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 Side=第三者∥Beginning∥『Reload』



 王の間。

 先程サヤに気絶させられた騎士達が目覚め始めている。


 武官であるススルメス侯爵は騎士達に怒鳴っていた。

「お前等!!それでもこの国の騎士か!あんな賊に簡単に気絶させられおって!!」


 その怒鳴り声を聞きながら、騎士達は項垂れる。


「まったく・・・もしあの賊が国王様の命を取る気だったなら、今頃・・・」

 そう言ってススルメス侯爵は大きな溜息を吐く。


「も、申し訳ありません」

 一人の騎士が頭を下げる。


 死人は出てはいないが、騎士達のダメージは大きい。

 それは外面的なモノではない。内面的、つまりは精神的にやられている。


 簡単に賊にやられた。

 王の間に居た騎士の数は30。それが一瞬で気を失うと言う失態をした。

 気を失っていた時間は約15分。その間に何回国王を殺せるだろうか?


 それ程に屈辱的な敗北。

 今ススルメス侯爵に怒鳴られて落ち込んでいるのではなく、自分達の無能さに嫌気が差しているのだ。


「貴様等は本当に国王直属騎士団の騎士か!?」

 ススルメス侯爵は怒鳴る。


 侯爵自身も自分の無能さに嫌気が差している。

 自分がもし、全盛期の自分なら王の盾にはなれた筈。けれども、侯爵自身サヤが現れて、騎士達を薙ぎ倒した瞬間、勝てないと頭を過ぎってしまったのだ。


 騎士として戦っていた自分が、手合わせもせずに負けを認め、動けなくなってしまった。

 侯爵は騎士達に怒るのと同時に、自分にも怒りを向けている。


 あまりにも、椅子に座りすぎた。

 自分の無能ぶりは自分のせいだ。と、何度も何度も自分を叱咤した。


「まぁ、まぁ。ススルメス侯爵。それ程にしてあげてはどうですか?」

 侯爵の後ろから、コウリッド伯爵が苦笑いしながら話しかける。


「コウリッド!!これは一大事なのだぞ?騎士団が簡単に敗れたのだ!!まだまだコイツ等には言ってやらなければいけない事が山程ある!!」

 ススルメス侯爵は怒鳴る。


 コウリッド伯爵は「まぁ、まぁ」とススルメス侯爵を落ち着かせる。


 その態度に、ススルメス侯爵は怒鳴る。

「貴様!国王の命が危なかったのだぞ!?何故お前はそんなヘラヘラしている!!」


 すると、今まで苦笑いしながら腰の低いコウリッド伯爵の表情が変わる。

「僕だって・・・自分の不甲斐なさに苛立っているのですよ?・・・・ですが、今は落ち着いて下さい。怒りをぶつけるのを押さえて下さい。我々が冷静でなければ、騎士達に示しが付かない。それを理解して下さい」


 一変したコウリッド伯爵の姿に表情もそうだが、ススルメス侯爵はこれ程にこの男が切れる男をだったか?と、疑問に思ったが、今はそんな事を言っている暇も余裕も無い。


「そうだな・・・すまなかった」

 ススルメス侯爵は一度大きく息を吐き、切り替える。


 だが、その矢先。

「すんませぇ~ん。ちょっと道を聞きたくて戻って来ちゃいました」

 王の間の扉の前に、笑いながら頭を掻くサヤが立っていた。


 王の間に居た全ての人間の目が丸くなる。

 一番最初に声を出したのは、

「あらあら、道に迷ったのかしら?」


 クレマーラ王妃だった。


「ん?先程国王さんの隣に居た・・・もしかして国王さんの嫁さんですか?」

 国王だけには止まらず、サヤは王妃にまで軽々しい口調で話しかける。


 その瞬間、王の間の人間。サヤと王妃を除いた全ての人間が固まった。


 クレマーラ王妃は『史上最強の王妃』と言われる程の、軍事・政治・人望全てが揃っていた。

 そして、誰よりも厳しく、冷徹な人だ。

 特に言葉使いや態度には厳しかった。


 今、この王の間に居る人間は皆思った。


『あの餓鬼死んだな・・・』と。


 だが、その考えも全てが王妃の一言で吹っ飛ぶ。

「そうよ?私が国王の妻、クレマーラ=J=ガデランよ。以後お見知りおきを。可愛らしい賊さん♪」


 ・・・。

『そんな馬鹿な・・・・』

 今、王の間に居た人間が再度同じ事を思った。


「えっ?て、事は王妃さんですか?・・・お綺麗ですね。それに若い」

 サヤはニコニコ笑いながら王妃に向かって歩く。


 すると、

「待て賊!!!貴様、何故戻って来た!?」

 サヤに向かって怒鳴ったのは先程まで怒鳴っていたススルメス侯爵だ。


 サヤが再登場する前に、やっと落ち着いたのに、サヤの登場で一気に怒りのボルテージが上がる。


 だが、そんな事は知らないサヤは、

「えぇ~と・・・まぁ、簡単に言えば道に迷ったんだよ。この城大きいね。まるで迷路だ」


 ふざけているとしか言い様のないサヤの一言で、ススルメス侯爵の怒りが更に上がる。

「き・・・貴様ぁぁ」


 だが、サヤはそれに気付いてないのか、態と気付かないフリをしているのか、王妃に近づく。


「待て」

 今度サヤを止めたのは、騎士長だった。


「アンタは・・・騎士長で・・合っているか?」

 サヤが騎士長を見ながら首を傾げる。


「あぁ。そうだ。私は国王直属騎士団騎士長。オルフスター=ディガトだ」

 自己紹介をしている事にはしているのだが、騎士長の目には警戒しかない。


 それにはサヤも気付いたらしく、

「俺は、『無道』って言う組織のリーダーをやらせてもらっている。サヤだ」

 サヤからふざけた雰囲気が消えた。


 そこで、騎士長は初めて警戒を緩めた。

 それは、この王の間に居る全ての人間にも言える。


 先程までは、ふざけているとしか思えない雰囲気を醸し出していたサヤが、騎士長が名乗った事により、その雰囲気を一変させた。


「アンタ強かったな」

 サヤが騎士長を見ながら言う。


「い、いや。簡単に負けてしまった私に情けなど」

 騎士長はサヤの変わりように一瞬驚きながらも、表情を引き締めて言う。


「いや、守るモノの無い戦いだったなら、五分五分位だろうさ。アンタ、今万全ではないだろ?」


 その言葉に、騎士長は引き締めた表情を一気に変え、驚いた。


「な、何故それを?」


「ん?簡単な事だ。アンタの戦い方が不自然だった。どっか怪我でもしてるのか?」

 そう言いながらサヤは騎士長を見る。


「あ・・・・あぁ。腕があまり動かないのだ。筋肉の損傷が激しくてな」

 そう言いながら騎士長が自分の右腕を擦る。


 それを見て、次に辺りを見てサヤは一度大きく息を吐いた。

 そして、

「『答えよ―――主の声に―――姿と癒しの愛を見せよ!!!』」


 いきなりの詠唱で、周りの騎士達含め全ての人間が警戒する。


 だが、白い魔方陣の中から現れたのは、白い髪を靡かせた美しい女性。


「なっ・・・人間を召喚魔法で・・・」

 騎士長がエルを見ながら驚愕する。


 サヤは騎士長を見て、エルに言う。

「この人の怪我、治せるか?」


「・・・・腕?」

 エルは騎士長を見ただけで怪我の部分を理解する。


「そう。ついでに、この空間に居る怪我をしている人全員治せるか?」

 サヤが微笑みながら尋ねる。


 その会話を聞いている王の間に居る全ての人間が、今この状況を誰一人理解はしていない。

 いきなり、不可能と言われる人間の召喚。

 そして、怪我を治すなどの会話。


「・・・出来る・・けど・・・魔力・・・少し多く・・・・使うよ?」

 エルは確認を取る様にサヤを見る。


 サヤは何も言わずに頷く。


 エルは目を瞑り、詠唱する。

「『掌―――真心―――癒しは万物に力を―――次に進む力を与える―――『白心聖域治療』』」


 唱えた瞬間、王の間が光に包まれる。

 そして、


「なっ!?」

「怪我が!?」

「完治?」

「嘘だろ!?」

「俺の怪我も・・・」


 騎士達から驚嘆の声が響く。


「わ・・・私の腕も・・・」

 騎士長は自分の右腕を動かしながら、驚嘆する。


「魔力使うって言ったけど、あんまり減った感が無いぞ?」

 サヤはそんなのは当たり前だと言わんばりに、エルに話しかける。


「ご主人様の・・・魔力量が・・・異常・・・」

 エルはサラッと酷い事を言う。


 この場で、騎士以外に自分の体の変化に驚いている人がいた。

 それは、

「体が軽い・・・」


 国王が呟く。

 それを聞いた王妃が国王を見る。


「ん?国王さんどっか体悪かったのか?」

 サヤが国王を見ながら尋ねる。


「えぇ、国王は過労で、体がボロボロだったの。何度も倒れたりしたのだけれど・・・もしかして、これも貴方が?」

 王妃がサヤを見ながら尋ねる。


 実際の魔力はサヤのだけれど、行ったのはエルだ。サヤはエルを見て尋ねる。

「治した?」


「うん・・・・国王様は・・・結構危ない・・状態だった・・・」

 エルがそう言った瞬間。


 サヤの頭の中にエルの声が響く。


『・・・・毒・・・飲まされて・・・いた・・・みたい・・』


『!?それは・・・内部に国王暗殺を狙う人間が居るって事か?』

 サヤは一瞬声に出して驚きそうだったのだが、それを必死に堪えて尋ねる。


『・・・人間か・・・どうかも・・怪しい・・』


『それはどう言う意味だ?』


『・・・国王様が・・・飲んでいた毒が・・・人間の作れる・・毒じゃない・・・もしかしたら・・・』

 エルはそこで言葉を切る。


 だが、サヤには理解出来た。

『・・・悪魔か?』


『・・・断言は・・出来ない・・・けれども・・・可能性は大・・・』

 それだけ言って、エルは光に包まれる。


 サヤはこれ以上考えていても無駄だと思い、思考を切り替える。

「良かったな!国王さん。長生き出来るぜ?」


「う・・・うむ・・・・・確か・・・・サヤと言ったな?」

 国王が初めてサヤの名を呼ぶ。


「何だ?」


 国王は少し躊躇いながらも、頭を下げた。


 その姿を見て、全ての人間が驚く。

 国王が頭を下げた。しかも賊にだ。


「・・・・礼を言わせてもらう」

 国王は頭を下げながら言う。


「いや、礼は今度で良いよ」

 サヤは手を振りながら言う。


「後で?」

 国王は頭を上げながらサヤを見る。


「今此所で国王さんに礼言われても、皆々様のご機嫌は斜めのままさからさ。今はただただ俺に道を教えてくれないか?」


 その言葉に、国王は驚く。

「・・・・解った。オルフスター。彼の案内を任せる」

 国王は騎士長を見ながら言う。


 騎士長は迷わず胸に手を当て、頭を下げる。


「おっ!騎士長さんが案内してくれるのか?助かるねぇ~。おっと、そうだ。出口にいく前に、ちょっと武器庫に寄っても良いか?」

 サヤが国王を見て尋ねる。


「それは何故?」


「コイツの武器を探してやろうと思ってよ」

 そう言って、サヤは自分の後ろに隠れていたジンを前に出す。


「・・・そうか。許可しよう」


「すまんね」

 サヤとジンは歩き出す。


 騎士長は一度国王を見る。

 国王は静かに頷く。


 それを見た騎士長は、サヤとジンの後を追うように歩いて王の間を出て行った。


 その様子を見ていた国王は、自分の右手に目線を落とす。

「・・・彼は・・・一体何者なのだろうか?」


 此所に来て、今この場に居る全ての人間のサヤに対する気持ちが揺らぐ。

 賊から、国王の命を救った英雄とも言えるサヤ。


 国王はただただ、サヤの事を考える。

 一体何者で、何をしようとしているのか?


 目的は何で、何を求めるのか。


「彼は・・・やっぱり凄い子ですね」

 王妃が、王の間の扉を見ながら呟く。


 その呟きに、誰一人反論は出来ない。

 今回は王妃の言葉だからとか関係無い。


 救ってもらった。

 それだけの事で、何も言えずに居た。



 Side=第三者∥Out



















 Side=サヤ∥Beginning∥『Reload』



 俺とジン。そして騎士長さんは武器庫に向かって広い城の中を歩いていた。


 本当に広い。

 廊下の大きな窓からは、街を一望出来る。

 俺の隣を歩くジンは、心なしか緊張している様だった。


 すると、先程まで黙っていた騎士長が俺に話しかける。

「どんな武器を探しているのだ?」


「ん?いや、決まった武器は探してないよ。ただ、この少年は得物を持ってないからな。自己防衛の為の武器を持たせてやろうと思っただけさ」

 俺は辺りをキョロキョロしながら答える。


「・・・一つ聞かせてもらって良いか?」


「俺の情報収集か?」


「!?」


 騎士長が俺を見て驚いている。

 だが、直ぐに表情を引き締める。


「いや、君の事を信用していない訳ではない・・・」

 騎士長はそう言うが、

「いや、良いよ。信用しなくて。アンタ等が俺の事を信用していない様に、俺もアンタ等の事を信用していない。だから別に信用しなくて良い」


 俺が素っ気なく言うと、

「・・・すまない」

 騎士長が律儀に謝る。


「・・・まぁ、俺の詳しい事は言えないけどよ。目的は教えてやるよ」

 俺は悪戯に微笑みながら言う。


「目的?」


「そう。何で俺が『ローデン』の兵隊と戦うか、だ」


「・・・誰かの為か?」

 騎士長が尋ねる。


「確かに誰かの為はあるが、決まった奴の事じゃない」


「では一体?」


 俺は立ち止まり、騎士長を見る。

「この国に住まう無関係な人間の為だ」


 以外な目的だったのか、騎士長が驚く。

 俺は気にせず続ける。


「この国が人間派世界派の下らない戦争をしていたのなら、別に守ろうなんざ思わなかったさ。けどよ、この国は『中立』だ。その立場が、戦争の被害者に取ってどれ程の助けになるか、解るか?絶大だよ。この国はこの腐った世の中の助けなんだよ。逃げ道と言っても良い。その為、この国には様々な国の人間や、種族が住んでいる。この国は正しい世界の縮図なんだよ。この国の在り方が、この世界の在り方の筈なんだ。けどよ、今の世界は戦争だのなんなの言って、人一人なら簡単に殺せてしまう。それが我慢出来ない。俺はな・・・全部を救うとか、大層な事は言わない。てか、きっと救えない命の方が多いだろうさ。けどよ、動かないと・・・駄目だろ?」


 そう言って、騎士長を見る。騎士長は意味深な程に真剣な表情だった。

 俺は笑い、

「まぁ、アンタ等に取っては、賊の戯れ言だろ?」


 そう言って、俺は歩き出す。


 すると、

「いや・・・私は君の考えは正しいと思う」


「んぁ?」

 俺が後ろを振り返っても、騎士長はそれ以上何も言わなかった。

 まるで、言葉は不要だろ?と、言わんばりの騎士長の雰囲気に、少し興味が湧いた。


「・・・そうか」

 俺はそれだけ言って歩き出す。

 ジンと騎士長も歩き出す。















 とまぁ~少し格好付けたのだが、結局武器庫に行っても、少年の気に入る武器は見つからなかった。


「結局無駄骨だったのかよ・・・」

 俺は城の正門を歩きながら呟く。


「だ、だってよ!!しっくりくるモノが無かったんだから仕方無いだろ!?」

 ジンが言い訳をする様に叫ぶ。


 俺はジンの頭を鷲掴みにし、

「敬語を使え」


 威圧して睨んだ。

 ジンは首を縦に振る。


「・・・サヤ君」

 騎士長が立ち止まり、俺の名を呼ぶ。


 武器庫に行くまでに、少しは打ち解け名前で呼び合う仲に一応なった。

「何だ?」


「君はいつ動く?」

 動く。と、言うのは俺が『ローデン』の兵隊に攻撃を仕掛ける事についてだ。


 俺は腕を組んで考える。

「ん~・・・近々とだけ言っとく」


 そう俺が言うと、騎士長は苦笑する。

 最初は堅い奴と思ったが、話せば解る良い奴だ。


 俺は騎士長の側まで行き、手を差し出す。

 騎士長は一瞬きょとんとした顔をするが、直ぐに握手だと解り、騎士長も手を差し出し、握手する。


 俺はその瞬間、騎士長の頭に言葉を流す。


「!?」

 それを聞いて、騎士長は驚きを露わにするが、俺が口の前で人差し指を立てて、「シー」っと言ったジェスチャーをすると、表情を引き締めなおす。


「それじゃ」

 俺は手を振りながら、城の正門を潜る。


 さてさて・・・色々なアクシデントはあったけど、一応は第一関門突破。

 カロとフォーリはどうだろうな・・・もしかしたら、初『無道』の活動は俺一人かもしんないな・・・寂し・・・。



 Side=サヤ∥Out
























 Side=オルフスター=ディガト∥Beginning∥『Reload』



 サヤ君の後ろ姿を見ながら、握手をした時に頭の中に流れ込んだサヤ君の言葉を思い返す。


『気をつけろ。城内部に『ローデン』の人間が潜り込んでいる。もしくは、『ローデン』と内通する人間だ。悟られない様に、慎重に国王の護衛を強化しろ』


 一瞬、驚きの声を出す所だった。

 それ程に驚愕。


 まさか・・・自分達の懐に、敵がいる。

 私は拳を強く握る。


『あっ!それと、もしかしたら俺の仲間が此所に来るかもしれないから。その時は入れて上げてくれよ。一人はフード付きローブみたいな服装のニコニコしてる男と、もう一人はボディースーツを着た金髪短髪の目つきが悪い男だから。よろしくね』


 ・・・結構身勝手な男だったな。

 いや、売名の為に城に乗り込むのだ。自己中心的な男だ。


 けれども、嫌な感じはしなかった。

 それ程に、彼は凄まじい男だ。


 私は城を見上げる。

 この中に・・・もう一度強く拳を握り、決心する。


 国王には・・・触れさせない。

 国王直属騎士団騎士長として・・・自分のプライドに賭けて。



 Side=オルフスター=ディガト∥Out








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