算かは明確になっておらず、少なくとも惚れるに値するとは思っているよう。あざとい。
農業経験があり、家庭的な技術は一通り習得していることを裏付けるように錬成の成績はリィティカクラスでもっとも高い。
面倒見もよく、ほかの子の勉強を見てあげたり、クラスの意見や意思統一をしたりなどの協調性もあって、優れたリーダーの資質が見られる。
術学C- 体育B+ 暦学B+ 錬成A 教養B 数学A
村落出の中でも才能があるタイプ。
実は最初は字も読めなかった。まさに義務教育計画のための人材だったりする。
担当教師より一言「マウリィさんがぁ、皆をまとめてくれるのでぇ、先生ぃ助かってますよぅ」
◆ヘグマントクラス◆
フリド・マレッシュ
東部の農民村より冒険者に憧れていた少年。まっすぐで年長者を敬い、年下に優しい兄貴タイプ。15歳、全校生徒で一番、背が高い。
しかし、何の因果かヘグマントクラスに入り、兵士のように教育されたせいか今ではすっかり軍人気質に。
教育の裏面が洗脳と同義だと、ひそかに体現している好例。
クラスでは一番の剣の才能と体力がある。技術はまだマッフルに負ける部分がある。
東部は帝国に面している手前もあってアラクレも多く、一時期、もっとも開拓が盛んだったこともあって荒事も多く、フリド自身もそう言った面を見て育ったためか力に対する憧憬を内に秘めている。
そのため、力を体現したヘグマントには素直な憧れと師事される喜びを、ヨシュアンには体格差すら関係なく冒険者を倒したことで強く尊敬することに。早まってはいけない。
父親を徴兵で失い、形見として鎧を受け取っている。鎧を大事にすることは親を大事にすることではないかと思っているので、鎧に対する愛着は強い。
同年代の女の子にはどう接していいかわからず、男性に興味を持つマウリィに対しては『痴女』として忌避している。
年相応にムッツリ。
キースレイトとは意外にも馬が合うようで、いつの間にか貴族平民、クラスの違いの垣根を越えて友人関係に収まっている。
術学D- 体育S+ 暦学C 錬成C 教養C 数学D
この脳筋ステータスをどうするかが問題である。
担当教師より一言「もっと肉をつけて強く剣を振れ! 鉄すら切り裂くようになれば合格だ!」
◆シャルティアクラス◆
ティルレッタ・シロディ・シェーヴァーン
西部、シェーヴァーン領、港街の領主シェーヴァーンの次女。
貴族特有の過保護な監禁じみた生活が、思いこみと妄想を助長する立派な電波に育った少女。
父と母の命令は絶対と思っていたがシャルティアとの邂逅によって、上位者のくくりに両親以外のジャンル、教師が追加された模様。
ヨシュアンの言うことを聞くのはこのあたりが原因。
余人には理解できないイマジナリーフレンド『エセルドレーダ人形』と常に一緒。
人との接触が少なかったために傷つけていいかどうかの判断が乏しい。
狂気じみた言動のせいでクラスメイトも接し方がわからない。もちろん本人は気にしてないというダメっぷり。
しかし、クラスメイトたちが踏み込めないような謎でも平気で質問したりするため、『自分たちにはできないことをやる』という面では案外、信用されていたりする。ダメな部類の信用であることは言うまでもない。
術学B 体育C- 暦学A 錬成B 教養S+ 数学B
貴族教育の賜物で教養だけはピカイチ。
でも、完全なインドア派なので激しい動きはできない。
担当教師より一言「シェーヴァーン家のお嬢様だとしても教室では私が神だということを魂に刻み込んでおけ」
◆ピットラットクラス◆
キースレイト・ファーデン・アークハイツ
貴族の名門、アークハイツ家の長男。15歳。リリーナと同レベルくらいの身長。
王族ではないが爵位だけならクリスティーナの実家、ハイルハイツ家と同格。
四大貴族の本筋であり、代々ミドルネームは初代の名を刻まれる。
貴族としての教育は受けているため、最初は人を見下す姿勢があり、同じ貴族にすらその傾向が見られた。
しかし、術式具の授業の時、ヨシュアンの鉄拳により目が覚めるあたり、ドMの資質を垣間見せる。目を覚ませ。
個人的に思うこともあったのかヨシュアンの言葉の意味を真摯に受け止め、見下す形から見極める形に進化した。
その結果、庶民であっても尊敬できる部分があるのなら、敬意を表そうという気になった模様。
その第一号がフリドだった。
実際、この二人の相性は抜群で、後衛のキースを置いて、前衛をフリドにするとかなりの連携性能を見せる。校内最強コンビである。
指揮官としては優秀ではあるが優柔不断な面があり、周りの意見を聞くあまり即断性に欠ける部分がある。
術学S- 体育B 暦学S 錬成A 教養S+ 数学A+
何気にエリエスを越える性能。
おそらく総合力的に全校生徒一。
担当教師より一言「よく勉学に励む姿は貴族の正しい姿勢でもありますな。他の子にもよい刺激を与えているようで先生も鼻が高い気持ちです」
◆アレフレットクラス◆
ティッド・メリトラ
南部のもっとも貧しい地区から来た女の子に見間違うくらいショタな子。12歳。
身長は若干、セロより低いことが最近の悩み。
素直で素朴、よく気がつき丁寧で穏やか、やや気弱ではあるが決して引けない気持ちがあるならちゃんと意見する子。でも、やや後ろ向き。
開校式の時からセロに一目惚れしており、しばらく自分の感情に戸惑い、術式の授業もうまくいかなかったのだが、自分の気持ちが恋だと自覚するにつれ術式の成績も良くなってきた。
しかし、やっぱりというか気持ちをどう行動に起こしたらいいものかわからず、日々、悩み、セロのために成長しようと努力しているようだ。
その姿はクラスの中でも応援されているが、当然のごとくバレていないと思っている。
ヨシュアンもティッドの片思いを応援している様子がある。リリーナ式家族観を採用するなら敵は最大最強のヨシュアンだが負けるな。がんばれ。
術学C+ 体育C+ 暦学B 錬成A 教養B 数学A+
若干、セロを補佐するようなステータス。
でも、成長するとどう化けるかは、教育者次第。将来有望。
担当教師より一言「悪くない。が、識字に難がある部分はちゃんと復習しておくように。僕のクラスに字が読めない落ちこぼれはいらないからな」
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◆王都関係◆
ランスバール・シュバルツ・アインデンスト・ヒア・トール・リスリア
リスリア王国第13代国王。
だいたい、こいつのせい。
義務教育の話をヨシュアンから聞いて、すぐに着手、そして一年後、当のヨシュアンを生贄に教育計画をスタートさせるアクティブ性のバカ。
世間一般での評判は高く、本能的に正解を当てたり、意外と威風が溢れていたりするところから『賢王ランスバール』や『賢君』などと称されている。
ヨシュアンに邪見にされるプロフェッショナル。タフガイで純粋な膂力ならヨシュアンを凌駕することが判明した。
その正体は野生に住むホームレス・キングにして偉大なる野生の王。
他人のゴシップが大好物で、記事のためなら【タクティクス・ブロンド】にも挑む。
野望はドラゴン探しなどとでっかいのか頭おかしいのかよくわからない存在。
今日も野望のために野生の王は行く。
スキル&称号
【王威】:カリスマ的王様に与えられる称号。なんか大きく見えたりするけど錯覚です。
【野生の王】:イエス、ホームレスキング! な称号。自然と自由を胸に羽ばたくとするなら裸でも王である。
ベルベールさん
ヨシュアン曰く究極のメイド。読心術によるオモテナシの精神は献身の意味を良くも悪くも変えさせる。
ランスバール付きの侍女で侍女頭の地位にあり、(未だ出てきていないうえ話にも登らない)執事長と対等に話せるくらい強い。
ランスバールの思いつきを実行する人でもあり、ヨシュアンの理解者でもある。
各種、暗殺技術などと近接能力は【タクティクス・ブロンド】並と言われているが、もっとも得意な分野は諜報活動。
人の心を問答無用で知覚する【篤信独身ひとりみのこころ】という【神話級】保有者。
心を読むがゆえに他人を信じられない性を持つ。例外はランスバールとヨシュアンだけ。
ヨシュアンにとっては姉であり、母でもある。家族のような存在でもっとも心を許しているシーンが後日、【ゴシップ】で報道された。一年後、半殺しにされるランスバールのことは蛇足だろう。
その正体は野生の王に仕える心根も勤務内容もブラックな野生メイドである。
野生の王の野望を叶えるために、日夜残業とも戦う忠実な下僕。
彼女の明日はどっちだ。
スキル&称号
【篤信独身ひとりみのこころ】:相手の心を読むことができるスキル。主人だけに仕えて主人だけのために使うためだけに付けられた名前。
【究極のメイド】:主人の心根を読み、最適なタイミングで最高の奉仕を行う優れたメイドに送られる称号。主のハートもガッチリご奉仕。
クライヴ・バルヒェット
鋼の意思と最高級の武装をもってして戦場を蹂躙する対術式兵団用組織、法術式騎士団団長。
毎度の武闘大会での優勝者でリスリア一の武勇を誇るとされている。
クール系無口のイケメンなのだが、言葉が足りないうえに語彙が少ないおかげか非常に誤解されやすい。
特に誤解されやすい相手はレギンヒルトとヨシュアン。
レギンヒルトに恋をしているが、まったく本人に気づかれていないあげく、目の前で好きな相手が好きな相手の話をするという拷問じみた状況にあったりする。
不幸具合だけならヨシュアンを凌ぐかもしれない。
今日もレギンヒルトのハートをゲットしようと、槍を奮う毎日。
そんなことよりレギンヒルトとのコミュニケーションを大事にしろ、と思わなくもない。
メルサラ・ヴァリルフーガ
元傭兵団の術式師で、暴れ馬と称される女性。内紛後、その強さから【タクティクス・ブロンド】に任命され、傭兵団を辞めて冒険者になる。
件の傭兵団も開拓村などの領地を貰い、定職についてしまった結果だろう。
しかし、半数がヨシュアンによってフルボッコにされているため、その敵討ちから生じた殺し愛は今日まで続いている。
王命によりこの度、リーングラード学園警備隊長に期間限定で就任。
先にいた冒険者兼警備兵たちをフルボッコにして、手下に変えてしまった。
またこれを期にとヨシュアンと合体しようと企んでいるようだが、その内容は恋心ではなく、欲望によるものである。
ヨシュアンとの間に子供が生まれたら、さぞ強いだろうなー、くらいしか感情移入していない。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『容量』を持つ術式師で、【戦略級】の術式ですら余裕を持って何度も使える『対軍性能』を誇る。
スキル&称号
【吠える赤鉄】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人だって性欲を持て余す?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。私の視力は15.0です。
【ファンシーマニア】:ファンシーグッズに目がない心の乙女に与えられる称号。ファンシー好きは本能をも超える。
【戦闘狂】:戦いこそが何よりの娯楽な貴方に真心をこめて送る称号。強い奴に会いにいく。
【跳ね馬】:メルサラ・ヴァリルフーガを酒場で話すときのあだ名。近所の暴れ馬が例えに挙げられます。
【最上位冒険者】:戦略級並の実力を持つ凄腕の冒険者につけられる称号。もはや人なのかどうかも怪しい。でも冒険では大活躍。
レギンヒルト・R・ジークリンデ
ジークリンデ領ジークリンデ家の領主にして、【タクティクス・ブロンド】の一人、【たゆたう白銀】。
その美貌は【リスリアの美】と称され、リスリア王国ではクライヴと並び立つほどの有名人であり広告塔でもある。
まるで花の茎のように細く、それでいて不健康な様が見られない肌色に長い髪。
微笑むと幻覚の花を見れるくらいキレイだと言われている。
性格はおしとやかで知性に溢れ、鈴と立つと誰よりも凛然としているのに、隣に誰かがいるとまるでその人を立たせるように飾るという不思議な人柄がある。
貴族として正しく在ろうとし、誰に対しても正しい理屈を言うことが欠点である。
才色兼備を体現したような存在。
しかし、色恋に対しては……お察しです。
本人が貴族のくせに貴族嫌いのヨシュアンが好きなあたり、苦労しか浮かばない。
当のヨシュアンからは『正論で人を脅すタイプ』と呼ばれている。
第一章外伝でヨシュアンから贈られた人形は大事に枕元に置いて、微笑みながら寝ているらしい。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『技術』を持つ術式師で、術式の構築、維持、精度、そしてどんな繊細な術式ですら『再現』させる技量がある。
スキル&称号
【たゆたう白銀】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人的な美しさだとしても相手を選ぶべきでしょう?
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。ただし恋の欲目は開眼までに時間がかかる?
【恋する女】:愛おしいあの人にときめく女性なら誰でも得られる女性限定スキル。花嫁修業の準備は十分か。
エドウィン・フンディング
フンディング領の領主にして、【タクティクス・ブロンド】の一人、【濡れる緑石】の号を持つ、おとこ…、ちょっと誰か来たようだ、まったくこんな時間に一体誰が……あぁ! 窓に窓に!
……漢女おとめである。
奇抜なファッションセンスで身を包み、体に張り付く服装を好み、お姉口調のキワモノではあるが、なんとヨシュアン、唯一の貴族の友人。
術式の解析官としては非常に優秀な人物で、ヨシュアンの使う術式に興味を持ったことが親交のきっかけ。
極めて優れたバランス感覚を持ち、行軍や運行等の移動に関する技術はエドウィンほど卓越した者はいないとされている。
また人の感情に対してある種の直感やオトコとオンナの狭間にいることもあって、恋愛相談においてはとてもたよりになる。
【タクティクス・ブロンド】内でもっとも『知識』を持つ術式師で、数多の術式を知り、その知識から来る『解析力』はほかの誰にも負けない。
スキル&称号
【濡れる緑石】:リスリア王国で最強の術式師と呼ばれる六人に選ばれた称号。超人も裸足で逃げ出す漢女力。
【六色開眼】:『眼』で基本六色の源素を見ることができる者に与えられる称号。目のセットにはこだわりがあるタイプ。
ディンケル・ベルリヒンゲン老
リスリア王国軍部の最高責任者にして、派閥の一つ、【軍閥】の長である。
人が見上げるくらいの長身に鍛え上げられた肉体、老人でありながら一線級の実力を未だに維持し続けている古強者であり、クライヴ・バルヒェットの師でもある。
私生活では孫に甘いようで、お茶目な面を見せるが多くの人はベルリヒンゲンを自他とも厳しい高潔な人物だと思っている。
ランスバール王とヨシュアンの関係について詳しく知っていたり、裏の事情にも精通し、二人から協力を依頼されるくらいリスリア王国での発言権が強い。
いつもは帝国の侵略を防ぐために【旭日橋きょくじつきょう】周辺に滞在している。
帝国が暗殺したいNO.1の人物。
第二章でヨシュアンに家宝の一つ、勝利と忠義の剣【スィーガリオン】を貸し与える。
また、こっそりヨシュアンと自分の縁者をくっつけようと考えていたがちょうどいい相手が周囲にいなかったため、少し残念だと思っている。
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◆冒険者たち◆
ジル・フォードム
上級冒険者のチーム『ナハティガル』のリーダーで、リーングラード学園の警備依頼を受けている。
重厚な上背に、特注の大剣。頬に傷が入っているのが特徴の26歳。まさかのヨシュアンとタメである。明らかに年上だろうと誰もがツッコミを入れるほど。
チームリーダーとして利益や危険度を測る冷静さ、殺気を受けても動じずにいられる肝の太さ、そしてチームを家族のように深い思いやりで見守る、人ができた人。
実のところ、警備の依頼は国発行のものであり、金銭はともかく長期拘束であることからあまり人が集まっていなかったので、慌てたギルドが信頼性と実力で選んだチームでもある。
その結果が共犯者の排出という事態に責任を感じ、シェスタを守ると同時に責任を取ろうとした。
結局、ヨシュアンに救われ、ヨシュアンには深い感謝を示している。
言葉数こそ少ないが、冒険者独特のウィットに富んだトークもこなせる面もある。
実力は【戦術級】騎士一歩手前の手前、くらい。
アニー
チーム『ナハティガル』のサブリーダー。主にお金の管理をしている28歳。
ジルとは長い付き合いで10年近くコンビとして活躍している。もう結婚しろと思わなくもないがお互い、そんな気持ちはないらしい。
アマゾネスみたいな風貌からヨシュアンにアマゾンと呼ばれていたが、途中で本名を聞いてアニーと変えた。
ジルがスルーするようなチームメンバーの変な部分をツッコむ役割を持ち、特にシェスタにはかなり厳しい。
それは親愛の反面だとメンバーは知っているので、シェスタは怒られっぱなしである。メンバーのモラル兼ツッコミ兼良心兼特攻隊長である。
ジーニ
チーム『ナハティガル』のムードメーカー。
盾とバルディッシュでチームのタンクをする役。
わりとツッコミとボケを両方、器用にこなしたり、女性を口説いては落ち込んだりしたり感情的な部分の浮き沈みは激しい。
強化系の術式を操ってみせたり、術式騎士でありながらタンクであったり、結構、戦闘スタイルは変わり種。
最近、ヨシュアンに真空飛び膝蹴りを受けて鼻が曲がったんじゃないかと気にしている。
アーチャーさん
チーム『ナハティガル』のスカウト兼アーチャー。
三つ編みしている男。この人だけ名前が作中で登場してないのはいじめではありません。
本名はラライ、仲間内ではライと呼ばれる。
三つ編みしているのは髪が長いから弦に絡まないように、という意味もあるが、だったら切れと言いたい。一応、髪を伸ばしているのは験担ぎのようだ。
シェスタ・ジェンカ
チーム『ナハティガル』の術式師。
普段は低血圧みたいなしゃべり方と帝国訛りが見られる19歳。年の割に上級術式師であることを考えれば才能はある模様。
メルサラにエロいことされそうになった時、ヨシュアンに助けられ、そのまま恋に落ちた。落下死である。
ローテンションで冷静な後衛として抑えていた部分が一気に噴出、好きな人に無茶苦茶にされたい的なドMさを開花させた。ヨシュアンに好きな人がいてもめげずにアタックを繰り返し、拒否られても喜び、むしろ愛人でもいいとさえ本気で思っているあたりにヨシュアンがドン引きした。男で苦労するタイプ。男がダメであればあるほどドツボにハマる。
『眼』持ちであり、赤と黄の源素を見ることができる。
また、その関係上、使える術式は赤と黄の属性ばかり。
一応、初級は黒と白を除いて、全て使えるので冒険中は重宝されることも多い。
術式の修業のために母方の祖母の元へと修業しにリスリアへと向かった時に内紛が起きて帰れなくなる。内紛が終わる前にパスが切れてしまい、パスの再発行金額を貯めるために冒険者に。
上記の理由からか、かなりの倹約家で朝ごはん抜きが多く、下手をすると冒険中の粗末なご飯が一番、美味しいと思っている。
故郷はもちろん帝国。その親への里心を利用され、帝国のアサッシンに義務教育計画の妨害を指示される。実際は捨て駒だった。
アサッシンから生命を狙われた際に聞いた事実にショックを受けて、ヨシュアンに処遇を求めたところバッサリ断られるどころかテロったことを生きて償えとまで言われる。
そのことに深い愛と強い感謝の念があり、再び告白するがやっぱり断られる。
しかし、諦めるつもりがないのは誰の目にも明らか。
ヨシュアンがリスリアに居るという理由で本格的にリスリアに身を埋める覚悟をしていることが伺われる。どうやら、もう帝国に未練はないようだ。
後遺症により冒険者を廃業、学園の事務員として生活することに。
スキル&称号
【恋する女】:愛おしいあの人にときめく女性なら誰でも得られる女性限定スキル。愛のためなら身を捧げるのも厭わない、まさに愛の化身。
その他大勢の冒険者
その他大勢はその他大勢です。
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◆その他色々◆
テーレさん
学園長付きのメイドさん。教師の中でも彼女の存在に気づいている者は少ない。目の前に居ても見えないくらいの存在感の薄さを持ち、その性能を生かした暗殺術は死んだことを本人にすら悟らせない。
何十万人に一人、居るか居ないかとされる貴重な人種【神話級】保有者。
隠蔽能力の本質は、この【神話級】によるところがあり、存在感を失う代わりに存在できているという矛盾を抱える。
能力名は【デッドリー・リー・サイン】。
範囲効果での存在隠蔽なので、範囲外に居る者なら認識できるという弱点がある。
医療技術にも明るく、万能型メイドではあるもののブレードナイフをヨシュアンに突きつけるなどと常識よりも自分の感情に従う面がある。
スキル&称号
【デッドリー・リー・サイン】:極限まで存在感をなくすスキル。形のない形に形を与えるためだけに付けられた名前。
ロラン・オーロギット
リーングラード学園の生命線であるキャラバンを指揮する若手の商人。
手堅く、大胆な手法で多くの功績を納め、王国御用達にまで登り詰めた商館の有望株なのだが、ガチガチの利益脳ではなく面白い話に金を出す道楽な面もある。
具体的にはこいつの発奮が制服の配布を早めた。
実益よりも長い目で見てのトータル利益を追い求められるところからもわかるように、敵に回すと危険なタイプ。
暗殺者事件ではキャラバン側の思惑と学園側の思惑によって、板挟みにされ、極めてリスキーな綱渡りを要求されたが、ちゃんと双方、納得できる位置に落としこんだことから周囲の信用を得たようだ。
ヴァーギン
リーングラード学園開拓村で鍛冶師をしているドヴェルグ族。俗にドワーフと呼ばれる種族。
職人特有の決まりでもあるのか無口で無表情。身長はヨシュアンから見ても低く、ドワーフの特徴でもある日光に弱いも完備。まさにステレオタイプ。
製鉄の方法を知っていたり、結構、謎の部分が多い。
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◆帝国関係者◆
ロンドリー・ファーバート
帝国の不良騎士であり、帝国貴族の長男。
あまりに粗暴な性格で人を食ったような言動から忌み嫌われ、両親すらその矯正を諦められてしまう。
騎士や領主の後継として、縁を切るかどうかの最後の見極めをするため王国の【義務教育推進計画】の妨害を命じられ、イヤイヤながらそれに従う。
すぐに帰りたいと思って行動していたが、できれば自分の手を汚したくないという考えから森に大量の罠を仕掛け、冒険者の一人シェスタ・ジェンカを脅して計画の妨害テロを敢行。
しかしながら、シェスタがヨシュアンに惚れていたこと、学び舎の警備が優れていたこと、教師陣が意外と隙がなかったこと、色々な理由が重なり難易度が高かったのに無理矢理、事を起こした瞬間、ヨシュアンに捕捉されてしまい姿を現した瞬間、殺される。
一応、剣士としての腕前は優れていたようだが相手が悪すぎた人。
作中で名前さえ語ることを許されず、妨害したという結果だけがヨシュアンを苦しめた。
ロンドヴェル・イエ・ファーバート
ファーバート領領主にして、ファーバート家の長。
元戦術騎士であり、最盛期の腕前は【キルヒア・ライン】に匹敵した……けれど40代の肉体で戦闘はやはり無理があったよう。訓練していても全盛期から落ちる一方の実力をちょっと気にしている。
翼竜騎士団の正騎士だったようで、警備の人間はそこから雇っている。
領主として強い矜持があり、古い帝国の生き様に感銘を受けており、生き様としている。そういう面が帝国古参の老人たちには快く見え、先達からのバックアップも多数受けている。
旧帝国派閥の中でも発言権があるのに、更に発言権、強い権益の奪取を目論んだのも現帝王派閥の拡大を防ぐため。
なお、現帝王派閥が拡大した証拠が『女性騎士登用』であり、当然、『女性騎士登用』に反対を表明している。
しかし、人の強さという部分に一種の陶酔がある彼は【戦略級】騎士であるオルナに対してはある程度の評価をしている。それは突然、家を襲ったヨシュアンにも同じ評価で、貴族としての立場と矜持、そして矜持と感情による羨望は彼の中では矛盾していない。
案外、現帝王と気が合うタイプなのかもしれない。
人を育てる、という才能が壊滅的にダメで、二人の子供のどちらも性格的におかしい。
なお、今回、息子を失ったが遠縁からちょうどいい男の子を養子に迎えるつもりだったので特に困ってはいないようだ。
プリムラ・ファーバート
ファーバート領の長女で歳を取ってから出来た子。10歳。
作中に出てきたファーバート夫人の第一子で、長男のロンドリーとは腹違いに当たる。
常人が理解できない子供特有の妄想に浸り、現代的に言い直すと子供の頃から生粋の厨二病であり、成長すればそのうち眼帯とか意味なく包帯とか巻き始めると思う。
なお彼女の中での自分自身に向ける設定はなんかすごい。
魔界と呼ばれる現実にはない世界からすごい力を宿しているらしく、闇の力を抑えるために日々、修業をしてるとかなんとか。
今の父と母は本当の両親ではなく、あくまでプリムラの体は前世で魔王だったプリムラが仮に選んだ器だとかなんとか。
書いてて苦痛になりそうな設定がズラリと並んでいるので、そろそろ投稿者が泣く;;
現実はただの貴族の女の子。
ヨシュアンとの遭遇で妄想にも拍車がかかり、彼女の中ではヨシュアンは天の使いで将来的には世界を懸けた戦いに立つことになると思いこみ、修業に力を入れているようだ。その姿が父親の目に触れ、『父親を倒した相手を倒そうとしている』と勘違いされ、全力の支援をされ始めた。
オルナ・オル・オルクリスト
後に帝国七武神の称号の一つ【銀閃】と謳われる女性騎士。20歳。
身長はヨシュアンより高く、生真面目を型にハメて調整したような性格。
曲がったことや犯罪者が嫌いで、自他ともに厳しすぎる嫌いがあり、思い込むと一直線。
あまりに融通が利かない上に愚直、それでいてナヨナヨしたものが嫌いなので同性の女も嫌い。しかし、嫌いなタイプや嫌な性格の女性からは好かれやすい。
男は男で自分より弱いと嫌いだし、といった具合に嫌いなものづくしの人。
結果、男には嫌煙され、『女のくせに騎士』『男女』とか呼ばれる。
それらを実力で見返すだけの力量があり、そのことに誇りがある。
が、自分の考えを共感してくれる同じ力量の相手がおらず、ぶっちゃけ友達がいない。男性騎士が友達と一緒に飲みに行ったりする様がものすごく羨ましい。一緒に稽古してる様とか見ると眉根が寄るほど羨ましくなる。それがまた周囲との隔絶を生んでいるので、だんだんと友達候補がいなくなるという悪循環に陥っていると気づかないでいる。彼女に友達ができる日はいつの日になるだろうか?
そんな彼女でもユーグニスタニアに三本しかない隕鉄製の剣――騎士剣【アルブリヒテン】に選ばれた所有者。
術式を斬ることができる剣と高速移動、肉体強化だけでヨシュアンを追い詰めるも、まんまと逃げられる。
この経験からローブを着た男が大嫌いになる。リスリアの宮廷術式師や犯罪者、帝国の術式官は涙目である。




