6月1日
しま〇らはいいぞ
今日は6月1日。
ニコラ・レオナール・サディ・カルノーの誕生日。彼は火の動力で熱効率に限界はあるのか、そしてどうすれば効率を最大限に高めることが出来るのかを説いている。コレラによって若くなくなっているが、もしも病に伏すことがなければ熱力学は更なる飛躍を遂げただろう。
カルノーは知らずともカルノーサイクルという言葉を知っている人は少なくないはずだ。
また彼、彼に問わず時代に名を残している学者は趣味に運動や演奏を持っている為、それらを真似し楽しむことが成果への近道だろう。
何故、誰もそれをしないのか。それは誰しもそれを遠回りだと認識してしまうからだろう。認識を変えない限り生涯においては成功しにくくなってしまうのだ。
また今日は彼女にも少なからず関係がある日だ。関係がないと言われたらそれまでだが。
旧暦の6月1日に氷室の日として親しまれてきたのだ。加賀藩が将軍家に氷を献上したことが謂れとされている。
現代では新暦の今日が氷の日として制定されている。
本当に関係性は希薄だが。
しかしながら6月は余程の猛暑ではなければアイスを口にしたくはないものだ。
それにうちの室温は年がら年中25度だ。
そんなことはおいておいて今日は世間一般では衣替えだ。
「雪女って衣替えするの?」
今日もまったりゲームをしている彼女に問いを投げかける。
「結構わたしの事見ていないのね」
「だってパジャマでいることが増えたじゃないか」
「それはそうと出かける時くらい……。出かけないね! 昼に出かける時は洋服来ているし、本当和服着てないね」
まあ、一般の日本人よりは着ているだろう。普通の人、温泉旅行に行った時ぐらいしか着ないし。
「秋から春が少し重い袷で、水無月と長月は袷から裏地を除いた単衣、夏は風通しの良い薄物を着ている……はず」
「パジャマ意外に着るものは?」
「洋服と浴衣!」
雪女の欠片もないな。
「でもさ、書とかに描かれる雪女は大体袷なのよね、四季知らないのかな」
描いた彼らも万年冬のイメージな雪女に指摘されるとは思ってもいないだろう。
ラーメン屋の女将さんに見繕いのお願いのメールをしたら「しま〇らでいいかの? われそこしか行かんからの」と返事がきた。了承のメールを送っておいた。




