恋のアウェアネス
りんがこれまでに経験してきた「不思議体験」を物語として残します。
直感、確信、そして言葉が未来を呼び寄せてきた不思議な恋の記録です。
ある日、窓の向こうに突然、彼の顔が浮かんだ。
まるで幻のように。
それが恋の始まりだった。
疑いは一切なく、結婚するのが当然の流れのように思えた。
親の激しい反対さえも、その未来を揺るがすことはできなかった。
――私は最初から、そうなることを知っていたのかもしれない。
二度目の恋では、私はこう告げた。
「あなたと私の間には小さな川があるの。その川は越えようと思えば越えられるけれど、決して越えてはいけないの。」
なぜか、その言葉を口にした時から胸がざわめいていた。
彼はその川を飛び越えてきた。
そして気づけば、私は言葉どおりの結末を手にしていた。
彼はボロボロになり、自分の世界へと戻っていったのだ。
三度目の恋の時、私は彼に言った。
「あなたは夕日の人」
ただ美しさを伝えたつもりだった。
けれど、その言葉の奥に「沈んでいく」という影が差していた。
私はそれを口にはしなかった。
けれど不思議と、その未来は現実になった。
彼はまぶしく輝いたまま、自ら沈んでいった。
私は時に、不思議な確信を手にする。
あの時計が欲しいと念じたら、ほんとうに私の手に届いた。
けれど宝くじは当たらなかった。
なぜなら「当たる」と信じる確信を持てなかったからだ。
――確信したものは現実となり、確信できないものは現実にならない。
その法則は、私の中で何度も証明されてきた。
そして今、私は四度目の恋をしている。
彼の背中しか見えない。
それでも、私は知っている。
この恋は必ず実を結ぶ、と。
どうしてそう思うのか、理由はわからない。
ただ、不思議と未来が見えている。
――この恋の結末は、楽しみにね。
過去の恋は、どれも最初に感じた直感のとおりに進んでいきました。
だからこそ、今の恋もまた、不思議な確信に導かれていくのだと信じています。
――どうなるかは、これからのお楽しみ。




