21話 やっぱり同業者に聞くべし
「確かここら辺だったはず」
俺はこの前アオイさんとテンさんに出会った場所に来ていた。ハイドラって?あいつはローゼ達と一緒に畑に置いてきた。
「あ、居た居た。アオイさん。また買い取りしてください」
「あ、サトキ君!この前はありがとね。あのポーション最前線で戦ってる攻略組に30000ゴールドで売れたよ」
「へぇ〜。高いのによく買ってくれますね?」
「それはまだ品質3のポーションの数が少ないからね。品質が高い方が回復量も多いし、飲むのに時間が掛からないから楽になるしね。それより買い取り?やっぱりポーション?」
「はい、ヒールポーションが、マナポーション、スタミナポーションがそれぞれ200個、毒ポーションと解毒ポーションがそれぞれ100個です」
え、作ったポーションの数と合わないだって?それは自分にも使うからだよ。それに沢山出すとまたアオイさんが破産しそうだから。
「え、えげつない数だね。でも大丈夫!全部買い取るよ!ヒールポーション、マナポーションはそれぞれ20000ゴールド。スタミナポーション、毒ポーション、解毒ポーションがそれぞれ15000ゴールドだね。この前よりヒールポーションが安いのはこの前が高過ぎて買ってくれる人が限定されていたからだよ」
そうなのか?俺はあまりそう言う商売を知らないからな。ここはアオイさんに任せよう。
「ちなみになんでスタミナポーションはヒールポーションやマナポーションに比べて安いんですか?」
「スタミナは5秒で1回復するからね。あまり使わないんだよ」
「なるほど、分かった。あ、それとゾンビとスケルトンのドロップアイテムも買い取ってください」
俺はインベントリから剣や鎧、骨等を取り出した。もちろん、馬鹿にならない数を••••••。
「いいけど、高くつかないよって出しすぎ!」
「えっと、これで多分全部です」
「えっと、剣と鎧が1000ゴールドで骨が100ゴールド、布が50ゴールドだね。あ、ダークナイトの魔石とか持ってない?」
「100個程持ってますよ。あげませんけど。あ、まだ出す物が有りました!」
俺はダークナイトの鎧を5着出した。結構重い。
「あ、え、それってボスのレアドロ?それに魔石が100個って事は••••••」
「はい。周回しました」
「1着100000ゴールドで買う!えっと、ポーションで10250000ゴールド、ドロップ品で500000と162050で合計で10912050ゴールド!?」
「あの〜大丈夫?」
「大丈夫大丈夫、ポーションで儲けた分が一気に飛んでくけど••••••」
「じゃあ、大丈夫ですね〜」
俺はアイテムを渡してお金を貰う。この金で店の道具でも揃えよう!
「そういえば、テンさんは?」
「あ〜。テンは私達のお店に居るよ?生産職が5人でやってる大きな店だよ。名前は雲外蒼天だよ。ぜひ来てね〜」
「あ、俺もこの前のポーションで店を買いましてその準備のために金を集めてまして」
「そうなんだ」
店やってるなら少し相談してみよう。
「少し相談なんですけど、お店ってどんな物置けば良いんですか?」
「それは、インテリア?それとも商品?」
「インテリアの方ですね。何を置けば良いかわからないんです」
「えっと、まず商品を置く棚と精算するレジカウンター、あと雰囲気を上げるために色々な置物を置いてみたりしたら?」
「なるほど、どうやって入手した?」
「作ったよ、テンがウッドクラフターだから」
「ほうほう、ありがとう。参考になった」
「良いよ良いよ。生産者の先輩としていい顔できたから」
「それではまた今度」
「じゃあね〜」




