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勇者だけど大魔王城で執事やってます。え、チートってもらえるものなの?  作者: 黒丸オコジョ
第六章:消えたメイドと勇者な執事。脳細胞がトップギアだぜ!
307/554

序:小さいころって石ころを拾っては宝物のように大事にしていたよね?

 異界からこの世界を()()させるために呼ばれた存在――勇者。



 勇者はこの世界の影から生まれし魔王を滅ぼすために神々によって各地に呼び出され、その力を振るう。



 国に重用され、神々を啓もうする人々に愛される――それが勇者だ。



 私はその意思を継がなければならない。



 幾百、幾千もの勇者達の想いを継いで。



 母の意思を――遺志を継いで。



 勇者の娘として。



 ()()()()()()()として――

一話は本日中に投下できたらいいなと思っていま( ˘ω˘)スヤァ

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