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仮面の超越者  作者: 狐面01
1章 冒険者始めました編
5/5

5話 リンゴ選別と初ダンジョン

生きているだけでもえらい。そう思っとけばたぶん人生楽しく生きていけるはず。・・・はあ。


それから3日間が過ぎた。何をしていたかというと、一日目は実力テストの代わりに、ギルドの戦闘場に匿名で参加した。もちろんオーバーフォースは使わずに実力勝負で数々の冒険者と戦ってみた結果、

白柳...A級冒険者レベル。乱歩...s級冒険者レベル。基次郎...A級冒険者レベル。

という結果になった。んー。知ってた。あらかた予想がついてた。乱歩(容疑者)乱歩は力を抑えながらどうにかこうにか戦闘場を壊さないように努力していた。と供述しております。これに対してギルド側は賠償金を求めています。その話が本当なんだったら、目の前のバッキバキに壊れたステージは何なんだろうか?そして気になっていた呪剣ポンデリングだが無事使えました。メインは、影縫虎月になるがもしものサブに追加していてもいいかもしれない。ちなみに俺白柳も、この前をきっかけにスキル、<無限収集>を手に入れました。ありがとうございます。ついでにみんな顔を見せないように、各々ただの仮面をつけて参加した。声も変えていたから正体がばれることもないはずだ。

二日目はギルドのミッションをひたすらクリアしていった。最初はF級のクエストをクリアしていたが、やがてF級のランクのミッションをすべてやり終えてしまったため、ついにD級のミッションをこなしていた。そして今日も掲示板で本日のクエストを確認していたら、不意に声をかけられた。


「やあ新人君。調子はどうだい。」

「あっ。どうも。お疲れ様です。」


20歳くらいで赤髪。顔に見覚えはないが新人だということを知っているので先輩なのだろう。しかし気になるのは、後ろの2人組だった。パーティーメンバーにしては、違和感を感じる。ほかのパーティーメンバーと明らかに違うのは纏うオーラが赤髪先輩より数段も上ということだった。


「すいませんがあなたのパーティーメンバーは誰ですか?」

「ああ、後ろの二人かい。僕のボチーガード兼パーティーメンバーだよ。」

「僕に話しかけた理由は?」

「理由は簡単。一緒にクエストをやらないかということだ。もちろんC級のクエストをね。」

「拒否権は?」

「ゼロ」

「わかりました。では、お願いします。」


たぶんそう来るだろうとわかっていたし予想道理の回答だった。奴は貴族のアランというやつだ。周りの空気が一変して怨念、怒気、殺気がそいつに向かってひしひしと感じ取れる。2日目の時に手合わせした若者がアランのことを話してくれた。若者曰く強いは強いのだが女癖が悪く何人もの女性、そして助けようとした男を殺してきたという。また、ギルドに腕のいい新米が入ってくるとクエストに誘い殺してしまいギルドには事故死として報告するようなやつで、今までで奴の手で殺された人数は計り知れないと言われている。よって、自分の背中で3人の死角になっているところで首をぶんぶん振っているセレスさんには申し訳ないが、リンゴを選別する作業を始めよう。ギルドに潜む腐ったリンゴは、捨てないとほかのリンゴが腐ってしまってはかわいそうだから。害虫駆除のための作戦会議はもう念話で始まっている。蹂躙を始めようか。

____________________________________

約束は今日から二日後にしないかと言われたのでそれを快諾。二日間何をしていたかというと訓練と作戦会議そして各自武器の手入れやイメージトレーニングをしていた。今回は乱歩も基次郎もかなりお怒りで、乱歩も一切無駄口をはかず、基次郎も粛々と作戦を考えていた。俺も黙々と影縫虎月の手入れを行っていた。

最初はC級のクエストなのかと思っていたらアランはB級のクエストをやるかと言ってきたので調子に乗って死んでも知りませんよ。と言って忠告したが大丈夫だよ。あまり負荷背負いしないからといっていたので、

相手もそれなりの準備をしてきたはずだ。期待しています。噂をすれば例の人が来た。


「おはよう。待ってたかい?」

「いえ、そこまで。」


今回挑戦するダンジョンは、B級ダンジョン「狂人の宴」に挑ませてもらう。入口は近いので、すぐに入口は見つかった。ここからが本番だ。気合を入れる。


『作戦道理に行動しろ。慌てず冷静に。静かな最期を味わらせてやれ。』

『りょーかい』

『御意』


気合十分だ。


「では行きましょうか。」

「了解。ところで君ってダンジョン初めてかい?」

「はは。恥ずかしながら初めて入りました。」

「ダンジョンは気を付けた方がいいよ。敵のモンスターだけではない。同じ冒険者同士でも殺し合いは起きるからね。」

「怖いですね…」


と、話しながらもダンジョンの様子を探ってみる。やっぱりダンジョンは洞穴みたいな構造になっており、

松明が10メートルぐらいの間隔で置かれている。ここは洞窟エリアだが草原エリア、ジャングルエリア、

深海エリア、溶岩エリアなど、多様なエリアが存在して道も入り組んでいる。ここは、洞窟エリア、ジャングルエリア、鉱石エリアの三階層に分かれている。

歩いているとさっそく最初の敵を発見した。最初の敵は、ダンジョンの定番。ゴブリンだった。ゴブリンのステータスは、こんな感じ。


===================

ゴブリン 


レベル:1

HP:2/2

MP:1/1

筋力:3/3

耐久:1/1

敏捷:1/1

魔力:1/1

幸運:1/1

スキル:なし

==================

やっぱり弱かった。新米だから、4回くらいナイフで首を切るしぐさをする。ある程度苦戦するしぐさを見せて、やっと首を切った。暗殺者としてあまり大胆に証拠を残すのが気になるがここは異世界なので問題はない。ある程度肩で息をする演技を見せて、アランさんに向き直る。


「魔石は回収したかい?」

「あ、すいません。忘れてました。」

「頼むよ。まったく。」


これも演技の一つだった。初心者は倒すのだけで精一杯になって、魔石を回収し忘れやすい。ちなみに魔石とは、魔物が持っている魔力の核の塊のようなものだ。それの大きさや濁り具合で、良し悪しを決める。この世界だと魔石をはめた指輪を指輪にする人もいるそうで、ギルドで売買されているらしい。ただし高いから、貴族たちが買うこともちょこちょこあるんだとか。市民は買わないんだとか。サクッと魔石をとってバックにしまう。もちろんスポーツバックではなく、リュックサック型のカバンに入れておいた。マジ有能

そんな調子でモンスターと戦っていたら夜になった。...と言っても、洞窟エリアは外の時間がわからないため、眠くなってきたら野宿する。これが普通らしい。そしてそろそろ犯行の時間も近づいてきた。アランたちは主に夜の犯行が多いらしい。目立たないからだ。だから、あえて新人に敵を倒させたりあまり手伝わない方針らしい。実際自分たちが戦っていてもあまり手助けしてくれなかった。乱歩も基次郎も余裕そうだったがあえて疲弊した演技をするよう指示をしておいた。約15分後俺たちは夕食(とある人たちによっては最後の晩餐)を迎えていた。鑑定眼で見るとしびれ粉が含まれていたが、そこまで効かないものだった。

途中で出てきた角兎(ホーンラビット)を鍋にして食べたがなかなかおいしかった。


「さて、そろそろ寝ますか。」

「そうですね。さすがに疲れました。」

「ところでさ・・・」


その瞬間、アランさんは一気に間合いを詰めてきた。手には中剣を握っている。後ろのメンバーも準備していたようで同じく中剣を握っていた。うおっとっと。と言いながら後ろに跳躍した。危ないじゃないですか。といって余裕を見せると彼は奇声を上げ中剣を振っていた。せっかくの機会だから邪剣ポンデリングを使って軽々とはじく。やはり腐ってもc級冒険者。腕前はなかなかだった。後ろの二人は音速で二人が処理してくれたから、こっちもきりをつけた方がいいかもしれない。一旦アランから距離をとると構えをとった。中国の蟷螂拳というものだ。武術としては「補漏」(すきあらば打つ、の意)を基本とする。手法が複雑で連関性に富み、「上下連貫」と呼ばれる手法と腿法のコンビネーションが巧みで、スピード感あふれる独特の風格を有しているものだった。そのため次の技の未透視のつかない厄介なものだ。それに加え、独自の「けあっかぁ」という掛け声をつけたため余計に変に見える。突如、アランが笑い出した。そして質問した。


「どうしたんだお前。気が狂ったのか?」

「いえ、新米殺しのアランさん。あなたのことなど素手で殺せると思い、武器は捨てましたよ。ほらかかってきてくださいよ。」

「死ね。」


アランは首めがけて剣を振ってきたから下に重心を傾けて、背を低くして足蹴り。その後は独自の型で相手の剣を弾き落とし片手で首を持った。頸動脈を圧迫するように持ち首を絞める。映画などでは、首をつかまれたら10秒ほどで倒れるのがお約束だがふつうは1分かかる。半殺しの死ぬ寸前までにしておいて後で拷問してもいいかもしれないなどと考えているうちにアランがジタバタするのをやめた。1分10秒後やっと気絶した。手を放す。彼は操り人形の糸が切れたように倒れた。首元に手を当てる。まだかすかだが脈はあった。貴族は殺すと面倒なので、気絶させた状態でスキル<無限収集>でしまっておいた。アランのパーティーメンバーはもうすでに死んでいた。乱歩と基次郎も涼しい顔をしていた。


『お疲れさん。』

『はいお疲れ様。』

『お疲れ様です。』

『それにしてもけあっかぁだったけ?なんなんあれ。』

『思わず笑ってしまいましたよ。あれ。乱歩兄さんに関しては、爆笑していたし。』

『あの掛け声考えるのに1時間くらい時間使った個人的に一番かっこいい掛け声なんだよ。笑うな。』

『へえ。ぷっ。』

『そうなんですか。はは。』

『笑うな!』


ひどい。ひどすぎる。メンタル崩壊しそう。泣きそうなんだけど。

そう言っている間にアランの私物整理が完了した。<無限収集>スキルは、指示して置いたら勝手に備品整理してくれる便利な品物だった。ちなみにアランはこんなものを持っていた。

---------------------------

・ペンダント

・中剣(ルオライト製)

・指輪

・MPポーション

・魔石

・2日分くらいの食糧

・毒薬

ーーーーーーーーーーーーー


ペンダントと指輪はどっちも他人の貴族の所有物っぽい。中剣はルオライトと呼ばれる金属でほかの金属より耐久性が高いらしい。あって損はない。ルオライト高いし。ラッキー。使わないけど。


「仕事も終わったし、寝ますか。」


ダンジョンでは寝袋で寝るのが一般的らしいので、テントで寝ることにした。


『・・・?なんで一般的には寝袋で寝ることが普通って説明したのに、テントで寝るん?』

『え、だって危険じゃね?頭無防備だし。』

『確かに・・・』


まあ、細かいことなどどうだっていい。とりあえず寝るぞ。


 ---------

???視点


「おい、お前ら。狩りの時間だぞ。制限時間は、日の昇る前までだ。よーい、スタート」


すると男の後ろにいた5人の人影が、動いた。彼らは音もなく闇に消えていった。・・・

ーーーーーー---

江戸川乱歩とは?


1894年(明治27年)三重県名賀郡名張町(現・名張市)に名賀郡役所書記の平井繁男・きくの長男として生まれる(本籍地は津市)。平井家は武士の家柄で、祖先は伊豆伊東の郷士だった。のちに伊勢の津藩の藤堂家に仕え、乱歩の祖父の代まで藤堂家の藩士として勤め上げた。

2歳の頃父の転勤に伴い鈴鹿郡亀山町(現・亀山市)、翌年名古屋市に移る(以降、大人になっても点々と引越しを繰り返し、生涯引っ越した数は46件にも及ぶ)。小学生のころに母に読み聞かされた菊池幽芳訳『秘中の秘』が、探偵小説に接した最初であった。中学校では、押川春浪や黒岩涙香の小説を耽読した。旧制愛知県立第五中学校(現・愛知県立瑞陵高等学校)を卒業後、早稲田大学の政治経済学科に進学。卒業後は貿易会社社員、古本屋、支那そば屋など多くの仕事を経る。

1917年(大正6年)11月、鳥羽造船所電機部(現シンフォニア テクノロジー)に就職。庶務課に配属されたが、技師長に気に入られ、社内誌「日和にちわ」の編集や子供へおとぎ話を読み聞かせる会を開くなど地域交流の仕事に回された。無断欠勤などもあったが許されていたという。「日和」では編集のみならずイラストも描いている。この会社は1年4ヶ月で退職するが、この時期の体験が屋根裏の散歩者やパノラマ島奇談の参考になったという。

1919年、読み聞かせ会で知り合った坂手島の小学校教師である村山隆子と結婚する。

1923年(大正12年)、森下雨村、小酒井不木に激賞され、『新青年』に掲載された『二銭銅貨』でデビューする。欧米の探偵小説に強い影響を受け、本格探偵小説を志す一方で『心理試験』『赤い部屋』といった変格とみなせるような作品も書き、黎明期の日本探偵小説界に大きな足跡を残した。『人間椅子』や『鏡地獄』に代表されるようなフェティシズムや怪奇小説の部類も初期から執筆しており、岩田準一とともに研究していた衆道の少年愛・少女愛、男装・女装、人形愛、草双紙、サディズムやグロテスク、残虐趣味などの要素を含んだ通俗探偵小説も、昭和初期から一般大衆に歓迎された。

当初は小説家として生計を立てるか悩んだと述べており、処女作『二銭銅貨』以降は、あくまで兼業の趣味の範疇として散発的に短編小説を執筆するに留まっていた。1925年に森下の企画で『新青年』に6ヶ月連続短編掲載するにあたってその2作目の『心理試験』が好評で踏ん切りがついたと述べている。ここで会社を辞めて小説家一本にしたが、探偵小説家としては早くも行き詰まり、連続掲載の6作目に当たる『幽霊』は自ら愚作と評し、小説家になったことを後悔したという。しかし、森下の紹介で『写真報知』や『苦楽』にも掲載を持てることとなり、探偵小説専門誌である『新青年』には載せられないような通俗的な作品の執筆で生計が安定した。

乱歩は海外作品に通じ、翻案性の高い作品として『緑衣の鬼』、『三角館の恐怖』、『幽鬼の塔』などを残している。また、少年向けとして、明智小五郎と小林少年や少年探偵団が活躍する『怪人二十面相』などがある。このほか、探偵小説に関する評論(『幻影城』など)を残している。

戦後も乱歩は主に評論家、プロデューサーとして活動するかたわら、探偵小説誌『宝石』の編集・経営に携わった。また、日本探偵作家クラブの創立と財団法人化に尽力した。同クラブに寄付した私財100万円の使途として江戸川乱歩賞が制定され、同賞は第3回より長編推理小説の公募賞となる。

晩年の乱歩は高血圧、動脈硬化、副鼻腔炎(蓄膿症)を患い、さらにパーキンソン病を患ったが、それでも家族に口述筆記させて評論・著作を行った。


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