大嫌いな貴方、大好きな貴方
『なんだ、この出来損ないは』
自分が生まれるよりも前に、私に“異香”の印を刻みつけた吸血鬼。初めて会ったその瞬間に私はそう拒絶された。その人の為にいたかったのに、たった一人、吸血鬼と“異香”の住む街で暮らすことになったユウリ・エンデュランスは、捨てられたことにより周りに嗤われて過ごしていた。
ーーーーあの夜に、金を纏った吸血鬼にで会うまでは。
『異香』
公の意味…優れた良い香り。『異』は抜きん出ていることを指す。
上記より、この物語の中では、吸血鬼によってその香りを与えられた者を指す。
自分が生まれるよりも前に、私に“異香”の印を刻みつけた吸血鬼。初めて会ったその瞬間に私はそう拒絶された。その人の為にいたかったのに、たった一人、吸血鬼と“異香”の住む街で暮らすことになったユウリ・エンデュランスは、捨てられたことにより周りに嗤われて過ごしていた。
ーーーーあの夜に、金を纏った吸血鬼にで会うまでは。
『異香』
公の意味…優れた良い香り。『異』は抜きん出ていることを指す。
上記より、この物語の中では、吸血鬼によってその香りを与えられた者を指す。
第1章
プロローグ
2017/09/24 20:00
これは、過去のお話
2017/09/24 20:00
そして訪れた日常
2017/09/24 20:00
宵闇の出会い
2017/09/24 20:00
彼女の言葉
2017/09/24 21:00
触れる息苦しさ
2017/09/24 22:00
埋め立てた感情
2017/09/24 23:00
想いの欠片
2017/09/25 00:00
認められない言葉
2017/09/25 12:00
彼らの正論
2017/09/25 13:00
冷たい積雨
2017/09/25 20:00
金の誘い水
2017/09/25 22:00
積年の慕情
2017/09/26 00:00
天の涙と思惑過ぎる夜
2017/09/26 13:00
間章
選ぶ想いは狂気にも似て
2017/09/26 20:00
第2章
本当の私はどんな顔をーー
2017/09/27 00:00
透明な光の中でーー
2017/09/27 13:00
不穏な足音
2017/10/01 20:00
静寂とは別の静けさ
2017/10/26 13:34
影のある笑み
2017/10/29 20:20
重なる赤の狂愛
2017/10/31 07:11