表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
527/554

閑話:

 俺は()()誰かに届かぬ手を伸ばす。




――何故、俺が勇者教総本山ヴァルハラではなく大魔王城に召喚されたのか。




――何故、俺が他の場所でセーブができなかったのか。




――何故、俺が勇者として何もチートを持たされていなかったのか。




 すべてはここに帰結する。




 そう、これは始まりでは無く、()()()()()()()()()()()




――だからどうしたと俺は手を伸ばす。




 誰かはずっとそこにいて、ずっと俺を導いてくれていた。




 いずれ誰かが辿り着く終着点から、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと。




――それでもと俺は手を伸ばす。




 今の俺では決して届かぬ領域に。




 いつか必ず俺がたどり着くと、いつか必ず迎えに行くと。




 夢物語を言葉に紡いで――俺はその瞳を閉じた。




 これは()()()へ向かうための物語。




――結末(おわり)は、必ず訪れる。

11話は本日中に投下予定です。

のんびりーと待っていただければ幸いd( ˘ω˘)スヤァ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ