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5月2日

 今日は八十八夜である。

 そしてかの有名なレオナルドダヴィンチが亡くなられた日でもある。

 当時、様々な分野に業績を残しているため、今彼を知ると芸術家よりも万能な錬金術師の様にも思える。

 そのうちガリレオの遺産如く、ダヴィンチの遺産はどこにある、とか言った台詞が流行りそうだ。


 

「最近この辺で霜害が流行っているらしいな」

「え? 私疑われている?」

「ないない。そんな事してもお前に得ないだろ。それに原理が違う」


 そう言って熱いお茶をぐびっと飲む。熱い。これが雪女だったら溶けているだろう。

 最近やっているゲームでは熱耐性がある雪女が出てくるのだが、実物が身近にいると、ただの熱さに強い氷の魔法使いにしか思えない。

 うちのは湯気までなら大丈夫だ。

 そんな彼女は凍らしたお茶を食べていた。

 夏にはペットボトルごと凍らせたお茶が流行るが、溶かさず口にするのは彼女だからと言った所か。

 流石、雪女だけある。楽しみ方は人それぞれだ。

 そんな感じで夜は更けていった。

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