↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
3/10

第1回目 その3

●ロロサエ:

主人公を外交官の青年にします。彼が猫耳大好き人間だったから、冷遇されている獣人を放っておけなかった。


▲AI:

それ、かなり良いです。

主人公の動機が「人道」や「国益」だけだと立派すぎますが、外交官として理屈を積み上げながら、根っこでは猫耳が好きというのは人物として一気に面白くなります。

しかも彼自身は、その本音を絶対に表に出したくない。

会議では、


「獣人は現時点で各国の受け入れ希望が低く、取り残される危険があります。日本が先行して受け入れることには人道上、外交上ともに意義があります」


と冷静に説明する。

でも内心は、


「猫耳を見捨てられるわけがないだろ」


です。

このギャップが使えます。

さらに面白いのは、主人公が単なるオタク外交官ではなく、ちゃんと有能であることです。

獣人を助けたいからこそ、


「かわいいから日本へ」


などとは絶対に言えない。

だから必死に、受け入れ人数、居住地、財政負担、治安対策、就労支援、国際法上の扱い、他国への説明まで調べて、政府を説得する。

つまり猫耳への情熱が、結果的に彼を猛烈に働かせる(笑)。


●ロロサエ:

幼い頃に捨て猫を拾ったけれども、母親に見つかり捨てに行かされたのがトラウマになっているというのは不自然ですか?


▲AI:

不自然ではありません。むしろ、かなり使いやすい動機になります。

ただし、「猫耳好き=捨て猫のトラウマ」だけで直結させると少し作為的に見える可能性はあります。

なので、猫耳好きの原点というより、「見捨てられている存在を放っておけない性格」の原点として使うのが自然です。

幼い頃、主人公は捨て猫を拾って家に連れ帰った。

しかし母親に、


「うちでは飼えない。元の場所に戻してきなさい」


と言われる。

泣きながら箱を抱えて戻しに行く。

翌日、もう一度見に行くと猫はいない。

死んだのか、誰かに拾われたのかも分からない。

これがずっと引っかかっている。

母親を悪人にする必要もありません。

主人公は、


「母が間違っていたとは思わない。あの時は仕方なかった」


と頭では理解している。

でも感情では納得できていない。

だから外交官になった彼は今度こそ、

「仕方がない」で切り捨てられる側に立ちたくない。

となる。


●ロロサエ:

トラウマになっていたら、猫を見るのも嫌になってしまうかも。悔いているくらいが無難ですね。


▲AI:

そうですね。「トラウマ」まで強くすると、猫そのものを避ける方向に出ても不自然ではないので、今回は「幼い頃からずっと悔いている」くらいの方が扱いやすいと思います。

母親が悪かったわけではない。

子供だった自分にもどうしようもなかった。

それでも、


「助けたいと思ったのに、助けられなかった」


という記憶だけが残っている。

だから猫好きになったこととも矛盾しません。

そして獣人たちを見たときも、いきなり重いフラッシュバックをする必要はありません。


「……似ているな」


くらいでいい。

誰も積極的に迫害しているわけではない。

ただ、


「他国が引き取るでしょう」

「もっと有用な種族を優先すべきだ」

「獣人は後で考えればいい」


と、みんなが少しずつ後回しにしている。

そこで主人公が昔の自分を思い出す。

誰も悪人ではない。それでも、放っておけば見捨てられる。

この構図がかなり効くと思います。


●ロロサエ:

獣人の一人が捨てに行った猫に似ていた、というのは?


▲AI:

かなり良いと思います。

ただし、顔そのものがそっくりだと少し出来すぎに見えるので、目の色、毛色、耳の形、こちらを見る仕草など、一部分だけが記憶の猫を思わせるくらいが自然です。

主人公は理屈では「別人どころか別世界の住人だ」と分かっている。

それでも、彼女が不安そうに周囲を見回している姿を見た瞬間、昔の猫を思い出してしまう。

そこで、


「今度は置いて帰らない」


という感情が生まれる。

これなら非常に分かりやすいです。


●ロロサエ:

どのようなストーリーにすれば良さそうですか? 異世界の住人が地球の生活に慣れていく日常物か、魔法を扱う者らを巡る政治闘争か、猫耳娘がアイドル界を席巻していくか話か。


▲AI:

一つに絞るより、三つを主従関係で組み合わせるのが一番強いと思います。

主軸は、異世界難民が地球で新しい生活を築いていく日常・社会ドラマです。

そこに、背景として魔法使いを巡る国際政治を置き、読者を引っ張る華として猫耳娘のアイドル化を走らせる形です。


主人公は最初、獣人受け入れの交渉担当になります。

獣人たちは日本へ移住するものの、当然すぐには馴染めない。

言葉、仕事、学校、食事、住居、医療、法律、宗教、恋愛、差別。

毎話ごとに一つずつ問題を扱えます。

その中に、例の猫耳娘を置く。


彼女は少しずつ日本語を覚え、テレビ取材に出る。

そこで偶然人気になる。

ここからアイドル編が始まる。

ただし単なる芸能成功譚にはしない方がいいです。

彼女が人気になることで獣人への偏見が和らぐ一方、


「獣人はかわいい存在」


という別の固定観念が生まれる。

さらに中盤から政治パートを強くしていく。

この形なら、作品全体を、


第一部:来訪と定住

第二部:共生と利用

第三部:帰還か定住か


という三段階にもできます。


●ロロサエ:

異世界の巨大モンスターが地球に到来。突然始まる怪獣劇はどうでしょう? モンスターは魔法を検知して襲ってくるのですが、獣人はほぼ魔法を使えないので日本だけモンスターが来ない。


▲AI:

かなり良いです。むしろここで作品のジャンルが一段跳ねます。

前半は「異世界難民の受け入れ」「猫耳獣人との共生」という社会・日常もの。

そこから中盤以降、異世界を滅ぼしかけた超巨大モンスターが地球へ到来して怪獣ものになる。

しかも怪獣の行動原理が「魔法を検知して襲う」なら、それまでの政治設定が全部伏線になります。

各国は優秀な魔術師や治癒術師を競って受け入れている。

つまり結果として、自国に巨大モンスターを呼び寄せる目印を集めていたことになるわけです。


アメリカには高位魔術師が多い。

中国には魔道研究施設がある。

欧州には治癒術師やエルフの魔術集団がいる。

そこへ怪獣が向かう。

一方、日本は「獣人ばかり引き取って、技術的には貧乏くじを引いた」と見られていた。


ところが怪獣襲来後、

日本だけ来ない。

これは非常に気持ちいい逆転です。

しかも日本政府としては喜んでもいられません。

他国から、


「魔術師を日本へ避難させたい」


という要請が来る。

しかし魔術師を入れれば、今度は怪獣が日本へ来るかもしれない。

ここで一気に外交官主人公の出番になります。

さらに、獣人はずっと、


「魔法も使えない役立たず」


と見下されてきた。

ところが怪獣相手には、

魔法を使えないことそのものが最大の強みになる。

これはかなり綺麗です。


●ロロサエ:

超巨大モンスターの大きさはどうしましょう? あんまり大きいと獣人でもどうしようもない、というかどうしようもないから異世界から逃げてきました。


▲AI:

ここは、「異世界ではどうにもならなかったが、地球文明なら攻略の余地がある」くらいの大きさにすると扱いやすいです。

おすすめは、全長300〜800メートル級です。

私は例えば、全長500メートル前後、立ち上がれば高さ250〜300メートル程度くらいを推します。

ただし、強さの本体を大きさだけにしない方がいいです。

この怪物が異世界で手に負えなかった理由を、巨大だからではなく、魔法文明との相性が最悪だったから

にする。

例えば、魔法を受けるとその魔力を吸収して再生する。

異世界最強の魔術師ほど、怪物にとっては、


「ここに餌があります」


と叫んでいるようなものだった。

だから各種族が最後に選んだのが逃亡だった。

ところが地球に来ると事情が変わる。

ミサイルには魔力がない。

砲弾にも魔力がない。

爆薬にも魔力がない。

怪物からすれば、


「???」


となる(笑)。

これなら、

獣人だけでも倒せない。

人類だけでも倒せない。

二つの文明が組み合わさって初めて倒せる。

これが一番綺麗だと思います。


●ロロサエ:

マナの薄い地球だとモンスターの再生能力が落ちる、とか? しかし、マナが薄いと魔法も威力が弱まりそうですね。魔法使いは体内のマナを使うなら、問題ないですか? マナの薄い地球だから、モンスターは猶更魔法使いを狙う。


▲AI:

はい、その整理ならかなり筋が通ります。

地球は環境マナが極端に薄い。しかし魔法使いは体内にマナを蓄えている。巨大モンスターは環境マナでは足りないため、濃いマナを持つ魔法使いを優先して狙う。

これで全部つながります。

重要なのは、魔法を「環境マナだけで撃つ」仕組みにしないことです。


おすすめは、


体内マナ=燃料

環境マナ=補給・増幅源


という二段構えです。

異世界では環境マナが濃いので、魔法使いは自分の体内マナを呼び水にして周囲のマナを取り込み、大規模魔法を使える。

しかし地球では環境マナが薄いため、


魔法そのものは使える

ただし威力が落ちる

大魔法ほど顕著に弱体化する

消費した体内マナの回復が非常に遅い

連続使用すると「ガス欠」になる


という状態になる。

そして巨大モンスターにも同じ法則を適用できます。

異世界では周囲の膨大なマナを吸収して、


負傷→即座に再生


していた。

ところが地球へ来る。

砲撃を受ける。

再生しようとする。


しかし、


「マナが足りない」


となる。

傷は塞がるものの、異世界ほど速くない。

さらに、だからこそモンスターは魔法使いを猛烈に狙う。

地球全体が乾いた砂漠のようなもの。

その中で魔法使いだけが、水筒を持って歩いている。

そして日本が獣人中心なのも、ここで効きます。

獣人は体内マナ量が非常に少ない。

だからモンスターから見ると、ほぼ背景。

異世界で弱点だったものが、地球では最大の強みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。