俺が死んだ理由
皆さんこんにちは、いや…さよならか………え?なぜかって?…俺は10秒前に天国へ旅立ったからだよ。…
―10秒前―
「金出せぇぇぇ!金っ!」
拳銃で女を人質にし銀行強盗をしようとしてるその男に俺は近づいた
「なぁ…お前、人が迷惑してんのわかんないのか?」
そう、その時俺はバトル漫画を一日中読みふけったあとだったので調子に乗ってバトル漫画の真似事をしてしまったのだ、すると有ろう事かその男は世に出回っている薬を使用しており正気ではなかったらしい。まぁ俺も大概だけど、なので反論する前に躊躇なく俺に拳銃でヘッドショットをかましたのだ。俺は何も言えずあっけなく死んだ。そして後悔した。なぜ俺は銀行なんぞに行ったんだろうと…どーせ大した金もないのに俺は銀行に寄り、銀行強盗に殺されてそして今に至る…そこまで大した時間が経ってないにもかかわらず様々な思いを胸に天国へ旅立ったのであった
―End―
「いやいや!ちょっとまってよ!勝手に終わらせないでよ!」
どこからか少し幼い男の子のような高い声が聞こえてきた。でももう俺は死んでいるきっと幻聴なのだと思っていると
「ふふふっ…残念、幻聴じゃないんだなぁ〜」
そう高笑いしながら声はどんどん近づいて来るように聞こえた、
「こんにちは〜〜君!僕ずっと上から見てたけど、君おもしろいねぇ」
クスクス笑いながら俺に話しかける、だが俺はもうとっくに死んでいて誰にも見えない存在になってるはずなのにそう思ってるとまた見透かしたのか
「ごめんね〜自己紹介が遅れて〜、僕はね君とは違う世界から来た神なんだ〜」
さらっと言われ俺は少しの間放心状態になった