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序:ろうそくの火っていつまでもぼーっと見てられるよね?
――燃え盛る炎。
それは、己そのものだ。
炎とはすなわち熱であり、エネルギーであり、生命の根幹ともいえる。
――己は炎だ。
けれども小さな炎だ。他からしてみれば己はちっぽけな火にも見えるだろう。
――だが、それでも己が心は炎である。
母なる劫火から分かたれた己は未だ種火でしかない。だから。ああ、そう、だからこそ。己を燃え盛らせるナニかが必要なのだ。
――己は炎だ。しかし、まだ小さな、小さな命だ。
――燃え盛る炎。
それは、己そのものだ。
炎とはすなわち熱であり、エネルギーであり、生命の根幹ともいえる。
――己は炎だ。
けれども小さな炎だ。他からしてみれば己はちっぽけな火にも見えるだろう。
――だが、それでも己が心は炎である。
母なる劫火から分かたれた己は未だ種火でしかない。だから。ああ、そう、だからこそ。己を燃え盛らせるナニかが必要なのだ。
――己は炎だ。しかし、まだ小さな、小さな命だ。
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