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ボッチの俺がハーレムを頑張って作るまで  作者: HIRO
お姉さんハーレム編
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4/23

ボッチの反撃

学校に着いて自分の教室の席を見ると落書きされていた。死ね、クズ、ごみ、消えろ、うざいなど毎度のことながら飽きない奴らだな。犯人はこのクラスの誰かだろうけど。探すのもめんどくさいし、このままもいいか。


「よぉ!相変わらず大変なことになってんなぁ!クズが!ギャハハハ!」

 

 今、汚い笑い声を上げたのは、成績優秀、バスケ部のエース、高身長のイケメンの高原(たかはら) 修也(しゅうや)だ。俺とは対極の人間のだろうな。女性からはものすごくモテてるし、さらには実家もそれなりの金持ちらしい。うらやまけしからんってやつだな。


「・・・」


 こういう時は関わらない方が、面倒事にはなりにくい。と言っても、今回は落書きだから消さなければ教師に見つかって、いろいろと言われるんだけどな。


「おい、無視か?少しは何か言ったらどうなんだ!」


 それは教師に言うんだけど。同じ説明を二回もしたくないからな。手間は省く方がいいんだよ。効率は大事だぞ?


「大丈夫だ。あとで、クラス全員と教師に説明するからそれまで待っといてくれ。同じことを二回も言いたくないから」

「なっ!?」


 驚いているな。教師どころかクラスメイトにまで言われるんだから、犯人は気が気じゃないだろうけど。コイツは犯人か犯人を知っている人だろうけど。


「・・・まぁいいぜ。今年一年楽しみにしてろよ」

「ちなみに高原はこの落書きについて何かしっているか?実行犯でもいいけど」

「はぁ!?お前以外は犯人知っているぜ!なんせクラス全員だしな!」


 え?コイツ今犯人言ったよな・・・?馬鹿なのか?まぁこっちはものすごく助かるけど。


「まぁこれを教師に言っても証拠がないからなぁ!!」


 まぁ今のままだと意味ないだろうけど、俺が何年ボッチをやっていると思ってんだ?そのくらい対策はしているぞ。


「おはようございます!皆さん席についてくださいね」


 どうやら柊先生が来たようだし、席に着くか。昨日はなかなかきつい事言ったし、そんなに関わってこないだろうし。平和な学園生活が始まるぞ!


「では、出欠を・・・」


 今、俺の机の落書きを見て固まったな。平和な学園生活が・・・。

 それにしてもこの反応も何回目だろうか?懐かしいと思ってしまうほどだな。


「桐山君!・・・それはどうしたんですか?」

「どうしたって言われても、朝登校したらこうなってたとしか」

「・・・」


 なんか険しい顔をしているな。毎年のことだから全く気にしていないんだが。まぁここは柊先生の険しい顔を笑顔にしてあげようか。ついでにクラスメイトに反撃の意味も込めて。


「先生。これを聞いてください」


俺は内ポケットから、ボイスレコーダーを取り出し先生に聞いて貰う。


『・・・まぁいいぜ。今年一年楽しみにしてろよ』

『ちなみに高原はこの落書きについて何かしっているか?実行犯でもいいけど』

『はぁ!?お前以外は犯人知っているぜ!なんせクラス全員だしな!』


「これは・・・」

「先生が来る直前に、高原修也さんと会話していた内容です。あとは先生の判断に任せます」


 ボイスレコーダーはボッチの必需品だな。あらぬ被害を受けないために、護身のためだな。過去に教師に今日みたいなことを口で言っても、証拠がないから注意だけで終わらされたから、そこから学習して持ち歩くようになったな。もちろん授業の話も録音して、テスト弁に生かしているぞ。


「桐山!!ふざけんじゃねぇ!!こんなことをしていいと思ってんのか!!!」


 胸ぐらを掴まれているが、俺は正直恐怖を感じていない。あの時にほうがもっと恐怖を感じていたし。


「いや、勝手に自滅しただけだろ?俺はそれを録音させてもらっただけだし。それに教師に言っているから、正しい判断してくれるだろ」

「くっ・・・!!」

「二人ともやめなさい!!このことは出欠確認後職員室でで話して決めさせてもらいます。それまで皆さんはおとなしく座って待っていてください」


 意外と怒ると迫力があるな。正直驚いた。流石に一人で決められることじゃないだろうから、職員室で緊急会議か。教師も大変だな。一喝で高原もおとなしくなったし。まだ20代だろうに貫録を感じる。


「では、出欠はとりおわったので、私が来るまでおとなしく待っていてくださいね。もし変なことをしようとするなら、全て報告させてもらいますから。あと、桐山君は保健室で待機でいいですね?」

「はい。じゃあ保健室で待っていますので、終わったら連絡だけお願いします」


 俺はそう言って、保健室に向かい始めた。


「ふぅー・・・ボッチも大変だな。あそこまで露骨にやられると、教師にもバレるから、後始末がめんどくさいんだよ。今回の場合クラス全員が俺を目の敵にしてくるだろうし・・・。平和なボッチ生活まで前途多難だな」


 って、もう保健室か。とりあえずノックして入るか。


「失礼します」

「おや?こんな朝早くから誰なんだい?」


 保健室に入ると、白衣にミニスカにガーターベルト、巨乳で胸元を強調した服で、ショートカットの髪だが、ものすごくエロい。半端なくエロい。えぇ大事なことなので二回いいました。


「二年五組の桐山祐樹です」

「へぇー君がかい。教師の間では噂になっていたよ。君は友達がいないとね」


 教師の間でも有名なのかよ。俺のボッチは。というか、保険医っぽいけど誰なんだ?


「あぁすまなかったね。自己紹介がまだだったね。私の名前は神谷(かみや) 日向(になた)だ。よろしく頼むよ」


 なんというか、エロいだけじゃなく知的な雰囲気もあるからめっちゃ大人の女性って感じだな。


「それで、今日は何の用事かね?」


 俺は朝の出来事を説明した。


「なるほど。つまり、柊先生が教室にいない間に君が報復されないためにってことでいいかね?」

「おっしゃる通りですね。ですから、しばらくこのソファーでのんびりとさせてもらいます」

「なら、のんびりする代わりに私の話相手にもなってくれないか?」

「それは問題ないですけど」


 って言ってもボッチの俺には話題がないぞ?バイトも面白いことないし、日常もいたって普通だしな。


「ちょっと聞きたいんだが、君は雪と一緒に働いていると聞いてね」

「雪さんのことを知っているんですか?」

「そうだな。関係性で言えば友人だろうか。それで、雪はどんな感じなんだ?」


 俺の唯一電話帳交換している人が、保険医と知り合いとは。ちょっと驚きだな。


「まぁマイペースですけど、優しくて世話好きで、とても良くしてもらってますよ。バイト代もときどき色をつけてもらえますし」

「ほぉ。意外だな。雪は本が大好きすぎて、人の世話なんてしないはずなんだが・・・。」


 え?そうなの?普通にご飯作ってもらったり、夏は汗かくからシャワー使わせてもらったりとかな。いろいろ本当にお世話になっているぞ。


「なんか俺と印象が全然違いますね。まぁ先生の方が付き合いが長いでしょうから、そっちが素の部分なんでしょうね。俺は単に仕事仲間っていうぐらいですから」

「・・・君がそう思っているならそれでいいと思うが、・・・まぁいいさ」


 ん?何を言おうとしたんだ?まぁ言わないってことは言いたくないことだろうし、触れないで置くか。


「それと私の事は日向さんでいいぞ。私も君のことを祐樹と呼ばせてもらうからな」

「別にいいですけど」

「今更言うのは、遅いだろうが祐樹の事情は全て知っている。祐樹が抱えている闇についても分かっている。だから、なんか愚痴でもいいから話したくなったらここに来ればいいさ。心の体調管理もひつようだからな」


 流石保険医だな。心配している空気感がまるでないように言うから、こっちも言いやすい感じにしてくれるんだな。


「桐山くんいる?」


 どうやら、柊先生のお呼び出しだな。


「また雑談楽しみにしているぞ」


 俺にウインクをして、保健室を出ていったがやはりエロいし、なにより大人だな。俺は日向さんには敵いそうにはないな。


「それで、結局どうなりましたか?」

「あの・・・一回目ということで成績に響く範囲で言えば反省文書かせて終わりですね。ただ、それだけでは足りないということで、一か月放課後一時間、学園の清掃ですね。普段誰もしないような所をさせるつもりです」


 まぁ流石に一クラスが停学処分とかなら、学園の評判に関わるから、この辺が妥当か。一か月はは絡まれることはないってことだな。


「わかりました。では、教室で授業を受けてきます」

「今回はすいませんでした。あと!必ず桐山君の力にはなりますからね!」


 俺はそういう言葉は信じられない。だから、返事はぜずに教室に戻って授業を受け始めた。

 

今回はボッチの護身の仕方的な感じのお話です。ちなみにキャラのかき分け出来ているでしょうか?分かりにくいとかがあるなら、ぜひ教えてください。参考にしますので。


感想・評価お待ちしております。応援ありがとうございます。

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