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勇者だけど大魔王城で執事やってます。え、チートってもらえるものなの?  作者: 黒丸オコジョ
第三章:炎の龍と温泉と、勇者な執事でベストマッチ!
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閑話

――声だ。


 声が、聞こえる。


 声が、聞こえた。


 曰く、


 ――貴方と共にあると。


 ――貴方の傍にいると。


 ――貴方を愛していると。



 どこか聞き覚えのある優しいその声。


 どこか懐かしく愛おしいその声。



 けれどもその言葉は遠く、声の主の姿は白く朧気に見えるだけ。


 その誰かを思い出そうとするけれども、思い出すことは許されない。


 その誰かに声を出すけれども、声を出すことは叶わない。


 揺蕩(たゆた)うような暖かな光が世界に溢れる。ああ、俺はまた――

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