第二話 セブンスハート
「ボスこちらへ。」
俺とエルドは俺がボスをしていた暗殺者集団アンデットクリエイターのアジトだった場所にむかっている。
なぜ過去形かだって?俺が捕まったのを機にアンデットクリエイターは解散したからだ。副団長にそう指示を出しておいた。だからこれから行くところにはほとんど団員が残っていない。ほとんどだがな。
「ボス着きました。」
いつのまにかついていた。街の端にある古い屋敷。ここに来るのも5日ぶりだなぁ〜そう思いながら俺が扉を開けて中にはいると右前方と左上、正面からナイフが飛んでくる。いつものことだ。俺は右前方からのナイフをよけて左上からのナイフをつかみそのナイフで正面からのナイフをはじいた。
「わあぁ〜ボス全然体なまってないじゃないです
か。牢屋に入ってたんじゃなかったんですか。」
でてきたのは16歳くらいの青い髪が目立つ少年。こいつもアンデットクリエイターのメンバーだったやつ
だ。名前は・・・
「今日はいつもより気合い入ってるじゃないか。」
「そりゃボスを殺すにはこれくらいしなきゃダメで
しょう。ていうかどうやったらあのタイミングか
らあれを避けれるんですかね。」
俺は数メートル横に跳んでいた。俺が少年に向き合った瞬間俺の背後でトラップが発動して鉄製の鎌に鋼の糸にピストル。それぞれが俺の心臓、首、頭にはなたれた。跳ぶのがあと0.1秒でも遅ければ俺は死んでいただろう。
「そろそろ終わったかの?早く話を進めたいんじゃ
が。」
「まあ待ちなよジイさん。たまには遊びも大事だろ
う。」
見た目からイライラしているドワーフの老人と飄々とした狐の獣人、狐人族の若い男も出てくる。あと2人
「ボス〜寂しかったよ〜」
そう言って背後から抱きついてくるのは9歳くらいのとても珍しい黒髪黒目の女の子。そして・・・
「待ってたよ〜さあ殺ろうか。」
物騒な言葉を吐きながらの首を狙ってダガーをふるってくるのは紫髪赤目で肌が茶色っぽい顔が整った男。ダークエルフだ。
「全員揃ったな。」
紹介しよう彼らは俺が率いていた暗殺者集団アンデットクリエイターの最高戦力であるセブンスハートメンバーである。セブンスハート、つまりアンデットクリエイターの7つの心臓。この全てを倒さない限りはアンデットクリエイターは滅びないと言われていた。
まず1人目の最初にナイフとトラップで攻撃してきた青髪の少年はドラド。暗器使いのドラドと呼ばれていたセブンスハートのNo.7。その2つ名のとうり様々な暗器を使って獲物をしとめる暗殺者である。
次にイライラとしていたドワーフの老人アダックス。セブンスハートのNo.6で見た目はかなり遅そうだがそのスピードは並の暗殺者を寄せ付けないものがある。長い人生経験の中で培ってきた暗殺の技術から老凶と呼ばれている。
No.5にエルドを挟んでNo.4が弧人のフラメル。弧人が得意とする幻術を使って暗殺する。裏の幻術士と呼ばれている。
No.3が世にも珍しい黒髪黒目の少女カヤ。黒髪黒目ということで赤ん坊の頃から差別を受けてきた彼女は人を騙すことにたけている。
そしてNo.2が紫髪赤目のダークエルフであるマキリ。
見た目は20代にしか見えないがダークエルフなので実際は200歳を超えている。天性の短剣の才能をいかしきってターゲットを殺したことを誰にも気づかれず音もなく去っていくのであまり存在は知られてないがこれまで1000人以上の人を殺してきた暗殺のエキスパートである。
最後にNo.1が俺。様々な国の貴族や王族。大商人などの権力や金をもってる人間ばかり殺してきたので王族殺しや権力殺しなど呼ばれることが多い。
これが今はなき我が暗殺者集団アンデットクリエイターのセブンスハートである。
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