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0009 鉄の世界9
夜になった。
何だ、この莫大な魔力は?
そう思うと、自分が夢の中にいた。
また、あの夢だ。
星空の中でロクは目を覚ました。
植物は空を滑空する。
「ロク!伏せて!」
炎の玉が天空から降ってきた。
「ジュナと言ったわね!今度は本気でいかせてもらうわよ!」
「こっちこそ、そんな変体さんには負けませんよ。」
ジュナは無尽蔵の魔力を注ぎ、ルナナティア・トーンへ植物の嵐を放った。
ルナナティア・トーンはホウキから飛び降りると、空を舞うように植物を、炎で相殺していく。
「ロク。」
ロクの全身が緊張した。
「その子を殺しなさい。」




