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11月15日

 今日は七五三だ。

 朝目が覚めると右側から温もりが、左側から冷たさが感じられた。

 びっくりして掛け布団をめくると、小さくなった雪女と鬼の女将さんに抱き着かれていた。

 鬼って体温高いんですね。

 寒暖差で風邪を引きそう。


 お茶を飲んだりゲームをしたりしてまったり3人で午前中を過ごすと、ちっこいふたりが出かける準備をし始めた。

 ぼっと見ているとロリババアに「ひかみも出かける準備をするのじゃ」と言われた。


 さんにんでおててを繋いで商店街までの道を下ると、彼女らがちっこくなっている理由が分かった。

 商店街は紅白色に染まっていて、おめかしした子供連れが多く見かけられる。

 もしかして自身も子供連れの区分に含まれるのではないだろう。

 ふたりに連れられやってきたのはラーメン屋の隣の割烹店。

 こんな店あったのか。

 中に入ると待っていたのは、白いコックコートに身を包んだ夏祭りで冷やしたきゅうりを売っていた河童さん。

 髪の色が紺色の所為か、店内の雰囲気とマッチしている。

 一番奥のカウンター席では今川焼大好き神様が寿司を食べていた。

 正に河童寿司。

「来るのは聞いていたけど何で凍神までちっこくなってんだ?」

「あれえ河童知らないの~? 今日しちごさんなんだよー」

「知っとるわ。お前ら年を考えろ年を」


 河童さんが出してくれた手まり寿司は彩りよく美味しかった。

 また具が少なめの味噌汁も美味しくて、毎日飲みたいと思ってしまう程だった。

 聞くところによると夏祭りでの稼ぎが思ったよりよく今日はその感謝だったらしい。


 雪女のサイズは当分小さかった。

 

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