#77 「足が遠のく理由のこじつけ」
(2026/03/16)
昨日の仕事が思いのほかきたのか、今日は12時間ほど寝た。
毎日仕事できる人、本当に尊敬する。私もそういう当たり前を積み上げていける社会人になりたい。
起きてからは「何かしたい」欲求が凄い。
どこかに行きたい。そして何かしたい。
でも、その「どこか」も「何か」も、あてはない。
ほんのり美術館とか博物館に行きたいなと思う。
でもどこへ? 別に行きたい企画展があるわけでもないし、調べるほどの興味もない。
Googleマップで「美術館」と検索をかけて、案外家から遠いことを確認して横になる。
でもやっぱり、そういう場所の空気を感じたい。
YouTubeで美術館や博物館の公式アカウントの動画を見漁る。
見漁るとエンタメの風が欲しくなったので、儒烏風亭らでんさんの動画を見る。
そしたら、なんか満足してしまった自分がいる。
随分と安上がりだ。
でも知っている。
満足したフリをしていることに。
本当は、本物を見たかったのだ。
足が遠のくのには一つ理由がある。
視力の低下。
実物を鑑賞するのは好きなのだが、如何せんじっくり細部を見られるほどの視力が伴っていない。
キャプションも霞む。
最近は特に悪くなってしまって、コンタクトレンズも -10 を記録した。
これ以上悪くならないでくれと思う。
ああいう場所の展示は、作品の劣化を防ぐために薄暗い。
あと、反射しづらいとはいえガラス越しだ。
視力の悪い私には、コンタクトレンズをつけているとはいえ、見にくいストレスの方がかかってしまうのだ。
なので見たいものだけじっくり見て、後は図録を購入して帰ってから見ることが多い。
書いていたら、なんだか寂しくなってきた。
戻らない視力を憂いても仕方ないけど、
たまには惜しんでもよかろう。
結局、夕方の電車に乗るだけ乗って、行き先でぼんやりしてから帰った。
河原のところで聞こえた、弱い「アンパンマンのマーチ」のハーモニカの音が郷愁を誘った。
ハーモニカを演奏するおじさんの近くに行っても、
ヒョロヒョロと心許ない音だったが、
とりあえず外出するだけして良かったなと思った。




