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#65 「週末のスイッチオフ」
(2026/03/08)
土曜日は、毎週マイスウィートダーリンが来てくれる。
食べたいご飯をたんまり作って、
YouTubeや何かしらの映画を観る。
そんな、のんびりとした週末を過ごす。
今週も、そうするつもりだった。
でも、できなかった。
体が動かなくなっていた。
薄れる意識。
彼との時間を楽しみたいのに、
身体がスイッチをオフにする。
昼から来てくれていたのに、
会話をしたのは、たぶん合計して一時間もなかったと思う。
せっかく来てくれたのに、申し訳ない。
今朝、いつもの時間に彼は帰った。
のだと思う。
何度も何度も起きては寝て、
起きている時も身体が動かず、部屋を見渡すこともできない。
私は、彼が帰る気配だけを察知した。
時計を見る余裕もない。
ドアが閉まる音だけを見届けて、
また眠りについた。
申し訳なさが募る。
でも、抗えない眠気には耐えられなかった。
本当になぜ日記が書けているのか、自分でも不思議だ。
そもそも、ちゃんと書けているのかすら、今の私には確認できない。
また、意識が遠のく。




