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コカトリス  作者: 虫灯暇
第9章 炎の業火と金の氷
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0087 闘争6

ルナナティアが戦闘で疲れた後、起きたら何時ものベッドの中だった。

レインが横で本を読んでいる。英語のハウツー本だ。

メイドが来て、小さいテーブルにグレープフルーツを置いた。一礼して、ドアの外に出た。

「グレープフルーツ。良かったら食べてね。」

ルナナティアはレインを抱きしめた。

「私、私、もしレインが来てくれなかったらと思うと・・・!」

「オレがいるのは戦闘力に加算しないかい?」

よしよしと、泣くルナナティアを慰めた。

「コートなら新しいのを買ってあげるよ。」

今では、実家より居やすいこの空間。

「勇気を出したね、頑張ったね。じゃあ、ボクは行くから。」

にっこり笑って、長い髪を窓の風に揺らしながら、レインは部屋を出た。

一年前、15才の時に実家を飛び出して良かったと思った。

18才のレイン・オーウィンは自分を拾った後、こう言った。

「いつでも頼ってよ。」


レインがカフェでコーヒーを飲んでいた時だった。

「頼むから、なんでドローンにシャルロットの植物、絡ませて操作して、魔法具2個迎撃しないといけないんだ?それと、レイティアって、昔から友好関係あるんだ。頼むなよ。レイティア絡みは。」

ロクがウィンナーコーヒー飲みながら、早口に捲し上げた。

「戦闘モードのレイティアにびっくりしなかったのか?!」

「レイティア家の気風は知ってる。」

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