表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/50

4月29日

 本日は昭和の日である。2006年まで、みどりの日だった日。

 この記念日のコンセプトを守ろうと思って色々購入した。


「何その浴衣」


 眼を擦りながら居間に入ってきた雪女にそう言われた。


「昭和の日だから形から入ろうと思って。それに色々買ってきた」


 雪女の目の前に買い物袋を置く。


「まずポッキーとリンゴジュース、オレンジジュース、ビスコ、チェルシー、ウエハース」

「おお、現代版の昭和だ」

「アーモンドフィッシュにラムネ」

「ラムネは明治」

「流石、ババア」

「凍らすぞ?」

「ごめんなさい」


 買い物袋を一通り漁り終えた雪女は抹茶味のポッキーを食べ始めた。

 昭和に抹茶味のポッキーはない。


「あれ、ある? レスカ」

「そう言えば買ってないな。冷蔵庫に材料あるから作ろうか?」

「よろぴく」

「ふっる」

「うるさい」


「仕込んできたから夜には出来ると思うよ」

「ほーい」


 雪女が随分と懐かしいゲームをやっていた。

 現代版にリメイクされたハードだったが。

 液晶テレビで謎のイタリア人の兄弟を冒険させた。


 昼は雪女の注文で、豚の生姜焼きとポテトサラダを作った。


 午後もポケットのモンスターを、ゲームボーイで通信ケーブルを使って戦わせたり、野球盤をしたりした。

 夕食の後は季節外れの線香花火をした。

 火力が大きい花火だと雪女は楽しめない為。

 寝る前に、2人でフィルムカメラで写真を撮った。

 現像するのが楽しみである。

4月編終わります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ