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0087 闘争6
ルナナティアが戦闘で疲れた後、起きたら何時ものベッドの中だった。
レインが横で本を読んでいる。英語のハウツー本だ。
メイドが来て、小さいテーブルにグレープフルーツを置いた。一礼して、ドアの外に出た。
「グレープフルーツ。良かったら食べてね。」
ルナナティアはレインを抱きしめた。
「私、私、もしレインが来てくれなかったらと思うと・・・!」
「オレがいるのは戦闘力に加算しないかい?」
よしよしと、泣くルナナティアを慰めた。
「コートなら新しいのを買ってあげるよ。」
今では、実家より居やすいこの空間。
「勇気を出したね、頑張ったね。じゃあ、ボクは行くから。」
にっこり笑って、長い髪を窓の風に揺らしながら、レインは部屋を出た。
一年前、15才の時に実家を飛び出して良かったと思った。
18才のレイン・オーウィンは自分を拾った後、こう言った。
「いつでも頼ってよ。」
レインがカフェでコーヒーを飲んでいた時だった。
「頼むから、なんでドローンにシャルロットの植物、絡ませて操作して、魔法具2個迎撃しないといけないんだ?それと、レイティアって、昔から友好関係あるんだ。頼むなよ。レイティア絡みは。」
ロクがウィンナーコーヒー飲みながら、早口に捲し上げた。
「戦闘モードのレイティアにびっくりしなかったのか?!」
「レイティア家の気風は知ってる。」




