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名前
「でも、なんでこんな小さいのですか?」
「うーん、天使に生まれ変わる人は正直ほとんどいないから理由はよく分からないんだよねー。」
そう言うと、私を抱っこし、背中を撫でた。
「ふみゃぁぁぁ…」
羽がパタパタする。撫でられて気持ち良いのか勝手に動いてしまう…。
「……。」
急に動きが止まりどうしたのだろうかと思い神様の方をチラリとみると何やらこちらをガン見していた。
「?」
「…めた。」
「…?」
「君の名前はフェリエスだ。意味は神の愛し子。」
「ふぇり…えす?」
「うん。」
「ふぇりえす!ありがとう神様!」
でもどうして神の愛し子なんて言う意味を持つ名前をくれたのだろうか。
「ねぇ神様、どうして神の愛し子なの?」
「それは…」
「それは?」
「君が天使の中で1番神に近く、神に気に入られたから。もちろん僕も君のことを気に入ったからね。君のような心の綺麗な人間は、近くにいると心地よいんだ。」
「そうなんだ。」
私の名前はフェリエス、フェリエス…。覚えた!
あれ…そういえば…
「神様たちのお名前は?」




