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異世界に行ってみた(笑)  作者: たなからぼたもち
滅鬼・幽鬼戦
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18/42

滅鬼・2

力が入らない。

「おおっ!!」

滅鬼に向かって走る。

「ふんふん」

ビグン!!と右足にしびれが走った。

「いっ」

「ははっ!足が止まってるよん!」

「しまっ!」

ボゴッっと腹に衝撃が来る。

「うおおお!!!」

んでもって、飛ばされる。

「くっ」

何とか踏みとどまった。

(こいつ・・力を入れられなくするほかにも痺れさせることまでできるのか)

「いやーやっぱりこんなもんかい。・・・しょうがないなぁ。ヒントをあげよう」

「!」

「ふふ・・この力はね・・人によって変わるんだよ、強さがね」

「なに?」

「ふふーそして君はこの力とはかなり相性が悪いー」

「・・・」

わからん

「ま、このヒントでわかる人そんないないけどねー」

・・・く・・・

「いいさ・・やってやる」

神託装備の出すスピードには完全に慣れてはいないが・・。相手は油断してるし俺とは向かい合うようになってる・・。一撃くらいなら・・

「・・・・ふっ」

ヒュン!

「な」

滅鬼が驚く。先の跳躍は全力ではなかったため、驚いているのだろう。

「ガあ!!!」

横に剣をふるう。

「なめるな!」

滅鬼はそれをかがむようにして躱す。

「やべっ!」

この勢いだとまた壁に激突する!しかもそこを狙われれば・・・。

「ダンス・フレア!!!」

床に向かって一気に打つ。

「そんなもの」

滅鬼も今までの速さは本気ではなかったらしい。一瞬で後ろに飛び退く。

ドドンっ!!と床にダンス・フレアが当たり、至近距離で放った健はそのまま風圧で上に飛ばされる。

(く・・キツイ・・が・・激突するときの速さほどではない!!)

そのまま態勢を整え、天井に足を付ける。

(俺みたいなんはこーいうギリギリの状況に追い込まないと本気出せねーからな)

「これで・・」

ドンっ!!と先ほどまでよりも強く足場をけり加速する。

(ここできちんと着地しなきゃー死ぬぞ・・俺)

「うおおおおお!!!!」

「ちっ!」

ブシュ!と肉が裂ける音がした。

「あ・・ああ・・くっ!」

滅鬼の肩あたりが切れていた。

「・・・・おえ・・」

「君出した声と比較にならないほど吐いてるけど!!・・ごほっ!・・・おっきい声出したらダメだな。」

だってちょっとグロイもん。こっちはそういうの見慣れてないんだよ・・。

とまぁこんなやり取りをするということは俺は無事着地に成功し、「神託」のスピードに慣れてきたということである。しかし足元砂で良かったわ。まんだ柔らかい感じだった。衝撃。

「ふ・・ふふん。いやーやられた。ちょっと舐めすぎたかなー」

「いままで舐めすぎてたんだよ。やっときずいたか。・・おええ」

「君がいつまで吐き続けるのかは置いといて、君が危険だということは分かった。あっちの子も結構頑張ってるみたいだし、これ以上続けても無意味だ。・・・ということで」

まさか・・

「鬼道します」

「やっぱりかぁぁぁ!!!」

能力もまだあまりわかってないというのに、最悪だぁぁぁ!!


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br/godine
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