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01_ログアウト

「プシュー」


 電車のドアが開き、カズトは車内に流れ込んでくる師走の冷たい空気に逆らいつつ、見慣れた駅のホームに降り立った。彼にとって久しぶりの秋葉原だ。

 普段、一週間に一度はこの町を訪れているアキバ好きのカズトだが、今回は昨日まで期末テストだったために二週間ぶりなのだ。

(やっぱこの雰囲気がたまらないや)

 彼は生き返る思いで、電気街に向かう人の群れの中にその身を紛れ込ませた。


 滝川カズトは現在十七歳、高校二年生で都内の公立校に通っている。見た目も能力も平凡、平均的で、特に目立った特長はない。それは本人も自覚しているのか、無駄に目立とうとすることもなく、地味に穏やかに生活している。将来の夢は「安定した老後」だ。ただ、漫画やアニメ、ゲームの類は大好きで、本人は否定しているものの重度のオタクであり、それゆえ秋葉原も「俺のホームタウン」とばかりに中学生の頃から通い続けている。彼は人ごみが大嫌いだったが、秋葉原なら我慢できた。それは、この町を歩く人々が――老若男女、日本人だけでなく外国人も含め――何となく自分と同じ匂いがするような気がして妙に落ち着くからだ。他の町ではこうはいかない。

(今日は思いっきりアキバを満喫しよう!)

 彼はそう心に決め、早足で改札を抜けると、さっそく秋葉原の町をブラブラし始めた。


 町は今日も大変な賑わいだ。歩道は行き交う人々でごった返している。2018年も年の瀬とあって、世間でもカズトと同じように冬休みや年末年始休業に突入している。アイドルの握手会などのイベントも多数行われるらしく、いつも以上に混雑しているようだ。そんな人ごみの中を、カズトはニコニコしながら歩いていた。


(……ん?)


 のだが、駅を出て五分と経たないうちに突然空からパラパラと水滴が。

(雨? ……おかしいな、さっき見た時には青空だったのに)

 朝のニュースでも、気象予報士のお姉さんが「今日は一日快晴」と言い切っていた。なのに雨だなんて。カズトは歩きながら恨めしげに空を見上げる。


「え?」


 そこで、カズトは唐突に足を止めた。

 彼が見上げた空の景色が、一瞬パパッと乱れたような気がしたからだ。それも「霞んだ」とか、「ぼやけた」とかいった感じのものではない。例えていうなら、デジタルの画像がノイズなどによって劣化し、モザイクのかかったような、そんな乱れ方だ。

 カズトは慌てて手で目をこすり、その後もう一度空を見上げてみた。また乱れるんじゃないかという不安を抱きつつ。


「…………」


 しかし、今度の空は特に変化は起こらなかった。ただ低く垂れ込めた雨雲が、冷たい雨粒を彼の顔めがけてポツポツと落としてくる。


(気のせい? か)


 それにしてははっきり見えたような気がしたのだが。けれども、そのことについて考える間もなく雨が本降りになってきてしまった。このままじゃびしょ濡れになってしまうかもしれない。カズトは若干の違和感を覚えつつも、とりあえず雨宿りしようと近くにある馴染みのゲーム販売店に向かって走り出した。


 その店には一分ほどでたどり着くことができた。カズトがゲームを買う時、よく利用する店だ。見た目が地味だし、店内もそれほど広くないため、あまり目立たない店なのだが、独自の仕入れルートがあるらしく、他の店ではすぐ売れ切れてしまうような人気のゲームが比較的簡単に手に入れられるとあって、「カズト御用達」の店だった。

 しかし、残念なことにその店のシャッターは下ろされていた。そして、そのシャッターの真ん中には「本日休業」という張り紙が。どうやら休みのようだ。こんな師走の稼ぎ時なのに……。

(仕方ない、他の店に行くか)

 カズトは諦め、次の目的地に向かおうと体の向きを変えた。が、その時、店の入口のすぐ脇に、地下へと続く階段があることに気付く。

(あれ? こんな所に階段なんかあったっけ)

 まったく見覚えがない…………ような気がしたが、よく考えるとあったような気もしないではない。いつもゲーム目的でしか立ち寄らない店だから、単に今まで気付かなかっただけかもしれない。

 下をのぞいてみると、階段を下りた所に洒落た白いドアがあり、その上に「ネットカフェ・フューチャー」というベタな店名の看板が掲げられている。


(こんな所にネカフェができたのか)


 恐らくゲーム店が地下の倉庫でも開放したのだろう。見る限り、看板もドアも真新しい。

 カズトはひとしきり考えた後、その階段を下りてみることにした。このネカフェを利用できれば、将来的にも結構便利、と踏んだからだ。



 カズトが白いドアを開けると「カランコロン」という鈴の音が勢いよく鳴り響き、来客があったことを店内に大雑把に告げた。

 オーソドックスなネカフェの店内だ。ドアのすぐ横にレジがあり、その前方には漫画の本棚が三列ほど並んでいる。また、壁際には四脚ほどのオープン席が設置されており、二人の客が座っていて、一人はラフな格好で漫画を、一人は背広でPCを使い、何か調べ物をしているようだ。

 レジには水色のエプロンをかけた大学生くらいの男性が立っており、カズトが入ってきたのを見て「いらっしゃっせー」とやる気のなさそうな無愛想な挨拶をした。


 カズトは、レジの隣に掲げられた値段表が大体相場だということをざっと確認し、会員登録をささっと済ませ、とりあえず一番安い三時間のコースでブースを借りた。今の雨は恐らく通り雨、三時間もすればさすがに止むだろうと考えたからだ。


 支払いを済ませた後、カズトは目に入った未読の漫画の一巻と二巻をとりあえず本棚から抜き取り、それを持って店の奥にある細い階段を下りた。エレベーターもあったが借りたブースがB2だったため、階段にしたのだ。


(ええと、210はと……)


 蛍光灯が煌々と灯るB1とは違い、B2は間接照明になっているらしく少し薄暗かった。造りは他のネカフェとほぼ同じだ。細い通路があり、その両脇に黒っぽいパーテーションで仕切られたブースが並んでいる。全体的に綺麗に感じるのは、まだ開店して間もないからだろう。とても静かで人の気配は感じないが、でも、扉の開閉具合から半分くらいブースは埋まっているようだ。カズトはできるだけ静かに通路を進みながら自分のブースを捜していった。


(ここか)


 そのブースはフロアの一番奥だった。階段を下りてそのまま真っ直ぐ、突き当りの場所だ。カズトは早速その中に入り、周りの客の迷惑にならぬようそっとドアを閉めた。


 ブースの中もやはりオーソドックスなネカフェのそれだった。正面に机があり、その上にはPCとモニタ。そして、それらに向かい合うようにしてフカフカのリクライニングチェアが置かれている。少し狭い感じはするが、それでも一人で使うには十分な広さだ。

 カズトは身に着けていたマフラーと上着をさっと脱ぎ、それをドアの内側のハンガーにかけると、さっそくリクライニングチェアに腰を下ろした。


「ふぅ」


 雨が降ったり、新しいネカフェに入ったりで、ここまでバタバタと来てしまったが、やっと落ち着くことができたような気がしてカズトは思わずため息を漏らした。それに、期末テスト明けということもあってか、何となく体が重い。


(ここでゆっくりしていくか)


 雨が止めば時間内でも出ようと思っていたが、冬休みは始まったばかりだし、そんなにせかせかする必要もない。カズトは三時間めいっぱいここで過ごす事に決め、持ってきた漫画を読もうとまずは一巻の表紙を開いた。

「…………」

 が、寒い外から急に温かい室内に入ったせいか、一気に眠気が襲ってくる。目も開けていられないほどにまぶたが重い。それでもカズトは我慢して漫画を読もうとしたが、人間の三大欲求の一つである睡眠欲に漫画欲が勝てるはずもなかった。

(ちょっと寝るか)

 彼は諦め、一時間ほど寝ようとスマホのアラームをセットし、それをいつも入れているズボンのポケットに収めた後、リクライニングを最大に倒してそのまま目を閉じた。腹が減った時に食う、眠い時に寝る、幸福を最大限に感じる瞬間だ。


(んん?)


 しかし、何となくまぶたの向こうにうっすら明かりのようなものを感じて、カズトはせっかく閉じた目をまた開けざるを得なくなった。

 すると、視線の先にあったのは暗がりに浮かぶ、


『滝川カズト様、ログアウトしますか?』 『はい』『いいえ』


 の文字。


 よく見ると、黒いバックに白い文字で書かれたそれは、PCのモニタ上に表示されているようだ。

(いじってもいないのにおかしいな)

 前の客が消し忘れたのだろうか? と一瞬思ったが、なぜか自分の名前が一緒に表示されている。自分に対しての問いかけであることは間違いないようだ。ただ、表示の内容である『ログアウトしますか?』というのはどうにも解せない。つまりは、現時点でログインしている状態ということなのだろうか?


(ブースを借りると、この店お薦めのゲームか何かに勝手にログインさせられてしまうのだろうか?)


 そんなシステム、レジのところには何も書いてなかったし、店員も何も言っていなかったはずだが。


 ただ、カズトはそのことについてそれ以上深く考えなかった。

(まあ、『ログアウトしますか?』と出ているのだからしてしまえばいいだろう)

 彼はMMORPGなどのオンラインゲームも時々プレイするが、自宅のPCでできるためネカフェではやらない主義なのだ。彼はマウスを操作し、『ログアウトしますか?』の横に表示されている『はい』というボタンを適当にクリックした。


「え?」


 その直後だった。カズトの視界が真っ暗になったのは。目を開けているのか閉じているのかすら分からないほどの完全な暗闇だ。

(何だ!?)

 そのあまりにも不意な出来事にカズトは思わず固まってしまった。が、しかし、すぐにこれは停電だろうという思いに至る。大抵、停電というのは唐突で真っ暗だ。

(たぶんじきに回復するだろう)

 彼はそう考え、そのまま動かずにリクライニングチェアに座っていた。


「…………」


 けれどもなかなか回復しない。単なる停電ではないのだろうか? もし火事などによるものならここはB2の奥、すぐにでも逃げ出さないとまずいが、今のところ非常ベルの鳴動も店員からのアナウンスもない。だから、彼はそこまで急を要す事態でないと推測する。


(たぶん開店したばかりだから、不具合とかがまだ残っているんだろう)

 それにしても客がいるのにお粗末だなと思いつつ、カズトはとりあえず自前の明かりを確保しようと、スマホを入れたポケットに手を伸ばした。

(あれ?)

 けれども、なぜかスマホがない。さっきアラームをセットした後、いつも入れているズボンのポケットに入れたはずなのに。

 カズトは焦って他のポケットも探ってみた。が、やはり見当たらない。

(おかしいな)

 現代人にとってスマホがなくなるというのは何とも嫌な事態である。カズトはスマホがポケットからこぼれ落ちてしまったことも考えて、暗闇の中、リクライニングチェアとの隙間や、クッションの間などにも必死に手を這わせた。しかし、それらしい感触はない。

(くそ、だめだ。暗くてよくわからない)

 スマホを見つけれらずカズトはイラついたが、でも、このブースの中にあることは間違いない。今は暗くてわからないが、明かりさえ点けばすぐにでも見つけられるはずだと彼は考えて、スマホを捜すのを一旦諦め、そのまま明かりが回復するのを静かに待つことにした。


「………………」


 けれども、なぜかいつまで経っても回復する気配がない。こんなにも長い停電なら店員が説明なり避難誘導なりしてくれてもおかしくないはずだが、そんな気配も全くない。カズトは段々心細くなってくる。

(もしかして停電なのはこのフロアだけで、店員は気付いていないんじゃないだろうか)

 そんな思いが頭をよぎる。やる気のなさそうな店員だったから、後で「停電していたなら早く言ってくれればよかったのに」とか無責任な事を言われてしまいそうな気さえする。

(言いに行くか)

 このブースから階段までは真っ直ぐの通路。暗闇でも行けないことはない。が、それでも厄介ではある。できればスマホなどの明かりを持っているであろう他の客に行ってもらいたいとカズトは密かに願った。


「………………」


 けれども、残念ながらそんな気配もない。

(みんな大人しく待っているんだろうか? 気の短い人ならそろそろ怒り出してもよさそうなものだが。それともみんな寝ていて気付かないだけなのか?)


 そんなことをカズトは何回となく考えていたが、時間だけが過ぎるだけで周りの状況は変わりそうにない。相変わらず暗闇のまま。相変わらず無音のまま。


(仕方ない。行ってくるか)

 カズトはとうとう我慢できなくなり、自ら店員の所に赴こうとリクライニングチェアから静かに起き上がった。そして手探りでブースの扉を開けると、そこから頭だけを出してそっとフロアの様子を確認する。


「…………」


 フロア内もカズトのブースと同様、完全に真っ暗だった。目の前が通路なのか壁なのかさえ識別できない。普通、こういう所には非常口を示す緑の表示灯が設置されていてもよいはずだが、そんな物もない。何もない。その不親切な状況にカズトは辟易としたが、それでもよくよく目を凝らすと、前方の天井付近から、ほんのわずかだが白い光が漏れていることに気付く。


(あれが階段だな)


 カズトのいるブースとの位置関係を考えれば、それがB1に続く階段であることは明らかだった。彼は意を決し、ゆっくりブースの扉をくぐると、右手で通路の壁を確認しつつ光の漏れている方向に向かって歩き出した。


 その光は、近付くにつれて徐々に強くなり、かすかだが視覚が効くようになった。何となく階段の形状も識別できる。それにより、カズトは少なからず感じていた心細さを急速に解消することができた。何しろ今まで何も見えなかったのだから、たとえわずかでも外界の情報が入ってくるだけでほっとできるのだ。


 それからほどなくして、カズトは階段のスペースに到達することができた。見上げると、光は階段の踊り場よりさらに上方から降り注いでいる。ただ、極めて弱い光だ。

(これは上も停電しているな)

 もしB1がさっきのように蛍光灯で照らされているとすれば、たとえそこから漏れ出る光でも、これほど階段は暗くないだろう。恐らくこの光は店のドアから入ってくる屋外の光だ。ここでカズトの「B2のフロアだけ停電」という予測は崩れた。

(ったく、停電なら何よりもまず客に知らせるべきじゃないのか)

 そう思ってカズトは憤慨したが、でも、あのいかにもやる気のなさそうなバイト店員を思い浮かべて諦めた。あれはこういう時、何もしないタイプだ。

「はぁ」

 カズトはため息を一つ吐き、その後、微弱な光を頼りに細い階段を上り始めた。踏み外さないよう一段一段確認しながらゆっくりと。途中、何回か石のような硬い物を踏んづけたような感触があったが、気に留めなかった。どうせ停電で誰かが何かを落としでもしたのだろう。

 階段を上るにつれ、目が慣れてきたのか視界が少しずつ回復し始める。中間の踊り場まできた時にはだいぶ周りが見えるようになっていた。壁に貼られたポスターも――さっき通った時はその存在すら気付かなかったが――その図柄が「どこかの町並み」だと何となくわかる。


 その後は躊躇うことなく一気に駆け上り、カズトはついに目的地であるB1のフロアにたどり着くことができた。ゲーム好きの彼にとってはまさに暗闇のダンジョンをクリア! そんな気分だ。

(さて、お次は店員ラスボスとご対面だ)

 そう思って、彼は意気揚々と未だ停電の状態であろうB1のフロアに足を踏み入れた。


「!!?」


 その途端、カズトは凍りついてしまう。彼の視界に入った暗がりのフロアが、記憶にある景色とあまりにもかけ離れていたからだ。

 崩れかけた壁、破壊されたレジのスペース、もたれかかるようにして傾く本棚の列。床には漫画本が散乱し、さらに、机から落ちたのかPCのモニタらしき物まで転がっている。まるで強い地震があった後のような光景……。

 しかし、カズトは今の今まで地震などまったく気付かなかった。鈍感? いや、いくら何でもこれほどの被害が出る揺れなら絶対に気付くはずだ。


「……はぁ……はぁ」

 ここからカズトの混乱が始まる。どうやったら短時間でこれほどグチャグチャになってしまうのか、まったく思いつかないからだ。ただ、これを見る限り、さっきからの停電が「単なる停電」でないことは明らかだった。何か別の要因、それもかなり異常なことがあって停電が起こったに違いない。


「はぁ、はぁ、はぁ」

 カズトは自身の混乱を少しでも和らげるため、こうなってしまった理由をその場で必死に考えた。が、考えれば考えるほど混乱度が増していく。嫌な予感しかしない。「ここはやばい」頭の中で誰かが警鐘を鳴らす。手や足がガタガタと震え出す。吐き気がする。呼吸が、心臓の鼓動がどんどん速くなっていく。何か自分にとってとても不都合な事態が迫っているような気がしてならない。それはあたかも、ホラー映画で残虐なシーンが流れる前触れのような負の期待感。


「っ!」

 気付いた時には、カズトは店のドアに向かって一目散に走り出していた。「とにかくここから出たい!」その一心で床に散らかった漫画本を飛び越え、無人のレジを駆け抜け、傾いた店のドアを力ずくで開け放つ。

「!」

 その瞬間、カズトの目に眩しいくらいの強い光が入り込んでくる。外の光、太陽の光だ! 地上に続く階段の上から差し込んでくる。今は午前中、地上は当然まだ光の世界なのだ。彼はそこからまるで命を欲するゾンビのように、光に向かって全力で階段を駆け上がった。


「な…………」


 やっとのことで地上に出られたカズトは、しかし、目の前に広がる信じられない光景に思わず言葉を失ってしまった。

 無理もない。あの秋葉原が、……雑然だが美しく、喧騒だけれどそれが心地良い、日本で最も活気のある町のひとつ、あの秋葉原が、何故か、荒れ果てたボロボロの廃墟に変わっていたからだ。

 崩れかけたビル、ひび割れた道路、ぺしゃんこに潰れたりひっくり返ったりしている数十台の車。あれだけ人で混雑していた歩道も、今は瓦礫や壊れた看板などで酷く散らかっており、人っ子一人歩いていない。それはまるで、テレビで見た無人の軍艦島……。

 

「ど、どうなってんだ……」


 カズトの混乱はピークに達し、もはや目の前の光景を呆然と見つめること以外なにもできなかった。


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